Servletプログラムを使用したWebアプリケーション連携機能サンプルを提供しています。
サンプルについて説明します。
このサンプルは、Webブラウザからのプレビュー/印刷要求より、ServletプログラムでOWFファイルを生成し、Webブラウザでプレビュー/印刷するまでをオンラインで行う2階層のサンプルです。
Servletプログラムは、Webブラウザからのプレビュー/印刷要求によりOWFファイルを作成し、OWFファイルのURLを送信します。
ポイント
このサンプルでは、List Creatorのインストール時にインストールされる各種データファイル(サンプル帳票名+拡張子「.dat」のファイル)とメディアデータファイルを参照しています。
このサンプルの処理の流れを説明します。
図9.1 OWFファイル生成ライブラリのサンプルプログラムの処理の流れ(Servletプログラムを使用したサンプル)
帳票定義情報をアプリケーションサーバ上に配置します。
Webクライアント上のWebブラウザでプレビュー/印刷要求を行います。
印刷時にはフレームへURLを指定します。プレビュー時には別のWebクライアント上のWebブラウザに対してURLを指定します。
URLを受け取ったWebクライアント上のWebブラウザが、Webサーバ上のサンプルServletプログラムを呼び出します。
Webクライアント上のWebブラウザから要求を受けたWebサーバ上のServletプログラムは、OWFファイル生成ライブラリを使用してOWFファイルを生成します。
Webサーバ上のServletプログラムは、生成したOWFファイルのURLをWebクライアント上のWebブラウザに送信します。
Webクライアント上のWebブラウザは、Servletから送信されたURLにしたがって、OWFファイルをダウンロードし、Webプラグインを起動します。
Webプラグインは、OWFファイルにしたがって帳票をプレビューまたは印刷します。
ここでは、このサンプルの起動画面について説明します。
図9.2 サンプルの起動画面(Webアプリケーション連携)
使用する帳票名を選択してください。
帳票のプレビュー/印刷時に使用するプリンタ名を指定してください。
省略すると、プリンタフォルダで「通常使うプリンタ」に設定されているプリンタが使用されます。
プレビューする場合に、ズーム率を指定してください。
省略すると、ズーム率を自動的に計算し、ページ全体が表示されるようにしてプレビュー表示されます。
帳票をプレビューするか印刷するかを選択してください。
プレビューを選択した場合には、もう1つ別のブラウザが起動されプレビューされます。