COMインタフェース「PrComPrtコンポーネント」には、以下のプロパティがあります。
分類 | プロパティ名(プロパティの設定内容) | データ型 |
---|---|---|
ScriptFile(帳票名) (*1) | 文字列 | |
文字列 | ||
DataFile(データファイル名) (*1) | 文字列 | |
文字列 | ||
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長整数 | ||
文字列 |
*1:
以下に、GrpOutプロパティの指定により、1つの帳票を出力する場合とマルチフォーム出力する場合の必須プロパティの違いを示します。
‐1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)
ScriptFileプロパティ
‐マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)
LcFormプロパティ(OWFファイルを生成する場合)
DataFileプロパティまたはデータ出力メソッド(StartData、DataWrite、EndData)による指定
*2:
以下のプロパティを指定する場合、このプロパティで必ずパスワードを指定してください。
‐PdfAutoPrint
‐PdfModify
‐PdfSelect
‐PdfAnnotate
●ユーザ資源情報に関するプロパティ
このプロパティは、1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)にのみ有効です。
帳票名を指定します。
1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。
ポイント
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、帳票名を入力データで指定しますので、このプロパティで指定する必要はありません。なお、OWFファイル生成時に、マルチフォーム出力する場合、帳票名はLcFormプロパティで指定します。
帳票格納ディレクトリをフルパスで指定します。
省略すると、環境設定画面の[全般]タブで指定されている帳票格納ディレクトリが有効になります(List Creatorデザイナをインストールしている場合は、帳票格納ディレクトリを帳票定義一覧画面のオプション画面からも切り替えることができます)。
注意
帳票格納ディレクトリ名の末尾には、「円マーク(\)」を指定しないでください。
このプロパティは、データファイルを使用する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「データファイル」を指定してある場合、またはDBTypeプロパティに「1」を指定した場合)にのみ有効です。
データファイル名を259バイト以内のフルパスで指定します。
1つの帳票を出力する場合(GrpOutプロパティに「0」を指定した場合)に省略すると、帳票格納ディレクトリ配下の帳票名と同名のデータファイル(「帳票名.dat」)が指定されたものとして動作します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。
注意
データファイル中のデータは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
入力データ形式が「XML形式」で、XMLルートとデータルートが異なる場合に、XMLデータ中のデータルートの親要素のパスを指定します。
データルートの親要素のパスは、「スラッシュ(/)」を始点にデータルートの親要素までの要素名を「スラッシュ(/)」で区切って指定します。それ以外の形式は指定できません。
XMLデータ中のこのプロパティで指定したパス直下にデータルートが複数存在する場合は、すべてのデータルートを検索します。
省略すると、以下の優先順序でXMLデータからデータルートを検索します。
XMLルートとデータルートが同じ名前の場合、XMLルートをデータルートとみなします。
XMLルートとデータルートが異なる場合、XMLルート直下の子要素の中からデータルートを検索します。
バーコードCODE128、EAN-128の入力データのエンコード方法を指定します。
CODE128、EAN-128の入力データにエンコードしないデータを指定します。
CODE128、EAN-128の入力データにBASE64エンコードしたデータを指定します。
ポイント
このプロパティを指定する場合は、帳票設計時に対象となるバーコード項目(CODE128、EAN-128)に、以下の設定をしてください。
対象となるバーコード項目のプロパティの[プロパティ]タブの項目長
BASE64エンコードする前のバーコードデータの長さに+2した長さ
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目のバイト数(入力データ形式が「固定長」の場合)
BASE64エンコードした後のバイト数
以下の場合、このプロパティに「1」を指定しないでください。
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブの該当するデータ項目にオペランドを指定した場合
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのオペランドに該当するデータ項目名を指定した場合
データ定義画面の[拡張定義]タブに該当するデータ項目名を指定した場合
メディアデータ格納ディレクトリをフルパスで指定します。
組込みメディア項目のデータがファイル名のみの場合、メディアデータ格納ディレクトリ配下を検索します。
複数のメディアデータ格納ディレクトリを指定する場合は、「セミコロン(;)」で区切って指定します。指定した複数のディレクトリ配下に同一名のメディアデータがある場合は、先に指定したディレクトリ配下のメディアデータが有効になります。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
AssetsDirプロパティで指定した帳票格納ディレクトリ
環境設定画面の[全般]タブで指定されている帳票格納ディレクトリ
(List Creatorデザイナをインストールしている場合は、帳票格納ディレクトリを帳票定義一覧画面のオプション画面からも切り替えることができます)
注意
メディアデータ格納ディレクトリ名の末尾には、「円マーク(\)」を指定しないでください。
複数のメディアデータ格納ディレクトリを指定して512バイトを超えた場合は、512バイトを超えるディレクトリは無効になります。
メディアデータ格納ディレクトリに、ネットワークドライブを指定することはできません。
●マルチフォーム出力用ユーザ資源情報に関するプロパティ
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、OCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携はできません。
マルチフォーム出力する場合は、オンラインマニュアル“帳票設計編”のマルチフォーム出力する帳票を設計する場合の留意事項についての記載を参照してください。
マルチフォーム出力するかどうかを指定します。
マルチフォーム出力しません(1つの帳票を出力します)。
マルチフォーム出力します。
マルチフォーム出力する場合は、データから帳票名を取り出すための区切り文字の種別をGrpDelimitModeプロパティで指定してください。また、必要に応じて、実際に使用する区切り文字をGrpDelimitプロパティで、データファイル中の帳票名データのフィールド長をGrpBytesプロパティで指定してください。
注意
OWFファイル生成時にマルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、LcFormプロパティで帳票名を必ず指定してください。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、入力データから帳票名を取り出すための区切り文字の種別を指定します。区切り文字の種別は、データ定義画面の[環境定義]タブで指定した入力データ形式と区切り文字にしたがって指定します。
以下の場合に指定します。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「バーティカルバー(|)」「シャープ(#)」「アスタリスク(*)」「任意」のいずれかの場合
入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「カンマ(,)」の場合
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「1個以上の空白」の場合に指定します。
以下の場合に指定します。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「タブ」の場合
入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「タブ」の場合
入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字なし」の場合に指定します。
入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字あり」の場合に指定します。
入力データ形式が「XML形式」の場合に指定します。
任意の区切り文字を使用する場合(このプロパティに「0」を指定した場合)は、実際に使用する区切り文字をGrpDelimitプロパティで指定してください。GrpDelimitプロパティを省略すると、「バーティカルバー(|)」が指定されたものとして動作します。
入力データ形式が「固定長」の場合(このプロパティに「3」または「4」を指定した場合)は、帳票名データのフィールド長をGrpBytesプロパティで必ず指定してください。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、任意の区切り文字を使用する場合(GrpDelimitModeプロパティに「0」を指定した場合)に、実際に使用する区切り文字を指定します。区切り文字は、データ定義画面の[環境定義]タブで指定した入力データ形式と区切り文字にしたがって指定します。
省略すると、「バーティカルバー(|)」が指定されたものとして動作します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。
入力データ形式が「固定長」の場合(GrpDelimitModeプロパティに「3」または「4」を指定した場合)は、このプロパティを必ず指定してください。区切り文字ありの場合は、区切り文字を含まない長さを指定してください。
●OCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携情報に関するプロパティ
