ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.4.1 旧機能編
FUJITSU Software

7.1.1 プロパティ

カスタムコントロール「PrctrlEx Control」のプロパティには、以下の旧プロパティがあります。

表7.1 カスタムコントロール「PrctrlEx Control」のOCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携情報に関するプロパティ一覧

分類

プロパティ名(プロパティの設定内容)

データ型
(Visual Basic)

OCI連携機能を使用したデータベース
(Oracle)連携情報に関するプロパティ

DBType(接続先DBタイプ)

Integer

DBName(接続先DB名)

String

DBUser(DB接続ユーザ名)

String

DBPassword(DB接続パスワード)

String

DBTimeOut(DB接続時のタイムアウト時間)

Integer

DBReplaceString(SELECT文の置換文字列)

String

OCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携情報に関するプロパティ

クエリ機能を使用してデータベースと連携する場合は、この分類のオプションを指定する必要はありません。

なお、以下の場合は、OCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携はできません。

注意

  • OCI連携機能では、Oracle 8、Oracle 8i、Oracle 9iとのみ連携できます。Oracleの動作オペレーティングシステムについては、Oracleのマニュアルを参照してください。

  • OCI連携機能を使用するには、OracleのOracle Call Interfaceが必要です。


DBType(接続先DBタイプ)

接続するDBのタイプを指定します。

0(初期値):

データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプの指定にしたがいます。

1:

テスト用のデータファイルで帳票を出力する場合に指定します。


DBName(接続先DB名)

このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。

データベース(Oracle)に接続するときの接続先名を指定します。

省略すると、以下の優先順序で有効になります。

  1. データ定義画面の[DB連携]タブで指定した接続先名

  2. デフォルトの接続先名(データベース(Oracle)管理者に確認してください)


DBUser(DB接続ユーザ名)

このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。

データベース(Oracle)に接続するときのユーザ名を指定します。

省略すると、データ定義画面の[DB連携]タブで指定したユーザ名が有効になります。


DBPassword(DB接続パスワード)

このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。

データベース(Oracle)に接続するときのパスワードを指定します。


DBTimeOut(DB接続時のタイムアウト時間)

このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。

データベース(Oracle)に接続するときのタイムアウト時間を指定します。

0(初期値):

データ定義画面の[DB連携]タブのタイムアウト時間の指定にしたがいます。

1~999:

タイムアウト時間(分)を指定します。


DBReplaceString(SELECT文の置換文字列)

このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。

データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」または「SELECT文」に変数「%」を指定した場合に、「%」の置換文字列を指定します。SELECT文(レポート頭書き)用の置換文字列に続けてSELECT文用の置換文字列を指定します。指定形式については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のSET演算子/SELECT文の置換文字列の指定形式についての記載を参照してください。

SELECT文に変数「%」を指定した場合は、このプロパティで置換文字列を必ず指定してください。

注意

  • データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」または「SELECT文」中に文字「#」、ワイルドカード「%」は使用できません。文字「#」、ワイルドカード「%」を使用したい場合は、SELECT文に変数「%」を指定し、このプロパティで置換文字列として「#」「%」を指定してください。

以下に指定例を示します。この例では、データ定義画面の[DB連携]タブのSELECT文に変数「%」を指定し、帳票の出力時にSELECT文の「%」を文字定数「第一開発部%」に置換しています。

データ定義画面の[DB連携]タブのSELECT文の指定
SELECT  部署名,名前  FROM  社員マスタ  WHERE  部署名  LIKE  '%';
⇒帳票の出力時に、「"第一開発部%"」と指定します。
⇒SELECT文の「%」が文字定数「第一開発部%」に置換されます。
SELECT  部署名,名前  FROM  社員マスタ  WHERE  部署名  LIKE   '第一開発部%';