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Interstage List Creator V10.4.1 Web手元印刷コンポーネント機能編
FUJITSU Software

2.9.4 データファイルの圧縮機能を利用する

データファイルの圧縮機能を利用する場合の作業の流れを以下に示します。

  1. 帳票を設計します。
    帳票の設計方法については、オンラインマニュアル“帳票設計編”およびデザイナヘルプを参照してください。

  2. 環境設定(Web手元印刷機能)画面で仮想ディレクトリを設定します。
    動作環境の設定については、以下を参照してください。
    ⇒“2.1.1.2 コンポーネント機能の動作環境設定
    例)ここでは、以下のように設定します。

    ディレクトリ

    仮想エイリアス

    C:\data

    /data

  3. b.で設定したディレクトリに、入力データを作成します。
    入力データの形式については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

  4. HTMLを作成します。
    例)ここでは、List Creatorで提供している帳票のサンプル「売上伝票」を例に説明します。

    1

    <HTML>

    2

    <BODY>

    3

    <INPUT TYPE=BUTTON VALUE="Go!" NAME="GO"><BR>

    4

    <OBJECT ID="Web1" WIDTH=640 HEIGHT=480 CLASSID="CLSID:0FF3B393-9C99-11d3-9990-0050DA0ABCBE">

    5

    </OBJECT>

    6

    <SCRIPT LANGUAGE="VBScript">

    7

    Sub GO_onClick()

    8

    Web1.HostName = "hostname"

    9

    Web1.Port = 80

    10

    Web1.ScriptFile = "売上伝票"

    11

    Web1.AssetsDir = "http://hostname/listcreator/samples/"

    12

    Web1.DataFile = "http://hostname/data/売上伝票.dat"

    13

    Web1.FileCompress = TRUE

    14

    Web1.View

    15

    end sub

    16

    </SCRIPT>

    17

    </BODY>

    18

    </HTML>

    《説明》

    下記の番号は、上記の表の番号と対応しています。

    1. HTMLファイルの開始を示します。

    2. BODYの開始を示します。

    3. プログラム実行を開始するボタンです。

    4. WebコントロールをHTMLで使用するための定義の開始です。

    5. WebコントロールをHTMLで使用するための定義の終了です。

    6. VBScriptの開始を示します。

    7. ボタンがクリックされたときの処理の開始を示します。

    8. Webサーバのホスト名を指定します。

    9. ポート番号を指定します。

    10. 使用する帳票名を指定します。

    11. 使用する帳票が格納されているURLを指定します。

    12. 作成したデータファイルの仮想URLを指定します。
      「C:\data」を「/data」と設定したので、仮想URLを「http://hostname/data/売上伝票.dat」と指定します。

    13. データファイル圧縮機能を有効にします。

    14. プレビューを開始します。

    15. ボタンがクリックされたときの処理の終了を示します。

    16. VBScriptの終了を示します。

    17. BODYの終了を示します。

    18. HTMLの終了を示します。

  5. 作成したHTMLをWebブラウザで開くと、処理が開始されます。