クエリ機能を使用してデータベースと連携する場合は、この分類のオプションを指定する必要はありません。
なお、以下の場合は、OCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携はできません。
マルチフォーム出力する場合
フリーフレーム形式でリンクのない複数のフレームが配置されている帳票を出力する場合
注意
OCI連携機能では、Oracle 8、Oracle 8i、Oracle 9iとのみ連携できます。Oracleの動作オペレーティングシステムについては、Oracleのマニュアルを参照してください。
OCI連携機能を使用するには、OracleのOracle Call Interfaceが必要です。
接続するDBのタイプを指定します。
データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプの指定にしたがいます。
テスト用のデータファイルで帳票を出力する場合に指定します。
このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときの接続先名を指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
データ定義画面の[DB連携]タブで指定した接続先名
デフォルトの接続先名(データベース(Oracle)管理者に確認してください)
このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときのユーザ名を指定します。
省略すると、データ定義画面の[DB連携]タブで指定したユーザ名が有効になります。
このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときのパスワードを指定します。
このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときのタイムアウト時間を指定します。
データ定義画面の[DB連携]タブのタイムアウト時間の指定にしたがいます。
タイムアウト時間(分)を指定します。
このプロパティは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)で、DBTypeプロパティに「0」を指定した場合にのみ有効です。
データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」または「SELECT文」に変数「%」を指定した場合に、「%」の置換文字列を指定します。SELECT文(レポート頭書き)用の置換文字列に続けてSELECT文用の置換文字列を指定します。指定形式については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のSET演算子/SELECT文の置換文字列の指定形式についての記載を参照してください。
SELECT文に変数「%」を指定した場合は、このプロパティで置換文字列を必ず指定してください。
注意
データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」または「SELECT文」中に文字「#」、ワイルドカード「%」は使用できません。文字「#」、ワイルドカード「%」を使用したい場合は、SELECT文に変数「%」を指定し、このプロパティで置換文字列として「#」「%」を指定してください。
以下に指定例を示します。この例では、データ定義画面の[DB連携]タブのSELECT文に変数「%」を指定し、帳票の出力時にSELECT文の「%」を文字定数「第一開発部%」に置換しています。
SELECT 部署名,名前 FROM 社員マスタ WHERE 部署名 LIKE '%';
SELECT 部署名,名前 FROM 社員マスタ WHERE 部署名 LIKE '第一開発部%';
●識別情報に関するプロパティ
タイトルを64バイト以内で指定します。
以下の文字は指定しないでください。指定した場合、該当する文字が「ハイフン(-)」に置き換えられます。
「/」、「,」、「:」、「;」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」
省略すると、帳票名がタイトルになります。
注意
PDFファイル保存する場合、タイトルは、日本語(JIS非漢字/第一水準漢字/第二水準漢字)または英数字で指定してください。その他の文字を指定した場合、PDFファイルの文書情報(一般)で正しく表示されないことがあります。
帳票に関するコメントを64バイト以内で指定します。
以下の文字は指定しないでください。
「;」、「"」
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[全般]タブで指定したコメント
設定されない
帳票を出力したユーザを識別するために、帳票を出力するユーザの識別名(任意の文字列)を指定します。
このプロパティで指定したユーザの識別名は、データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、または[データ定義]タブのオペランドでUSERID演算子を指定したデータ項目に対して出力されます。
指定するユーザの識別名は、識別名を出力する項目の項目長に収まるバイト数以内で指定してください。
省略すると、USERID演算子を指定した項目には何も出力されません。
注意
このオプションで指定したユーザの識別名が、監査証跡ログのユーザ情報として出力されます。
●動作情報に関するプロパティ
出力を開始するページ番号を指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、全帳票を通してのページ番号を指定します。
1ページ目から出力を開始します。
指定されたページから出力を開始します。
出力を終了するページ番号を指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、全帳票を通してのページ番号を指定します。
最終ページまで出力します。
指定されたページまで出力します。
帳票の出力方法を指定します。
DirectMethodプロパティは、帳票で指定されている出力方法に関係なく出力方法を指定したい場合に指定してください。
OutputModeプロパティは、帳票で指定されている出力方法のうち、特定の出力方法で出力したい場合に指定してください。マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、一番目に出力する帳票で指定されている出力方法から指定してください。
帳票で指定されているすべての出力方法で出力します。
アプリケーションで出力方法を指定する場合に指定します。
このプロパティに「TRUE」を指定した場合、以下のプロパティのうち1つ以上のプロパティで、必ず帳票の出力方法を指定する必要があります。
印刷する場合:
OutputPrintプロパティで「TRUE」を指定
電子保存する場合:
OutputStreamプロパティで「TRUE」を指定
FAX送信する場合:
OutputFaxプロパティで「TRUE」を指定
PDFファイル保存する場合:
OutputFileプロパティで「TRUE」を指定
DirectMethodプロパティとOutputModeプロパティの両方に「TRUE」を指定した場合、DirectMethodプロパティの指定が有効になります。
注意
OutputModeプロパティに「TRUE」を指定した場合、帳票で指定されていない出力方法を指定すると、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
OWFファイルの生成は、GenerateOwfメソッドで指定してください。
このプロパティは、DirectMethodプロパティまたはOutputModeプロパティに「TRUE」を指定した場合にのみ有効です。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの設定にしたがって印刷するかどうかを指定します。
印刷しません。
印刷します。
注意
OutputModeプロパティに「TRUE」を指定し、このプロパティに「TRUE」を指定する場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで「印刷する」チェックボックスをチェックしておく必要があります。チェックボックスをチェックせずにこのプロパティに「TRUE」を指定した場合、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
このプロパティは、DirectMethodプロパティまたはOutputModeプロパティに「TRUE」を指定した場合にのみ有効です。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの設定にしたがって電子保存するかどうかを指定します。
電子保存しません。
電子保存します。
注意
OutputModeプロパティに「TRUE」を指定し、このプロパティに「TRUE」を指定する場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブで「電子保存する」チェックボックスをチェックしておく必要があります。チェックボックスをチェックせずにこのプロパティに「TRUE」を指定した場合、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
このプロパティは、DirectMethodプロパティまたはOutputModeプロパティにTRUEを指定した場合にのみ有効です。
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブの設定にしたがってFAX送信するかどうかを指定します。
FAX送信しません。
FAX送信します。
注意
OutputModeプロパティに「TRUE」を指定し、このプロパティに「TRUE」を指定する場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブで「FAX送信する」チェックボックスをチェックしておく必要があります。チェックボックスをチェックせずにこのプロパティに「TRUE」を指定した場合、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
このプロパティは、DirectMethodプロパティまたはOutputModeプロパティに「TRUE」を指定した場合にのみ有効です。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの設定にしたがってPDFファイル保存するかどうかを指定します。
PDFファイル保存しません。
PDFファイル保存します。
注意
