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Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド
FUJITSU Software

4.3.2 yumリポジトリサーバの構成変更

yumリポジトリサーバの構成を変更した場合、Linux業務サーバ(yumクライアント)のyumキャッシュを削除する必要があります。yumのキャッシュ削除が必要な場合は、swcfmg_notify_yumcacheclean(yumキャッシュクリーン通知コマンド)を実行します。swcfmg_notify_yumcacheclean(yumキャッシュクリーン通知コマンド)の詳細については、『リファレンスガイド』を参照してください。

本操作は、インフラ管理者が行います。

注意

Linux業務サーバ(yumクライアント)のyumキャッシュ削除の実施の判断は、メッセージなどから判断することはできません。yumリポジトリサーバの管理者であるインフラ管理者が、yumリポジトリサーバの構成を変更した場合は、必ずyumキャッシュクリーン通知コマンドを実行してください。

なお、yumリポジトリサーバの構成を変更したが、yumキャッシュクリーン通知コマンドを実行しなかった場合は、ディスカバリを行っても、Linux OSパッチの適用状況は古い情報で管理コンソールに表示されます。

yumリポジトリサーバにRPMパッケージを登録し、かつLinuxパッチ管理対象定義を設定したが、管理コンソールのLinux OSパッチ情報にyumリポジトリサーバに登録したはずのRPMパッケージが表示されない場合は、Linux業務サーバのyumキャッシュが再作成されていない可能性があります。yumキャッシュクリーン通知コマンドを実行後、ディスカバリを行ってください。Linuxパッチ管理対象定義については、「2.8.2 Linux OSパッチ管理対象の定義」を参照してください。

それでも、yumリポジトリサーバに登録したRPMパッケージが管理コンソールのパッチ一覧に表示されない場合は、そのRPMパッケージを適用できるLinux業務サーバは、現在配備されていません。