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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.4 (伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

H.1 チェックリスト一覧

表H.1 各方式共通

NO

確認項目

説明

チェック欄

1

ネットーク構成

同一ネットワークに冗長化していないNICを複数接続していないことを確認してください。

OK/NG

2

VLANの設定

ネットワーク機器にポートVLAN、タグVLANが正しく設定されていることを確認してください。

OK/NG

3

ネットワークの冗長構成

不要なネットワークループを作成していないかを確認してください。

OK/NG

4

ファイアウォールの設定

ファイアウォールがある場合は、フィルタリングが適切に設定されているかを確認してください。

OK/NG

5

IPアドレスの設定

各ノードでIPアドレスが重複していないかを確認してください。クラスタ構成の場合、各ノードで引継ぎ仮想IPアドレスが同一に設定されていることを確認してください。

OK/NG

6

サブネットマスクの設定

GLSが使用するIPアドレスに対してhanetmaskコマンドでサブネットマスクが設定されていることを確認してください。

OK/NG

7

ホットプラグの設定

GLSで使用しているNICに対してOSのホットプラグ機能を無効化するよう設定されていることを確認してください。

OK/NG

8

ホスト名の設定

IPアドレスではなくホスト名を使用してGLSを設定している場合は、「ホスト名変換機能」を有効にしてください。

OK/NG

9

設定変更時の反映手順

GLSの設定を変更した場合、リブート等の設定を運用に反映する手順が必要です。反映手順が実施されていることを確認してください。

OK/NG

10

ネットワーク機器保守時の手順

保守のためにpingの監視先のネットワーク機器を停止した場合、GLSでネットワーク異常を検出してしまうことがあります。また、クラスタ構成で運用している場合は、ノード異常になる可能性があります。ネットワーク機器の保守時は監視を一時的に停止する等の手順を担当者間で確認してください。

OK/NG

11

ネットワーク機器の速度設定

ネットワーク機器またはサーバのNICの速度設定が正しく行われていることを確認してください。オートネゴシエーションと全二重固定を設定した場合、半二重と全二重通信になり、通信が不安定になります。

OK/NG

12

アプリケーション

使用するアプリケーションが、TCP、UDPを利用したTCP/IPアプリケーションであるかを確認してください。

OK/NG

表H.2 高速切替方式

NO

確認項目

説明

チェック欄

1

ネットワークアドレス

ネットワークアドレスが適切に設定されていることを確認してください。自側と通信相手の仮想IPアドレスは同一ネットワークアドレスにする必要があります。

OK/NG

2

ノードの構成

クラスタ構成の場合、3台以上のノードで高速切替方式を導入する必要があります。

OK/NG

表H.3 NIC切替方式

NO

確認項目

説明

チェック欄

1

監視先の選定

NIC切替方式の監視先が適切に選定されていることを確認してください。頻繁にリブートするサーバは監視先としては適しません。

OK/NG

2

監視時間の調整

監視時間を短くする場合は、アプリケーションや監視先の状態を考慮して設定されていることを確認してください。

OK/NG

3

ケーブル

NIC切替方式の監視先としてプライマリの監視先、セカンダリの監視先がそれぞれ正しいスイッチにケーブル接続されていることを確認してください。

OK/NG

4

静的経路の設定

NIC切替方式に対して静的経路を設定する場合、仮想インタフェースが束ねている両方のインタフェースに対して静的経路が設定されていることを確認してください

OK/NG

表H.4 仮想NIC方式

NO

確認項目

説明

チェック欄

1

インタフェース設定ファイル

仮想インタフェースのインタフェース設定ファイル(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-shaX)に、IPアドレスやサブネットマスクが記述されていることを確認してください。

OK/NG

2

監視先の選定

仮想NIC方式の監視先が適切に選定されていることを確認してください。頻繁にリブートするサーバは監視先としては適しません。

OK/NG

3

監視時間の調整

監視時間を短くする場合は、アプリケーションや監視先の状態を考慮して設定されていることを確認してください。

OK/NG

4

ケーブル

仮想NIC方式の監視先としてプライマリの監視先、セカンダリの監視先がそれぞれ正しいスイッチにケーブル接続されていることを確認してください。

OK/NG

表H.5 GS連携方式

NO

確認項目

説明

チェック欄

1

ネットワークアドレス

ネットワークアドレスが適切に設定されていることを確認してください。自側と通信相手の仮想IPアドレスは異なるネットワークアドレスにする必要があります。

OK/NG

2

通信相手先の設定

hanetobservコマンドの設定が正しいかを確認してください。

OK/NG

3

ネットワーク機器に対する設定

GLSからルータやLANC2を経由してGSと接続する場合、ルータやLANC2に、GLSの仮想IPアドレスに対するゲートウェイの経路を設定する必要があります。また、GLSを使用しているサーバと接続された機器がRIPv1を送信するように設定されているかを確認してください。

OK/NG

4

監視時間の調整

上位アプリケーションで仮想IPアドレスを使用した通信に対して監視を行っている場合は、GLSがネットワークを切り替えるまでの時間で異常を検出しないように監視時間を調整してください。

OK/NG

5

通信相手停止時の保守手順

クラスタ構成でGLSを使用しているときに、通信相手を完全に停止させる場合の保守手順を確認してください。片方のクラスタノードを再起動した場合、他方のノードはすべてのネットワークが異常となったと判断してノード異常になります。

OK/NG

6

通信相手のPTF

通信相手のGSにGLSと接続するために必要なPTFが適用されていることを確認してください。

OK/NG