OutputModeプロパティに「TRUE」を指定し、このプロパティに「TRUE」を指定する場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブで「ファイル保存する」チェックボックスをチェックしておく必要があります。チェックボックスをチェックせずにこのプロパティに「TRUE」を指定した場合、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目のオペランドでSET演算子に変数「%」を指定した場合に、「%」の置換文字列を指定します。[データ定義(レポート頭書き)]タブのデータ項目用の置換文字列に続けて[データ定義]タブのデータ項目用の置換文字列を指定します。指定形式については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のSET演算子/SELECT文の置換文字列の指定形式についての記載を参照してください。
SET演算子に変数「%」を指定した場合は、このプロパティで置換文字列を必ず指定してください。
ポイント
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)は、使用するすべての帳票に対してReplaceStringプロパティで指定した同じ置換文字列が有効になります。
以下に指定例を示します。この例では、データ定義画面の[データ定義]タブで「会社コード」と「会社名」に「SET(%)」を指定し、帳票の出力時に「会社コード」の「%」を数字定数「123」に、「会社名」の「%」を文字定数「○×商会」に置換しています。
データ項目名 | オペランド |
---|---|
会社コード | SET(%)←数字定数「123」に置換したい |
指定した用紙サイズに合わせて帳票を拡大または縮小して出力したい場合に、出力したい用紙サイズを指定します。指定された用紙サイズが定義された用紙サイズよりも大きい場合は、指定された用紙サイズに拡大されます。指定された用紙サイズが定義された用紙サイズよりも小さい場合は、指定された用紙サイズに縮小されます。なお、拡大または縮小を行った場合、横幅と縦幅の比率は保たれます。
帳票様式定義画面のプロパティ画面の[拡大/縮小印刷]タブの拡大/縮小指定にしたがいます。
A3用紙
A4用紙
A5用紙
A6用紙
B4用紙
B5用紙
はがき
Letter
Legal
任意
任意(10)を指定した場合、PaperCodeプロパティで指定した用紙名に合わせて拡大/縮小が行われます。このプロパティの指定が有効な場合、帳票に定義された拡大/縮小印刷の指定は無効となります。
注意
このプロパティで任意(10)以外を指定してPaperCodeプロパティを指定した場合はエラーになります。また、このプロパティで任意(10)を指定して、PaperCodeプロパティを指定しない場合もエラーになります。
以下の場合、用紙サイズのみ有効になり、拡大/縮小指定は無効となります。
拡大/縮小がサポートされていないプリンタを使用した場合
電子保存した場合
(Windows版 ListWORKS V10.0L20以降およびList Works V6.0L10以降では、表示時は無効となりますが印刷時は有効となります)
帳票出力時の原点位置指定時の単位を指定します。
帳票様式定義のプロパティ画面の[余白]タブで設定した原点位置指定の設定にしたがいます。
インチ単位で指定します。
ミリ単位で指定します。
注意
このプロパティは、出力方法が印刷、FAX送信、PDFファイル保存の場合、および電子保存した帳票を印刷する場合のみ有効になります。電子保存した帳票を表示する場合は無効になります。
このプロパティは、GridUnitプロパティに「1」または「2」を指定した場合にのみ有効です。
印刷開始時の横方向の位置をインチ単位、またはミリ単位で指定します。
インチ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「1」を指定した場合)は、0.00~22.50の範囲で指定します。
ミリ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「2」を指定した場合)は、0.0~571.5の範囲で指定します。
省略すると、「0」が指定されたものとして動作します。
注意
このプロパティは、出力方法が印刷、FAX送信、PDFファイル保存の場合、および電子保存した帳票を印刷する場合のみ有効になります。電子保存した帳票を表示する場合は無効になります。
このプロパティは、GridUnitプロパティに「1」または「2」を指定した場合にのみ有効です。
印刷開始時の縦方向の位置をインチ単位、またはミリ単位で指定します。
インチ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「1」を指定した場合)は、0.00~22.50の範囲で指定します。
ミリ単位指定の場合(GridUnitプロパティに「2」を指定した場合)は、0.0~571.5の範囲で指定します。
省略すると、「0」が指定されたものとして動作します。
注意
このプロパティは、出力方法が印刷、FAX送信、PDFファイル保存の場合、および電子保存した帳票を印刷する場合のみ有効になります。電子保存した帳票を表示する場合は無効になります。
入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の入力データ中の改行コード(0x0D0Aまたは0x0A)のみの行の制御方法を指定します。
改行コードのみの行は読み飛ばします。改行コードがなかったものとして動作します。
改行コードのみの行は改行処理だけを行います。空の1行が出力されます。
注意
このプロパティは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、「CSV形式」の場合に有効です。「XML形式」の場合はエラーになります。
このプロパティは、以下の帳票形式を使用する際のプロパティです。
フリーフレーム形式
集計表形式
伝票形式
矩形繰返し形式
タックシール形式
カード形式の場合、このオプションで「1」(改行コードのみの行は改行処理だけを行う指定)を指定しないでください。指定した場合、入力データが出力されない空ページが出力されることになります。
このプロパティで「1」(改行コードのみの行は改行処理だけを行う指定)を指定した場合、データ定義画面の[データ定義]タブのデータ項目のオペランドに「BREAK」を指定すると、意図しない動作(データのある行と改行コードのみの行でBREAKが発生したことになる)となります。
入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV形式」の入力データ中の改ページコード(0x0D0Cまたは0x0C)の制御方法を指定します。
改ページ処理および改ページコードの読み飛ばしを行いません。改ページコードを意識せずに入力データの読み込みを行うため、改ページコードが含まれると、不当な文字が出力されることがあります。
改ページ処理を行います。
改ページ処理を行わず、改ページコードは読み飛ばします。
改ページコードがなかったものとして動作します。
注意
このプロパティは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、「CSV形式」の場合に有効です。「XML形式」の場合はエラーになります。
このプロパティは、以下の帳票形式を使用する際のプロパティです。
フリーフレーム形式
集計表形式
伝票形式
矩形繰返し形式
タックシール形式
カード形式の場合、このプロパティに「1」(改ページ処理を行う指定)を指定しないでください。指定した場合、入力データが出力されない空ページが出力されることになります。カード形式で改ページコードを含んだ入力データを使用する場合は、このプロパティで「2」を指定してください。
ポイント
改ページコード(0x0D0Cまたは0x0C)の前には、改行コード(0x0D0Aまたは0x0A)は、あってもなくても構いません。
入力データが0バイトの場合に、エラーとなるかどうかを指定します。
エラーとします。
エラーとせず出力します。
入力データが0バイトの場合もエラーになりません。その場合、0バイトの項目は、以下のように出力されます。
テキスト項目
出力されません(空白となります)。
数字項目
0が出力されます。
OCR-B項目
出力されません(空白となります)。
ラジオボタン項目
選択されません。
チェックボックス項目
選択されません。
バーコード項目
出力されません(空白となります)。
組込みメディア項目
出力されません(空白となります)。
郵便番号項目
出力されません(空白となります)。
矩形テキスト項目
出力されません(空白となります)。
注意
以下の場合、このプロパティは指定しないでください。
入力データ形式が「XML形式」の場合
OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合
ポイント
入力データが0バイトでない場合の動作は、以下のとおりです。
「FALSE」を指定した場合
数字項目以外は、このプロパティで「TRUE」を指定した場合と同じ印刷動作となります。数字項目は、空白となります。
「TRUE」を指定した場合
このプロパティの出力と同じ印刷動作になります。
マルチフォーム出力時、入力データファイルにレコードが存在しない状態とは、以下の条件をすべて満たす状態を指します。
帳票名およびマルチフォーム用帳票名データ区切り文字が記述されている
レコードには帳票名に続くデータが存在しない
同一の帳票名に対してレコードが連続していない
レコードが連続している場合は、入力データにレコードが存在すると判断するため、このプロパティの動作指定は1レコード目にのみ有効となりますが、以降のレコードは通常の帳票出力時の印刷動作となります。
入力データを「項目名ラベル付きデータファイル」として扱うかどうかを指定します。
入力データを項目名ラベル付きデータファイルとして扱いません。
入力データを項目名ラベル付きデータファイルとして扱います。
このプロパティの呼び出しを省略すると、「FALSE」が指定されたものとして動作します。
注意
以下の場合、このプロパティに「TRUE」を指定しないでください。
入力データ形式が「固定長」または「XML形式」の場合
OCI連携機能を利用してデータベースと連携する場合
帳票出力時に使用する置換フォント情報ファイル名をフルパスで指定します。
置換フォント情報ファイルとは、帳票定義情報に定義されているフォントを帳票出力時に別のフォントに置き換えて出力する場合に、その置き換え情報を指定するファイルです。
注意
置換フォント情報ファイルは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
帳票出力時に使用するバーコード補正情報ファイル名をフルパスで指定します。
バーコード補正情報ファイルとは、帳票にバーコードを出力する場合に、出力先の環境に合わせてバーコードの出力結果を補正する情報を指定するファイルです。
注意
バーコード補正情報ファイルは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
●印刷情報に関するプロパティ
