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Interstage List Creator V10.4.1 クエリ機能編
FUJITSU Software

A.1 クエリ機能の注意事項

クエリ機能の注意事項について説明します。

データベースに関する注意

(1)排他制御

クエリ機能でのトランザクション制御は、READ COMMITTEDモードで行います。

(2)サポートする表

クエリ機能でサポートする表は、次のとおりです。

(3)サポートする項目のデータ型

クエリで表示するデータ型とデータベースのデータ型との関係は以下のとおりです。

データ型は以下のように表記されます。

        データ型[全体桁数,小数部桁数]

10進数(DECIMAL)のみ、小数部を表示します。以下に表示例を示します。

        10進数[18,18]
日時[10]

クエリ機能でサポートする項目のデータ型について説明します。

使用できるデータ型は次のとおりです。これ以外のデータ型はサポートしていません。

ORACLE8、ORACLE8i、ORACLE9iの場合

作成したデータ型

クエリ定義で表示される項目の型

処理実行時または検査時に
通知されるデータ型

CHAR

文字

文字

VARCHAR

文字

文字

VARCHAR 2

文字

文字

NCHAR

日本語

文字

NVARCHAR 2

日本語

文字

DECIMAL

内部10進数

内部10進数

NUMERIC

内部10進数

内部10進数

INTEGER

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

SMALLINT

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

NUMBER(*)

内部10進数、
または15桁の浮動小数

内部10進数、
または15桁の浮動小数

REAL

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

DOUBLE

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

FLOAT

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

DATE

日時

日時

*:
NUMBERは、次の条件を満たす場合、15桁の浮動小数として通知されます。それ以外の場合は、内部10進数として通知されます。
‐全体桁数>18
‐全体桁数<小数部桁数
‐小数部桁数<0、または小数部桁数>18

注意

  • ORACLE8で指定した場合、NCHAR項目、NVARCHAR 2項目を取得すると、ODBCドライバからエラーが通知されます。

  • ORACLE8iの場合で、NCHAR項目に対して検索条件画面または項目単位検索画面で「比較」、「範囲」、「並び」を指定すると、データベースからエラーが通知されます。

  • ORACLEで数値定数または演算式を指定した場合は、15桁の浮動小数(DOUBLE)型が通知されます。

  • データベースサーバがSolarisの場合、サポートするデータベースのコード系はEUCだけです。

  • データベースサーバがWindowsの場合、サポートするデータベースのコード系はShift-JISだけです。

  • 英小文字のスキーマ、テーブル、および項目名は未サポートです。

SymfoWARE Server Standard Edition V2.0L10、SymfoWARE Server Standard Edition V4.0L10、SymfoWARE Server Enterprise Edition V4.0L10の場合

作成したデータ型

クエリ定義で表示される項目の型

処理実行時または検査時に

通知されるデータ型

CHAR

文字

文字

VARCHAR

文字

文字

CHARACTER VARYING

文字

文字

NCHAR

文字

文字

NCHAR VARYING

文字

文字

DECIMAL

内部10進数

内部10進数

NUMERIC

外部10進数

エラー

INTEGER

10桁の整数

10桁の整数

SMALLINT

5桁の整数

5桁の整数

REAL

6桁の浮動小数

6桁の浮動小数

DOUBLE

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

FLOAT(*)

15桁の浮動小数

6桁の浮動小数、
または15桁の浮動小数

DATE

日付

日付

TIME

時刻

時刻

TIMESTAMP

日時

日時

*:
FLOATの場合は、条件によって次のように通知されます。
‐表一覧の場合    :15桁の浮動小数として通知される。
‐処理実行の場合:
    ・「全体桁数<24」の場合は、6桁の浮動小数が通知されます。  
    ・「全体桁数>=24」の場合は、15桁の浮動小数が通知されます。

