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Interstage List Creator V10.4.1 仕分け機能編
FUJITSU Software

2.3.1 環境定義タブ

仕分け定義名や仕分け方法、データファイル形式などを設定します。

図2.3 仕分け定義情報画面の環境定義タブ

仕分け定義名

仕分け定義の名前が表示されます。ここでは仕分け定義名の変更はできません。

ポイント

  • 仕分け定義を新規に作成する場合に帳票からデータ項目に関する情報を参照したときは、仕分け定義名として帳票名が初期表示されます。新規作成時は仕分け定義名をこの画面で変更できるので、必要に応じて変更してください。

コメント

仕分け定義に関するコメントを64バイト以内で指定します。
改行しないでください。また、以下の文字は使用できません。

;」、「"

仕分け方法

仕分け方法を指定します。

代表仕分け

データファイルの各レコード(行)を、仕分け条件にしたがって評価し、最初に一致した仕分け先にのみ仕分ける場合に選択します。一致する仕分け先が複数ある場合は、もっとも優先順序の高い仕分け先にのみ仕分けられます。優先順序の低い仕分け先には仕分けられません。

同報仕分け

データファイルの各レコード(行)を、仕分け条件にしたがって評価し、一致したすべての仕分け先に仕分ける場合に選択します。一致する仕分け先が複数ある場合は、同じレコード(行)が複数の仕分け先に仕分けられます。

データファイル形式
入力データ形式

データファイルの入力データ形式を指定します。

可変長:

入力データの各データの長さを「可変長」として扱う場合に選択します。各データの間を区切り文字で区切ります。区切り文字にはデータに含まれない文字を指定します。

固定長:

入力データの各データの長さを「固定長」として扱う場合に選択します。設定された長さよりも実際のデータが短い場合、設定された長さに満たない部分に半角空白を挿入してデータを作成します。例えば、20バイトの項目の実際のデータが15バイトしかない場合は、残り5バイトに半角空白を挿入します。

CSV形式:

入力データを「CSV形式」のデータとして扱う場合に選択します。各データの長さは可変です。各データの間は、区切り文字で区切ります。区切り文字には「カンマ(,)」またはタブを指定します。なお、「ダブルクォーテーション(")」で囲まれたデータ中の区切り文字と同じ文字は、データとして扱います。

ポイント

  • 使用する帳票で定義されている入力データ形式を指定します。使用する帳票の入力データ形式には、「XML形式」以外を指定してください。

  • 仕分け定義を新規に作成するときに帳票から参照作成した場合は、帳票で定義されている入力データ形式が初期表示されます。

区切り文字

データファイルの各データのフィールドを区切る文字を指定します。指定できる文字は、入力データ形式により異なります。

入力データ形式が「可変長」の場合
バーティカルバー:

「|」

シャープ:

「#」

アスタリスク:

「*」

一個以上の空白:

1個以上の空白

タブ:

タブ

任意(任意の文字):

任意の1バイト文字(「シャープ(#)」、「アスタリスク(*)」、「空白」、「タブ」以外)

入力データ形式が「固定長」の場合
区切り文字なし:

区切り文字なし

区切り文字あり:

任意の1バイト文字

入力データ形式が「CSV形式」の場合
カンマ:

「 ,」

タブ:

タブ

ポイント

  • 使用する帳票で定義されている区切り文字を指定します。

  • 仕分け定義を新規に作成するときに帳票から参照作成した場合は、帳票で定義されている区切り文字が初期表示されます。

マルチフォーム出力する

マルチフォーム出力する場合に、チェックボックスをチェックします。マルチフォーム出力する場合で、入力データ形式が「固定長」の場合は、データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。

ポイント

  • マルチフォーム出力する場合は、データファイル中に帳票名を記述しておく必要があります。帳票名を受け取る項目は、帳票様式定義画面で定義しておく必要はありません。

帳票名データフィールド長

データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。区切り文字ありの場合は、区切り文字を含まない長さを指定してください。