使用する印刷プリンタ名を指定します。
印刷プリンタ名は、システムのプリンタフォルダで表示されるプリンタ名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。ただし、Windowsでリモートプリンタ、Print Managerの高信頼リモートプリンタを使用する場合は、「"\\サーバ名\プリンタ名"」の形式で指定します。
指定できる印刷プリンタには、以下のものがあります。
ローカルプリンタ
リモートプリンタ
Print Managerの高信頼プリンタ
Print Managerの高信頼リモートプリンタ
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した印刷プリンタ名
通常使うプリンタ
通常使うプリンタについては、以下を参照してください。
注意
印刷用プリンタ以外のプリンタを指定した場合、または通常使うプリンタが印刷用プリンタになっていない場合、帳票の出力は正しく行われません。
用紙種別が単票の場合に、印刷プリンタの給紙方法を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの給紙方法の設定にしたがいます。
カットシートフィーダ
ホッパ1
ホッパ2
ホッパ3
ホッパ4
手差し
指定なし
(プリンタドライバのプロパティの設定にしたがいます)
自動
給紙方法は、以下の優先順序で有効になります。
ItemPrintBinプロパティの指定にしたがった給紙方法/給紙口名
PrintBinNameプロパティで指定した給紙口名
このプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法/給紙口名
注意
指定した方法で給紙されない場合は、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定してください。
このプロパティで給紙方法を切り替えた場合、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙口名は無効になります。必要に応じて、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定してください。
給紙方法に「7(指定なし)」を指定した場合、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定しても無効になります。給紙口名を指定する場合は、「7(指定なし)」以外を指定してください。
給紙方法に「8(自動)」を指定しても自動給紙が正しく動作しない場合は、プリンタドライバのプロパティで自動給紙を指定し、給紙方法に「7(指定なし)」を指定してください。
その他の給紙方法を指定する場合は、給紙口名をPrintBinNameプロパティで指定してください。
以下の場合に、印刷プリンタの給紙口名を256バイト以内で指定します。指定できる給紙口名は、プリンタドライバのプロパティで確認してください。
用紙種別が単票で、給紙方法で指定した給紙口に切り替わらない場合
用紙種別が連帳で、給紙口が正常に切り替わらない場合
給紙口名は、以下の優先順序で有効になります。
ItemPrintBinプロパティの指定にしたがった給紙方法/給紙口名
このプロパティで指定した給紙口名
PrintBinプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法/給紙口名
注意
給紙口名は、プリンタドライバによって異なります。プリンタドライバのプロパティで確認し、文字および空白の全角・半角の違い、空白の有無などに注意して、正確に指定してください。
給紙口名の前後に半角空白は指定しないでください。指定した場合、前後の半角空白を削除した給紙口名で動作します。そのため、正しい給紙口から出力されない場合があります。
用紙種別が単票で、マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに給紙方法/給紙口名も切り替える(各帳票で指定した給紙方法/給紙口名を有効にする)場合に、「!REPORT」を指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PrintBinNameプロパティで指定した給紙口名
PrintBinプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した給紙方法/給紙口名
注意
指定した給紙方法で給紙されない場合は、給紙口名を帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定し、このプロパティを指定してください。
List Creatorの段組み印刷が指定されている場合、給紙口名の切り替え指定は無効になります。
指定しても、一番目に出力する帳票に定義されている給紙口名の指定にしたがって印刷されます。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合、このプロパティを指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタによっては、帳票ごとに給紙方法/給紙口名を切り替えられないものもあります。必ず、実際に使用するプリンタで動作確認してください。
帳票の印刷部数を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷部数の指定にしたがいます。
印刷部数を指定します。
部単位で印刷する場合は、Collateプロパティに「TRUE」を指定してください。
注意
プリンタドライバのプロパティで印刷部数が指定できないプリンタに出力する場合、以下のように動作します。
部単位で印刷する指定をしないとき、印刷部数の指定は無効になります
(1部だけ印刷されます)。
部単位で印刷する指定をしたとき、印刷部数の指定は有効になります。
このプロパティは、CopyNumberプロパティに印刷部数(1~999)を指定した場合にのみ有効です。
部単位で印刷するかどうかを指定します。
部単位で印刷しません。
部単位で印刷します。
注意
このプロパティは、帳票出力サーバがWindowsで、印刷プリンタ名に
Print Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効になります。
帳票出力サーバがWindowsで、「false」を指定しても、プリンタドライバのプロパティで部単位で印刷する指定ができるプリンタに出力する場合は、プリンタの指定が有効になります。
プリンタドライバのプロパティで印刷部数が指定できないプリンタに出力する場合、以下のように動作します。
部単位で印刷する指定をしないとき、印刷部数を指定していても無効になります(1 部だけ印刷されます)。
部単位で印刷する指定をしたとき、印刷部数の指定は有効になります。
両面印刷するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した両面印刷と、マルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定にしたがいます。
片面印刷します。
両面印刷します。
印刷面指定は、以下の優先順序で有効になります。
ItemPrintSideプロパティの指定にしたがった両面印刷と、マルチフォーム出力時に帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
このプロパティとGrpNewPaperプロパティで指定した印刷面指定
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した両面印刷と、マルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに印刷面も切り替える(各帳票で指定した印刷面指定を有効にする)場合は、ItemPrintSideプロパティに「!REPORT」を指定してください。
注意
使用する印刷プリンタに両面印刷機能がない、または両面印刷機能が無効になっている場合、両面印刷の指定は無効となります(片面で印刷されたり、白紙が出力されたりする場合があります)。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに印刷面も切り替える(各帳票で指定した印刷面指定を有効にする)場合に、「!REPORT」を指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PrintSideプロパティとGrpNewPaperプロパティで指定した印刷面指定
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブで指定した両面印刷と、マルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
注意
使用する印刷プリンタに両面印刷機能がない、または両面印刷機能が無効になっている場合、両面印刷の指定は無効となります(片面で印刷されたり、白紙が出力されたりする場合があります)。
List Creatorの段組み印刷が指定されている場合は、両面印刷の指定は切り替えられません。指定を行っても、一番目に出力する帳票に定義されている両面印刷の指定にしたがって印刷されます。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合、このプロパティを指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタによっては、帳票ごとに印刷面を切り替えられないものもあります。必ず、実際に使用するプリンタで動作確認してください。
このプロパティは、PrintSideプロパティに「0」以外を指定した場合にのみ有効です。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、帳票を切り替えたときに同じ用紙に続けて印刷するか、新しい用紙に印刷するかを指定します。
帳票を切り替えたときに同じ用紙に続けて印刷します。
帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷します。
注意
以下の場合、このプロパティに「TRUE」を指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合(List Creatorの段組みを使用した場合は、正しく動作します)
プリンタの白紙の出力を抑止する機能を使用する場合
ポイント
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目にPAGE、TPAGE、PAGE-ALL、TPAGE-ALL、BPAGE、またはBTPAGEのいずれかを指定した項目が存在する帳票で、このプロパティに「TRUE」を指定した場合、印刷せずにページ送りされた分はカウントされません。
