ユーザーの異動により、ユーザーの所属テナントを変更できます。
ユーザーの異動は、ユーザー情報管理コマンドで行います。詳細は、『リファレンスガイド』の「swcfmg_account(ユーザー情報管理コマンド)」を参照してください。
異動するユーザーがサーバグループを所有している場合、ユーザーの異動を行っても所有するサーバグループの所属テナントは変更されません。ユーザーの異動と同時に、以下のどちらかの対処を行ってください。
ユーザーを異動するまえに、所有するサーバグループの所有者を異動元テナント内の他のユーザーに変更する
サーバグループの所有者の変更については、「2.3.4 サーバグループの所有者の変更」を参照してください。
ユーザーを異動したあとに、所有するサーバグループを異動先テナントに異動する
サーバグループの異動については、「2.3.3 サーバグループの異動」を参照してください。
注意
テナント利用者を異動する場合、異動するユーザーが管理者となっているジョブが、実行中、選択中(異常)、または、待機中の状態でないことを確認してください。ユーザーの異動後は、ユーザーはジョブを操作できなくなります。実行中、選択中(異常)、または、待機中のジョブの確認は、[ジョブ管理]画面、または、ジョブ情報管理コマンドの一覧表示で行ってください。上記の状態でユーザーを異動してしまった場合は、テナント管理者がジョブを操作してください。