注意

  • NUMERICを指定した場合は、処理実行時または検査時にODBCドライバからエラーが通知されます。

  • データベースサーバがSolarisの場合、サポートするデータベースのコード系はEUCだけです。

  • データベースサーバがWindowsの場合、サポートするデータベースのコード系はShift-JISだけです

  • 英小文字のスキーマ、テーブル、および項目名は未サポートです。

SQL Server 7.0、SQL Server 2000の場合

作成したデータ型

クエリ定義で表示される項目の型

処理実行時に通知されるデータ型

CHAR

文字

文字

VARCHAR

文字

文字

NCHAR

文字

文字

NVARCHAR

文字

文字

DECIMAL(*1)

内部10進数

内部10進数、または
15桁の浮動小数

NUMERIC(*1)

外部10進数

外部10進数、または
15桁の浮動小数

INTEGER

10桁の整数

10桁の整数

SMALLINT

5桁の整数

5桁の整数

REAL

6桁の浮動小数

6桁の浮動小数

FLOAT(*2)

15桁の浮動小数

6桁の浮動小数、または
15桁の浮動小数

SMALLDATETIME

日時

日時

DATETIME

拡張日時

拡張日時

*1:
DECIMALおよびNUMERICは、次の条件を満たす場合、15桁の浮動小数として通知されます。それ以外の場合は、内部10進数として通知されます。
‐全体桁数>18
‐全体桁数<小数部桁数
‐小数部桁数>18

*2:
FLOATの場合は、条件によって次のように通知されます。
‐「全体桁数<25」の場合は、6桁の浮動小数が通知されます。
‐「全体桁数>=25」の場合は、15桁の浮動小数が通知されます。

注意

  • データベースサーバがWindowsの場合、サポートするデータベースのコード系はShift-JISだけです

  • 演算した結果が18桁を超えるような演算式を記述した場合、データ型は浮動小数項目になります。

  • DECIMALまたはNUMERIC項目の場合に、全体桁数に18桁以上を指定した項目のデータ値はデータベースから丸められて通知される場合があるため、データ値は保証されません。

Microsoft Access 97、Microsoft Access 2000、Microsoft Access 2002の場合

作成したデータ型

クエリ定義で表示される項目の型

処理実行時に通知されるデータ型

テキスト型

文字

文字

整数型

5桁の整数

5桁の整数

長整数型

10桁の整数

10桁の整数

単精度浮動小数型

6桁の浮動小数

6桁の浮動小数

倍精度浮動小数型

15桁の浮動小数

15桁の浮動小数

オートナンバー型

整数10

整数10

10進数型

内部10進数

外部10進数、
または15桁の浮動小数

日付/時刻型

日時

日時

注意

  • 文字(CHAR)型は、項目の作成時の桁数の倍数で表示されます。
    例えば、[CHAR 25]の項目の場合、クエリ定義では、[文字 50]と表示されます。

  • 英数字定数を記述した場合は、英数字換算で128桁の文字(CHAR)として通知されます。128桁を超える英数字定数を指定した場合は、128桁までが通知されます。

  • 数値定数にINTのMAXの値(2147483647)を超えた値は浮動小数型として通知され、演算式を指定した場合は浮動小数型として通知される場合があります。

  • 多重で実行処理を行うと、データベースからエラーがでる場合があります。

  • データベースサーバがWindowsの場合、サポートするデータベースのコード系はShift-JISだけです。

  • DECIMALまたはNUMERIC項目の場合に、全体桁数に18桁以上を指定した項目のデータ値はデータベースから丸められて通知される場合があるため、データ値は保証されません。

  • 255桁の文字項目に全角の128文字のデータが存在した場合は、ODBCからエラーが通知されます。

(4)スキーマ名、テーブル名、項目名について

次に、スキーマ名、テーブル名、および項目名についての注意事項を示します。

(5)検索について

次に、検索についての注意事項を示します。

(6)その他の注意事項

次に、その他の注意事項を示します。