印刷する用紙名を64バイト以内で指定します。64バイトを超える用紙名を指定した場合はエラーになります。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
OutputScaleプロパティで指定した用紙サイズ
帳票様式定義画面のプロパティ画面の[帳票定義体]タブで指定した用紙サイズ、または用紙名
注意
このプロパティと同時にOutputScaleプロパティを指定する場合、OutputScaleプロパティで「任意(10)」以外を指定した場合はエラーとなります。
プリンタで利用できない用紙名を指定した場合は、A4の用紙サイズで印刷されます。
プリンタで利用できない用紙名を指定し、OutputScaleプロパティで「任意(10)」を指定してプレビューした場合は白紙ページが表示されます。同様の指定で印刷した場合は白紙ページが印刷されます。
ポイント
指定した用紙名に合わせて拡大/縮小を行う場合は、OutputScaleプロパティに「任意(10)」を指定してください。
●電子保存情報に関するプロパティ
ポイント
電子保存時のサポート範囲や留意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”およびList Worksに添付のオンラインマニュアルを参照してください。
使用する電子保存装置名を指定します。
電子保存装置名は、ListWORKS仮想プリンタのプリンタ名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。システムのプリンタフォルダで表示されるListWORKS仮想プリンタのプリンタ名を確認し、指定してください。
省略すると、帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブで指定した電子保存装置名が有効になります。
電子保存時、電子保存装置名は必ず指定する必要があります。
帳票定義情報で電子保存装置名を指定していない場合は、必ずこのプロパティで指定してください。
注意
電子保存装置以外のプリンタを指定した場合、または通常使うプリンタが電子保存装置になっていない場合、帳票の出力は正しく行われません。
帳票の作成者を64バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブで指定した作成者
設定されない
帳票の作成日をYYYYMMDDの形式で指定します。
年を西暦で指定します。
01~12(月)の範囲で指定します。
01~31(日)の範囲で指定します。
帳票の作成時間をHHmmの形式で指定します。
00~23(時)の範囲で指定します。
00~59(分)の範囲で指定します。
注意
作成時間は、ListWORKS V10.0L10以降およびList Works V6.0L10以降と連携する場合にのみ有効です。
帳票を電子保存するリスト管理サーバ上の保管フォルダのディレクトリ名を185バイト以内のフルパスで指定します。保管フォルダ名ではなく、ディレクトリ名で指定します。
以下の文字は指定しないでください。
「/」、「,」、「;」、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面で指定した保管フォルダパス名
リスト管理サーバの受信フォルダで指定されている保管フォルダまたは印刷フォルダ
注意
保管フォルダパス名の末尾には、「円マーク(\)」を指定しないでください。
ポイント
保管フォルダパス名を省略した場合は、リスト管理サーバ上であらかじめ指定しておいた振り分け条件にしたがって、保管フォルダまたは印刷フォルダに振り分けられます。振り分け条件には、タイトル(帳票の出力時にタイトルを省略した場合は帳票名)、コメント、作成者、備考が使用できます。
帳票の備考1を64バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面で指定した備考1
設定されない
帳票の備考2を64バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面で指定した備考2
設定されない
帳票の備考3を64バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面で指定した備考3
設定されない
帳票の備考4を64バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面で指定した備考4
設定されない
帳票をリスト管理サーバに登録した日からの有効期限日数を指定するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面の有効期限日数の指定にしたがいます。
有効期限日数を指定します。
このプロパティに「TRUE」を指定した場合は、有効期限日数をLwTermプロパティで指定してください。
このプロパティは、LwTermFlagプロパティに「TRUE」を指定した場合にのみ有効です。
帳票をリスト管理サーバに登録した日からの有効期限日数を指定します。
リスト管理サーバの保管フォルダの設定にしたがいます。
有効期限日数を指定します。
帳票をリスト管理サーバに登録した日から有効期限を過ぎたらリストクリーナの削除対象とするかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面の有効期限の「有効期限を過ぎたら自動削除する」の指定にしたがいます。
削除対象としません。
削除対象とします。
注意
このプロパティを指定する場合は、以下のいずれかで有効期限日数を指定しておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面の有効期限の日数
LwTermFlagプロパティ(「TRUE」を指定する)とLwTermプロパティ(「1」~「9999」の範囲で指定する)
電子保存時に抜き出し検索を有効にするかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面の抜き出し検索の指定にしたがいます。
抜き出し検索を有効にしません。
抜き出し検索を有効にします。
リスト管理サーバの保管フォルダの設定にしたがいます。
注意
抜き出し検索を有効にする場合は、あらかじめリスト管理サーバに登録されている帳票で抜き出し検索範囲を指定しておく必要があります。
ポイント
帳票がリスト管理サーバに登録されたことをメールで通知するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面のメール送信の指定にしたがいます。
メールを送信しません。
メールに帳票エントリファイルを添付して送信します。
メールに帳票ファイルを添付して送信します。
リスト管理サーバの設定にしたがいます。
ポイント
帳票エントリファイルを指定すると、電子保存時に帳票の管理情報だけがメール送信されます。したがって、送信されるメールのサイズは帳票ファイルの場合よりも小さくなります。ただし、このファイルをList Worksクライアントで受信した場合、実際に帳票を表示するためには、リスト管理サーバに接続する必要があります。
帳票ファイルを指定すると、電子保存時に帳票そのものが送信されます。このファイルをList Worksクライアントで受信した場合、帳票をそのまま表示できますが、送信されるデータ量は大きくなります。
電子保存時に帳票がリスト管理サーバに登録されたことを通知するメールの宛先を指定します。宛先は、リスト管理サーバで設定されているメール環境にしたがって指定してください。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面で指定した宛先
リスト管理サーバで設定されている宛先
注意
このプロパティを指定する場合は、以下のいずれかでメール送信する指定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの詳細設定画面のメール送信
LwMailプロパティ(「2」または「3」を指定する)
電子保存後の印刷で、用紙種別が単票の場合に、印刷プリンタの給紙方法を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した給紙方法/給紙口名の指定にしたがいます。
カットシートフィーダ
ホッパ1
ホッパ2
ホッパ3
ホッパ4
手差し
指定なし
(プリンタドライバのプロパティの設定にしたがいます)
自動
給紙方法は、以下の優先順序で有効となります。
LwPrintBinNameプロパティで指定した給紙口名
このプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した給紙方法/給紙口名
注意
指定した方法で給紙されない場合は、給紙口名をLwPrintBinNameプロパティで指定してください。
このプロパティで給紙方法を切り替えた場合、帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した給紙口名は無効になります。必要に応じて、給紙口名をLwPrintBinNameプロパティで指定してください。
給紙方法に「7(指定なし)」を指定した場合、給紙口名をLwPrintBinNameプロパティで指定しても無効になります。給紙口名を指定する場合は、「7(指定なし)」以外を指定してください。
給紙方法に「8(自動)」を指定しても自動給紙が正しく動作しない場合は、プリンタドライバのプロパティで自動給紙を指定し、給紙方法に「7(指定なし)」を指定してください。
電子保存後の印刷で、以下の場合に、印刷プリンタの給紙口名を32バイト以内で指定します。指定できる給紙口名は、プリンタドライバのプロパティで確認してください。
用紙種別が単票で、給紙方法で指定した給紙口に切り換わらない場合
用紙種別が連帳で、給紙口が正常に切り換わらない場合
省略すると、以下の優先順序で有効となります。
LwPrintBinプロパティで指定した給紙方法
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した給紙方法/給紙口名
注意
給紙口名は、プリンタドライバによって異なります。プリンタドライバのプロパティで確認し、文字および空白の全角・半角の違い、空白の有無などに注意して、正確に指定してください。
給紙口名の前後に半角空白は指定しないでください。指定した場合、前後の半角空白を削除した給紙口名で動作します。そのため、正しい給紙口から出力されない場合があります。
電子保存後の印刷で、帳票の印刷部数を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した印刷部数の指定にしたがいます。
印刷部数を指定します。
部単位で印刷する場合は、LwCollateプロパティに「2」を指定してください。
注意
プリンタドライバのプロパティで印刷部数が指定できないプリンタに出力する場合、以下のように動作します。
部単位で印刷する指定をしないとき、印刷部数を指定していても無効になります(1 部だけ印刷されます)。
