WebブラウザでWebコントロールを使用して、帳票をプレビュー/印刷するまでの処理の流れを以下に示します。
図2.8 WebブラウザでWebコントロールを使用する場合の処理の流れ
*1:Windows Server 2003
帳票定義情報をWebサーバ上に配置します。
Webクライアント上のWebブラウザから、Webサーバ上のCGIプログラム(お客様が作成します)を起動します。
Webサーバ上のCGIプログラムは、Webコントロールの入力データとなるデータを、データファイルまたはデータベースに作成します。(*1)
Webサーバ上のCGIプログラムは、スクリプトを定義したHTMLファイルをWebブラウザに転送し、WebブラウザがWebクライアント上のWebコントロールを起動します。
HTMLファイルのスクリプトにしたがって、Webコントロールがデータファイルと帳票定義情報をWebクライアントにダウンロードします。
Webコントロールは、5.でダウンロードしたデータファイルまたはWebサーバのデータベースのデータを入力データとし、5.でダウンロードした帳票定義情報にしたがって、帳票をプレビュー/印刷します。
*1:
印刷データを含んだHTMLファイルを作成することができます。HTMLファイルに印刷データを含ませるためには、StartData/DataWrite/EndDataメソッドを使用します。
例えば、“2.9.3 HTMLを作成する”のようなHTMLファイルをCGIプログラムで生成します。