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Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド
FUJITSU Software

4.2.2 管理サーバのバックアップ

Systemwalker Software Configuration Managerの管理サーバのバックアップ方法について説明します。

以下の手順でバックアップを行ってください。バックアップを行うまえに、Systemwalker Software Configuration Managerを停止する必要があります。

Systemwalker Software Configuration Managerの起動・停止方法については、「第3章 Systemwalker Software Configuration Managerの起動・停止」を参照してください。

4.2.2.1 バックアップに必要なディスク容量

Systemwalker Software Configuration Managerのバックアップを行うまえに、バックアップに必要なディスク容量の見積もりを行います。以下を参考にバックアップする資産に必要なディスク容量を見積もってください。

資産

必要なディスク容量

Systemwalker Software Configuration Manager

【Windows】

必要なディスク容量 =
+ [メディアライブラリのインストール先]配下の容量の合計 (*1)
+ [CMDBマネージャのデータベース格納先]\FJSVcmdbm\Shunsaku\directorData 配下の容量 (*2)
+ [CMDBマネージャのデータベース格納先]\FJSVcmdbm\fcmdb\file 配下の容量 (*2)
+ [Systemwalker Software Configuration Managerのインストールディレクトリ]\SWCFMGM\SWCFMGDB配下の容量の合計
+ 100MB 

【Linux】

必要なディスク容量 =
+ [メディアライブラリのインストール先]配下の容量の合計 (*1)
+ [CMDBマネージャのデータベース格納先]/FJSVcmdbm/Shunsaku/directorData 配下の容量 (*2)
+ [CMDBマネージャのデータベース格納先]/FJSVcmdbm/fcmdb/file 配下の容量 (*2)
+ /var/opt/FJSVcfmgm/SWCFMGMDB配下の容量の合計
+ 100MB

*1:セットアップで指定した"メディアライブラリのインストール先"のサイズ。

*2:セットアップで指定した"CMDBマネージャのデータベース格納先"のサイズ。

ServerView Resource Orchestrator

『ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition 運用ガイド』の「バックアップ・リストアのしくみ」を参照してください。

4.2.2.2 ユーザー情報のバックアップ

ディレクトリサービスのバックアップを行うことで、ユーザー情報のバックアップを行います。ディレクトリサービスのバックアップ方法については、以下のServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。なお、ServerView Resource Orchestratorと連携している場合、ユーザー情報のバックアップは、ServerView Resource Orchestratorで行ってください。

【Windows】

【Linux】

4.2.2.3 ServerView Resource Orchestrator資産のバックアップ(ServerView Resource Orchestratorと連携時)

ServerView Resource Orchestrator資産のバックアップは、オフラインバックアップを行ってください。オンラインバックアップでは、CMDB資産はバックアップされません。詳細は、『ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition 運用ガイド』の「管理サーバのオフラインバックアップ」を参照してください。

4.2.2.4 Systemwalker Software Configuration Managerのバックアップ

Systemwalker Software Configuration Managerのバックアップは、コマンドプロンプトで以下のコマンドを使用して行います。コマンドの詳細は『リファレンスガイド』を参照してください。

コマンド名

概要

swcfmg_backup

ユーザー資産のバックアップを行います。

注意

  • ユーザー資産のバックアップは、OSの管理者権限(administrator/root)を持つユーザーアカウントで行ってください。

  • バックアップ先には十分な空き容量があるディレクトリを指定してください。

  • バックアップ中に容量不足が発生した場合は、バックアップ先のデータをすべて削除します。