部単位で印刷する指定をしたとき、印刷部数の指定は有効になります。
電子保存後の印刷で、部単位印刷の指定をします。
装置の設定にしたがいます。
ページ単位で印刷 します。
部単位で印刷します。
注意
このプロパティは、帳票出力サーバがWindowsで、印刷プリンタ名に
Print Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効になります。
プリンタドライバのプロパティで印刷部数が指定できないプリンタに出力する場合、以下のように動作します。
部単位で印刷する指定をしないとき、印刷部数を指定していても無効になります(1 部だけ印刷されます)。
部単位で印刷する指定をしたとき、印刷部数の指定は有効になります。
電子保存後の印刷で、両面印刷するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブで指定した両面印刷と、マルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定にしたがいます。
片面印刷します。
両面印刷します。
印刷面指定は、以下の優先順序で有効になります。
LwItemPrintSideプロパティの指定にしたがった両面印刷と、マルチフォーム出力時に帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
このプロパティとLwGrpNewPaperプロパティで指定した印刷面指定
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した両面印刷と、マルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに印刷面も切り替える(各帳票で指定した印刷面指定を有効にする)場合は、LwItemPrintSideプロパティに「!REPORT」を指定してください。
注意
使用する印刷プリンタに両面印刷機能がない、または両面印刷機能が無効になっている場合、両面印刷の指定は無効となります(片面で印刷されたり、白紙が出力されたりする場合があります)。
電子保存後の印刷で、マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)で、帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定も切り替える(各帳票で指定した帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定を有効にする)場合に、「!REPORT」を指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
LwPrintSideプロパティとLwGrpNewPaperプロパティで指定した印刷面指定
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存後の印刷設定画面で指定した両面印刷と、マルチフォーム出力時の動作の帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷する指定
注意
使用する印刷プリンタに両面印刷機能がない、または両面印刷機能が無効になっている場合、両面印刷の指定は無効となります(片面で印刷されたり、白紙が出力されたりする場合があります)。
帳票が切り替わったときに、両面印刷の指定を切り替えることはできません。
先頭の帳票で指定した両面印刷の指定が有効となります。
List Creatorの段組み印刷が指定されている場合は、両面印刷の指定は切り替えられません。指定を行っても、一番目に出力する帳票に定義されている両面印刷の指定にしたがって印刷されます。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合、このプロパティを指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
このプロパティは、電子保存後の印刷で、LwPrintSideプロパティに「0」以外を指定した場合にのみ有効です。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)に、帳票を切り替えたときに同じ用紙に続けて印刷するか、新しい用紙に印刷するかを指定します。
帳票を切り替えたときに同じ用紙に続けて印刷します。
帳票を切り替えたときに新しい用紙に印刷します。
注意
以下の場合、このプロパティに「TRUE」を指定しないでください。指定した場合、正しく動作しません。
プリンタの段組み印刷機能を使用する場合(List Creatorの段組みを使用した場合は、正しく動作します)
プリンタの白紙の出力を抑止する機能を使用する場合
ポイント
データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブ、[データ定義]タブのデータ項目にPAGE、TPAGE、PAGE-ALL、TPAGE-ALL、BPAGE、またはBTPAGEのいずれかを指定した項目が存在する帳票で、このプロパティに「TRUE」を指定した場合、印刷せずにページ送りされた分はカウントされません。
電子保存した帳票をFAX送信する場合に、FAXの送信者情報を以下の形式で指定します。[ ]は、省略できることを示します。
FAX番号[,名前[,所属[,住所[,電話番号]]]]
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存のFAX属性設定画面で指定した送信者情報
設定されない
ポイント
電子保存後にFAX送信する場合は、FAX送信時にFAX送信者情報を変更することもできます。
電子保存した帳票をFAX送信する場合に、FAXの受信者情報を以下の形式で指定します。FAX受信者情報は、1件だけ指定できます。[ ]は、省略できることを示します。
FAX番号[,名前[,所属[,住所[,電話番号]]]]
FAX受信者情報は、以下の優先順序で有効になります。
LwFaxRcvFileプロパティで指定したFAX受信者情報(ファイル)
このプロパティで指定したFAX受信者情報
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存のFAX属性設定画面で指定した受信者情報
設定されない
注意
このプロパティを指定する場合は、FAX番号を必ず指定してください。
ポイント
FAX受信者情報を複数件指定したい場合は、複数件のFAX受信者情報を記述したFAX受信者情報ファイルを作成し、LwFaxRcvFileプロパティで指定してください。
電子保存後にFAX送信する場合は、FAX送信時にFAX受信者情報を変更することもできます。
電子保存した帳票をFAX送信する場合に、FAXの受信者情報を記述したFAX受信者情報ファイル名をフルパスで指定します。FAX受信者情報ファイルには、FAX受信者情報を100件以内で記述してください。100件を超えて記述するとエラーになります。
FAX受信者情報は、1行に1件を以下の形式で記述します。[ ]は、省略できることを示します。複数件指定する場合は、次の行に記述します。改行のみの行は記述しないでください。
FAX番号[,名前[,所属[,住所[,電話番号]]]]
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
LwFaxRcvプロパティで指定したFAX受信者情報
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存のFAX属性設定画面で指定した受信者情報
設定されない
注意
FAX受信者情報ファイル中のデータは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
このプロパティを指定する場合は、FAX番号を必ず指定してください。
ポイント
電子保存後にFAX送信する場合は、FAX送信時にFAX受信者情報を変更することもできます。
以下にFAX受信者情報ファイルの記述例を示します。
99-9999-9999,日本 太郎,営業1課 99-9999-9999,日本 花子,営業2課
電子保存した帳票をFAX送信する場合に、送信するFAXの用件を127バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブのFAXの詳細設定画面で指定した用件
設定されない
ポイント
このプロパティを指定した場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブのFAXの詳細設定画面の「送付状を付加する」の指定にかかわらず、FAXの先頭(1ページ目)に送付状が付加されます。
電子保存後にFAX送信する場合は、FAX送信時にFAX送付状の用件を変更することもできます。
電子保存した帳票をFAX送信する場合に、FAXの受信者への連絡事項などのコメントを511バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブのFAXの詳細設定画面で指定したコメント
設定されない
ポイント
このプロパティを指定した場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブのFAXの詳細設定画面の「送付状を付加する」の指定にかかわらず、FAXの先頭(1ページ目)に送付状が付加されます。
電子保存後にFAX送信する場合は、FAX送信時にFAX送付状のコメントを変更することもできます。
帳票出力時に指定する電子帳票情報ファイル名をフルパスで指定します。
電子帳票情報ファイルとは、電子保存情報(電子保存時の動作、および属性情報など)をまとめて指定できるファイルです。
帳票のプロパティ、およびCOMインタフェースの各プロパティでサポートしていない電子保存情報を指定する場合に使用します。
注意
電子帳票情報ファイルには、帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブ、または他のプロパティでサポートされている電子帳票情報は指定しないでください。
電子帳票情報ファイルは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
●FAX送信情報に関するプロパティ
使用するFAX装置名を指定します。
FAX装置名は、システムのプリンタフォルダで表示されるプリンタ名を「ダブルクォーテーション(" )」で囲んで指定します。
指定できるFAX装置には、以下のものがあります。
Print ManagerのFAX連携プリンタ
Print Managerのリモートプリンタ(FAX連携プリンタ)
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブで指定したFAX装置名
通常使うプリンタ
通常使うプリンタについては、以下を参照してください。
注意
FAX装置以外のプリンタを指定した場合、または通常使うプリンタがFAX装置になっていない場合、帳票の出力は正しく行われません。
