ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.4.1 メッセージ集
FUJITSU Software

1.1.3 詳細情報(COBOLアプリケーション連携機能使用時)

COBOLアプリケーション連携機能使用時のみ、ソースが「ListCREATOR」のイベントログのメッセージ本文の末尾に、以下のいずれかの詳細情報が出力される場合があります。

以下に、詳細情報として出力される任意の文字列について説明します。

帳票:XXXX

XXXXには、処理中の帳票名が出力されます。処理によって、これらの情報を出力できない場合は、空白となります。

詳細:ZZZZ

ZZZZには、メッセージの補足となる詳細情報が出力されます。詳細情報がない場合は、空白となります。

コード:NNNN

NNNNには、メッセージの補足となる16進数のコードが出力されます(システムエラーコードなど)。詳細情報がない場合は、00000000となります。
システムエラーコードの詳細については、システムに添付のドキュメント、またはマニュアルをご確認ください。

詳細コード[DDDD]

DDDDには、エラー内容を示す以下の詳細コードが出力されます。

表1.1 ソースが「ListCREATOR」のイベントログの詳細コード

詳細コード

原因と対処方法

5

アプリケーションサーバのメモリ資源不足です。
以下の対処を行い、COBOLアプリケーションを再度実行してください。

  • 不要なアプリケーションを終了する

  • 仮想メモリを増やす

  • メモリを増設する

9

アプリケーションサーバで環境設定ファイルへのアクセスに失敗しました。または、環境設定ファイルの内容が正しくない可能性があります。
コネクタ連携機能の環境設定ファイルの内容を確認してください。

11

アプリケーションサーバでコネクタサービス(ListCREATOR Connector)が停止されたため、処理を打ち切ります。アプリケーションサーバでコネクタサービス(ListCREATOR Connector)を起動して、再度実行してください。

12

以下の原因が考えられます。

  • アプリケーションサーバでコネクタサービス(ListCREATOR Connector)が起動していない

  • コンピュータが高負荷な状態である

原因に応じて以下の対処を行ってください。

  • アプリケーションサーバでコネクタサービス(ListCREATOR Connector)が起動しているか確認する
    コネクタサービスの起動については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

  • コンピュータが高負荷な状態の場合は、しばらく待ってから再度実行する

23

通信対象のコンピュータがすでに接続可能最大数のコンピュータと接続済みのため、接続に失敗しました。
実行中の業務の終了を待ってからCOBOLアプリケーションを実行するか、または接続可能最大数を変更してください。

24

通信エラー、または帳票出力中に転送タイムアウトが発生しました。
ネットワーク環境を見直してください。ネットワーク環境に異常がない場合は、転送タイムアウト時間の変更を行ってください。
転送タイムアウト時間を変更するには、環境設定ファイルであるDefaultTransferPropertyファイルのbufferTimeoutプロパティを変更する必要があります。
コネクタ連携機能の環境設定の詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

29

通信対象のコンピュータが存在しない、または通信対象のコンピュータの名前解決に失敗しました。
以下を確認してください。

  • 環境変数LM_HOSTNAMEの指定

  • 出力属性ファイルのHOSTNAMEキーワードの指定

  • コンピュータのホスト名解決の設定

42

アプリケーションサーバでコネクタサービス(ListCREATOR Connector)が起動されていないため、処理できません。
アプリケーションサーバでコネクタサービス(ListCREATOR Connector)を起動してから再度実行してください。

43

アプリケーションサーバでシステム資源が不足しているため、処理できません。
以下の対処を行って、失敗した操作を再度実行してください。

  • 不要なアプリケーションを終了する

  • 仮想メモリを増やす

  • メモリを増設する

49

アプリケーションサーバでディレクトリ、またはファイルのアクセスに失敗しました。
以下を確認して、アプリケーションを再度実行してください。

  • アプリケーションサーバに配置するPDFファイルのパスで指定した上位ディレクトリへのアクセス権があるか、および上位ディレクトリが存在するか

  • アプリケーションサーバに配置するOWFファイルのパスで指定した上位ディレクトリへのアクセス権があるか、および上位ディレクトリが存在するか

51

アプリケーションサーバでディレクトリ、またはファイルのアクセス権がありません。
アプリケーションサーバで指定したディレクトリ、またはファイルにアクセス権があるかを確認して、アプリケーションを再度実行してください。

52

アプリケーションサーバでディレクトリ、またはファイルが存在しません。
アプリケーションサーバで指定したディレクトリ、またはファイルが存在するかを確認して、アプリケーションを再度実行してください。

69

通信対象のコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。
通信対象のコンピュータのディレクトリ、帳票、またはファイルの存在を確認して、再度実行してください。

71

通信対象のコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。
通信対象のコンピュータのディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセス権を確認してください。

72

以下の原因が考えられます。

  • 通信対象のコンピュータにディレクトリ、帳票、またはファイルが存在しない

  • アプリケーションサーバに配置するPDFファイルのパスを指定しているが、出力方法にPDFファイル生成を指定していない

  • アプリケーションサーバに配置するOWFファイルのパスを指定しているが、出力方法にOWFファイル生成を指定していない

原因に応じて以下の対処を行ってください。

  • 通信対象のコンピュータにディレクトリ、帳票、またはファイルが存在するかを確認する

  • アプリケーションサーバに配置するファイルに対して、出力方法の指定が正しいかを確認する

121

以下の原因が考えられます。

  • 通信対象のコンピュータでコネクタ連携機能のセットアップが行われていない

  • 通信対象のコンピュータでコネクタサービス(ListCREATOR RemotePrint)が起動していない

  • 通信対象のコンピュータにインストールされているList Creatorでは、COBOLアプリケーション連携機能は未サポートである

原因に応じて以下の対処を行ってください。

  • 通信対象のコンピュータでコネクタ連携機能のセットアップを行う

  • 通信対象のコンピュータでコネクタサービス(ListCREATOR RemotePrint)が起動しているか確認する

  • COBOLアプリケーション連携機能をサポートしているList Creatorにバージョンアップする、またはCOBOLアプリケーション連携機能をサポートしているList Creatorがインストールされている帳票出力サーバへ出力する

コネクタ連携機能のセットアップ方法、およびコネクタサービスの起動については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。

122

通信対象のコンピュータがシャットダウンされた、またはコネクタサービス(ListCREATOR RemotePrint)が停止されたため、接続が無効になりました。
通信対象のコンピュータでコネクタサービス(ListCREATOR RemotePrint)を起動してから、COBOLアプリケーションを再度実行してください。

124

通信対象のコンピュータで、コネクタサービス(ListCREATOR RemotePrint)が起動されていないため処理できません。
通信対象のコンピュータでコネクタサービス(ListCREATOR RemotePrint)を起動してから、COBOLアプリケーションを再度実行してください。

125

通信対象のコンピュータに接続できない、または通信エラーが発生しました。
ネットワーク環境を見直してください。

126

アプリケーションサーバにすでにファイルが存在するため、ファイルの作成に失敗しました。アプリケーションサーバに配置するPDFファイルのパス、またはアプリケーションサーバに配置するOWFファイルのパスで指定したファイルが存在する場合、上書きすることはできません。
対象ファイルを削除する、またはファイルパスが一意となるように変更してください。

202

アプリケーションサーバで作業ファイルの作成時に、ディスク資源不足が発生しました。
ディスクの空き容量を確認し、不要なファイルを削除してからCOBOLアプリケーションを再度実行してください。

その他

COBOLアプリケーション連携機能でエラーが発生しました。
アプリケーションサーバ、および帳票出力サーバ上で、障害調査用情報採取ツールを使用して調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。