FAXの送信者情報を以下の形式で指定します。[ ]は、省略できることを示します。
FAX番号[,名前[,所属[,住所[,電話番号]]]]
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブで指定した送信者情報
設定されない
FAXの受信者情報を以下の形式で指定します。[ ]は、省略できることを示します。FAX受信者情報は、1件だけ指定できます。
FAX番号[,名前[,所属[,住所[,電話番号]]]]
FAX受信者情報は、以下の優先順序で有効になります。
FaxRcvFileプロパティで指定したFAX受信者情報(ファイル)
このプロパティで指定したFAX受信者情報
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブで指定した受信者情報
FAX受信者情報は、いずれかで必ず指定してください。
注意
このプロパティを指定する場合は、FAX番号を必ず指定してください。
ポイント
FAX受信者情報を複数件指定したい場合は、複数件のFAX受信者情報を記述したFAX受信者情報ファイルを作成し、FaxRcvFileプロパティで指定してください。
FAXの受信者情報を記述したFAX受信者情報ファイル名をフルパスで指定します。FAX受信者情報ファイルには、FAX受信者情報を100件以内で記述してください。100件を超えて記述すると、エラーになります。
FAX受信者情報は、1行に1件を以下の形式で記述します。[ ]は、省略できることを示します。複数件指定する場合は、次の行に記述します。改行のみの行は記述しないでください。
FAX番号[,名前[,所属[,住所[,電話番号]]]]
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
FaxRcvプロパティで指定したFAX受信者情報
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブで指定したFAX受信者情報
FAX受信者情報は、いずれかで必ず指定してください。
注意
FAX受信者情報ファイル中のデータは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
このプロパティを指定する場合は、FAX番号を必ず指定してください。
以下にFAX受信者情報ファイルの記述例を示します。
99-9999-9999,日本 太郎,営業1課 99-9999-9999,日本 花子,営業2課
送信するFAXの用件を127バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブの詳細設定画面で指定した用件
設定されない
ポイント
このプロパティを指定した場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブの詳細設定画面の「送付状を付加する」の指定にかかわらず、FAXの先頭(1ページ目)に送付状が付加されます。
FAXの受信者への連絡事項などのコメントを511バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブの詳細設定画面で指定したコメント
設定されない
ポイント
このプロパティを指定した場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブの詳細設定画面の「送付状を付加する」の指定にかかわらず、FAXの先頭(1ページ目)に送付状が付加されます。
●PDFファイル保存情報に関するプロパティ
ポイント
PDF変換機能のサポート範囲、使用する資源、および留意事項については、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
格納先ファイル名(PDFファイル名)を259文字以内かつ512バイト以内のフルパスで指定します。
省略すると、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブで指定した格納先ファイル名が有効になります。
格納先ファイル名は、いずれかで必ず指定してください。
注意
フォルダ名のみの指定はできません。
同一名ファイルがすでに存在するときにPDFファイル保存に失敗した場合は、元のPDFファイルも削除されることがあります。
ポイント
指定されたフォルダが存在しない場合、フォルダが自動生成されます。フォルダには、親フォルダと同じアクセス権が設定されます。自動生成されたフォルダに対し、帳票を出力するユーザがアクセス権を持たない場合は、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
PDFファイルには、帳票を出力したユーザのアクセス権が設定されます。
同一名ファイルがすでに存在する場合は、ファイルを上書きする権限があれば新しいファイルに置き換えられます。ファイルを上書きする権限がない場合は、PrintOutメソッド呼び出し時にエラーになります。
PDFファイルのサブタイトルを254バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で指定した概要のサブタイトル
設定されない
注意
サブタイトルは、日本語(JIS非漢字/第一水準漢字/第二水準漢字)または英数字で指定してください。その他の文字を指定した場合、PDFファイルの文書情報(一般)で正しく表示されないことがあります。
PDFファイルの作成者を254バイト以内で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で指定した概要の作成者
設定されない
注意
作成者は、日本語(JIS非漢字/第一水準漢字/第二水準漢字)または英数字で指定してください。その他の文字を指定した場合、PDFファイルの文書情報(一般)で正しく表示されないことがあります。
PDFファイルの印刷を許可するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティの権限の「印刷の許可」の指定にしたがいます。
印刷を許可しません。
印刷を許可します。
注意
このプロパティを指定する場合は、PdfSecupwdプロパティにパスワードを必ず指定してください。パスワードを指定しない場合、PDFファイルのセキュリティの指定が有効にならないことがあります。
PDFファイルの変更を許可するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティの権限の「文書変更の許可」の指定にしたがいます。
変更を許可しません。
変更を許可します。
注意
PDFファイルの変更を許可する指定をしても、PDFファイルの文書情報(セキュリティ)では「許可しない」となる場合があります。
このプロパティを指定する場合は、PdfSecupwdプロパティにパスワードを必ず指定してください。パスワードを指定しない場合、PDFファイルのセキュリティの指定が有効にならないことがあります。
PDFファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティの権限の「テキストとグラフィックスの選択の許可」の指定にしたがいます。
テキストとグラフィックスの選択を許可しません。
テキストとグラフィックスの選択を許可します。
注意
このプロパティを指定する場合は、PdfSecupwdプロパティにパスワードを必ず指定してください。パスワードを指定しない場合、PDFファイルのセキュリティの指定が有効にならないことがあります。
PDFファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面のセキュリティの権限の「注釈とフォームフィールドの追加と変更の許可」の指定にしたがいます。
注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可しません。
注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可します。
注意
PDFファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可する指定をしても、PDFファイルの文書情報(セキュリティ)では「許可しない」となる場合があります。
このプロパティを指定する場合は、PdfSecupwdプロパティにパスワードを必ず指定してください。パスワードを指定しない場合、PDFファイルのセキュリティの指定が有効にならないことがあります。
PDFファイルを開くときのパスワードを32バイト以内で指定します。
以下の文字は指定しないでください。
「" 」
省略すると、開くパスワードは設定されません。
注意
パスワードは、半角の英数字または記号(ASCIIコードの文字範囲)で指定してください。その他の文字を指定した場合、PDFファイルを表示できない場合があります。
このプロパティとPdfSecupwdプロパティに同じパスワードを指定しないでください。同じパスワードを指定するとセキュリティオプションの設定が変更される場合があります。
PDFファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを32バイト以内で指定します。
以下の文字は指定しないでください。
「" 」
省略すると、セキュリティオプション変更パスワードは設定されません。
注意
パスワードは、半角の英数字または記号(ASCIIコードの文字範囲)で指定してください。その他の文字を指定した場合、PDFファイルを表示できない場合があります。
このプロパティとPdfPwdプロパティ同じパスワードを指定しないでください。同じパスワードを指定するとセキュリティオプションの設定が変更される場合があります。
PDFファイルの閲覧期限(閲覧開始日時または閲覧終了日時)、または閲覧期間のいずれかを指定します。
閲覧開始日時を「YYYYMMDDhhmmss」の形式で指定します。
指定した日時以前は、PDFファイルの閲覧が制限されます。
閲覧終了日時を「YYYYMMDDhhmmss」の形式で指定します。
指定した日時以降は、PDFファイルの閲覧が制限されます。
閲覧期間を日単位で指定します。
PDFファイルの作成日から指定した期間(日数)を過ぎると閲覧が制限されます。
閲覧開始日時/閲覧終了日時「YYYYMMDDhhmmss」を指定する場合は、以下のように指定します。
年を西暦で指定します。
01~12(月)の範囲で指定します。
01~31(日)の範囲で指定します。
00~23(時)の範囲で指定します。
00~59(分)の範囲で指定します。
00~59(秒)の範囲で指定します。
閲覧期間を指定する場合は、「1」以上の値を指定します。
閲覧期限および閲覧期間を指定する場合、以下の順にそれぞれの値を「カンマ(,)」で区切って指定します。
閲覧開始日時
閲覧終了日時
閲覧期間
閲覧期限と閲覧期間を同時に指定した場合、閲覧期限の指定が有効になります。
閲覧期限と閲覧期間のどちらも指定されていない場合、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で指定した閲覧制限の「期間による閲覧制限を行う」の指定は無効となり、閲覧制限は行われません。
省略すると、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で指定した閲覧制限の「期間による閲覧制限を行う」の指定が有効になります。
注意
帳票定義情報で指定されている値とこのプロパティで指定されている値が異なる場合、このプロパティで指定されている値が有効となります。
以下の場合は、エラーとなります。
帳票定義情報で「期間による閲覧制限を行う」が指定されていない場合
ただし、このプロパティで閲覧期限と閲覧期間のどちらも指定されていない場合はエラーとなりません。
指定可能な値以外が指定された場合
Javaスクリプトが実行不能な場合など、このプロパティを指定してもPDFファイルのビューアアプリケーションによっては無効となる場合があります。
PDFファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理の文字の埋め込み指定にしたがいます。
すべての文字をPDFファイルに埋め込みません。
すべての文字をPDFファイルに埋め込みます。
注意
利用者定義文字やJEF拡張文字を使用する場合は、文字をPDFファイルに埋め込んでください。PDFファイルに埋め込まない場合、PDFファイルを表示するシステムの環境によっては、見え方が異なる、または正しく表示されないことがあります。
ポイント
PDFファイルに埋め込んだ文字を検索しない場合は、PdfReferenceプロパティで「FALSE」を指定してください。
PDFファイルに埋め込んだ文字を検索できるようにするかどうかを指定します
検索できるようにしません。
検索できるようにします。
注意
このプロパティを指定する場合は、以下のいずれかでPDFファイルに文字を埋め込む指定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理の文字の埋め込み指定
PdfEmbedプロパティ(「2」を指定する)
PDFファイルに埋め込んだ文字を検索できるようにする場合、PDFファイルサイズが大きくなります。
PDFファイルのJPEG圧縮時の品質を指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で指定した文書管理のJPEG圧縮時の品質の指定にしたがいます。
高画質、低圧縮率でJPEG圧縮します。
「1」と「3」の中間の画質/圧縮率でJPEG圧縮します。
低画質、高圧縮率でJPEG圧縮します。
JPEG圧縮されません。画質劣化のないflate圧縮が施されます。
PDFファイルに添付する任意のファイル名をフルパスで指定します。ファイルは最大で99個まで指定できます。複数指定する場合は、「セミコロン(;)」で区切って指定します。同一ファイルを複数指定すると、エラーとならずに指定したとおり重複して添付されます。指定されたファイルが存在しない場合は、エラーになります。
省略すると、以下の優先順序になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面で指定した文書管理のPDFファイルに添付するファイル名
ファイルは添付されない
注意
PDFファイルに添付するファイルは、Acrobat 4.0やAcrobat Readerでは抽出することができません。
PDFファイルに添付するファイルは、PDFファイル保存時にセキュリティオプションを指定した場合には抽出することができません。
PDFファイルの自動印刷および印刷実行のタイミングを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作の「PDFファイルの自動印刷を行う」の指定にしたがいます。
自動印刷しません。
PDFファイルを開くと、自動的に印刷ダイアログボックスが表示されます。
PDFファイルを開くと、システムで設定されているデフォルトプリンタへ自動的に印刷されます。
注意
Javaスクリプトが実行不能な場合など、このプロパティを指定しても、PDFのビューアであるアプリケーションによっては無効となる場合があります。
PDFファイルを表示する場合、PDFのビューアのツールバーを表示するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作のPDFファイル表示時のアプリケーションの設定の「ツールバーを表示する」の指定にしたがいます。
PDFファイルを表示する場合、ツールバーを表示しません。
PDFファイルを表示する場合、ツールバーを表示します。
注意
このプロパティを指定しても、PDFのビューアであるアプリケーションによっては無効となる場合があります。
PDFファイルを表示する場合、PDFのビューアのメニューバーを表示するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作のPDFファイル表示時のアプリケーションの設定の「メニューバーを表示する」の指定にしたがいます。
PDFファイルを表示する場合、メニューバーを表示しません。
PDFファイルを表示する場合、メニューバーを表示します。
注意
このプロパティを指定しても、PDFのビューアであるアプリケーションによっては無効となる場合があります。
PDFファイルを表示する場合、PDFのビューアを全画面で表示するかどうかを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の動作のPDFファイル表示時のアプリケーションの設定の「全画面で表示する」の指定にしたがいます。
PDFファイルを表示する場合、PDFのビューアを全画面で表示します。
PDFファイルを表示する場合、PDFのビューアを全画面で表示しません。
注意
このプロパティを指定しても、PDFのビューアであるアプリケーションによっては無効となる場合があります。
PDFファイルに、帳票名をしおりとして挿入するかどうかを指定します。帳票が切り替わるタイミングで、帳票名がしおり文字列として挿入されます。
帳票が切り替わっても、しおりは挿入されません。
帳票が切り替わると、帳票名がしおり文字列として挿入されます。
注意
マルチフォーム出力の場合、帳票が切り替わるタイミングでしおりが挿入されます。
このプロパティで設定されるしおりは1階層です。
挿入したしおりを表示した状態でPDFファイルを作成する場合は、PDF文書情報ファイルのPDF-PAGEMODEキーワードで、 PDFを開いた場合の表示方法を「OUTLINES」と設定してください。
PDF ファイルに、帳票の項目データの値をしおりとして挿入する場合に、対象となる項目名を指定します。指定した項目の入力データの値が切り替わるタイミングで、その項目の値がしおり文字列として挿入されます。
項目名には、「テキスト項目」、および「非出力項目」で項目形式がテキスト項目である項目が1つ指定できます。
また、指定した項目に対し、それぞれ以下の出力のタイミングでしおりが挿入されます。
テキスト項目の場合
ページ内の最初の項目を出力するタイミングでしおりが挿入されます。
非出力項目
ページ内の最初の1レコードを出力するタイミングでしおりが挿入されます。
また、上記の出力のタイミングで、しおりを挿入するタイミングを任意で複数指定することができます。複数指定する場合は、項目名の先頭に「!」を付けて「カンマ(,)」で区切って指定します。「!」を付けて指定した項目の入力データが切り替わるタイミングで、しおりを挿入する項目のその時点の「データ値」がしおりとして挿入されます。
省略すると、帳票の項目データが切り替わるタイミングでしおりは挿入されません。
このプロパティと同時にPdfBookmarkプロパティを指定した場合、PdfBookmarkプロパティによって帳票名で挿入されたしおりの階層がもっとも高く、その階層下に、このプロパティの指定にしたがってしおりが挿入されます。
このプロパティと同時にPdfBookmarkプロパティを指定した場合、以下の形式でしおりが挿入されます。
[帳票名]-[データ値]
データ値は、このプロパティによって挿入される最初のデータ値となります。この場合、このしおりが最上位のしおりとなり、その下の階層にこのプロパティで指定した項目の値がしおりとして挿入されます。
以下に指定例を示します。
この例では、[部門]、[所属]、および[名前]の入力データが切り替わったタイミングで、[名前]のデータ値をしおり文字列としてしおりが挿入されます。
PdfBookmarkItem !部門,!所属,名前
注意
指定した項目に対する入力データ値がない場合、しおりは挿入されません。
集団項目およびデータ定義画面の[環境定義]タブで、集団項目の扱いに「集団項目名を使用」を選択した場合の集団項目の構成項目は指定できません。
しおりを挿入する項目のデータは、必ずページの先頭でデータを切り替えてください。ページの先頭でデータを切り替えなかった場合、帳票出力時にエラーとなります。
このプロパティで設定されるしおりは1階層です。なお、マルチフォーム出力時に、PdfBookmarkプロパティと合わせて指定した場合、設定されるしおりは2階層となります。
集計表形式、およびフリーフレーム形式の帳票の場合、テキスト項目はページの最初に出力するパーティションに定義した項目を指定してください。
しおり文字列が128文字を超えた場合、129文字目以降は切り捨てられます。
Acrobat 4.0ではしおりの文字列は先頭から125 バイトまでがナビゲーションウィンドウ上に表示されます。Acrobat 5.0以降では、256 バイトまで表示可能です。
挿入したしおりを表示した状態でPDFファイルを作成する場合は、PDF文書情報ファイルのPDF-PAGEMODEキーワードで、 PDFを開いた場合の表示方法を「OUTLINES」と設定してください。
PDFファイルの文書情報ファイル名をフルパスで指定します。
PDF文書情報ファイルとは、帳票をPDFファイル保存する場合のPDFファイル保存情報(PDFファイル保存時の属性情報やプロパティ情報など)をまとめて指定できるファイルです。
帳票のプロパティ、およびCOMインタフェースの各プロパティでサポートしていないPDFファイル保存時のPDFファイル保存情報などを指定する場合に使用します。
注意
帳票のプロパティまたは他のCOMインタフェースのプロパティでサポートされているPDFファイル保存情報は指定しないでください。
PDF文書情報ファイル中のデータは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
PDF文書情報ファイルで、PDF-LIMITURIキーワードを指定する場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の閲覧制限で「URIによる閲覧制限を行う」が指定されている必要があります。指定されていない場合はエラーとなります。
PDF文書情報ファイルで、PDF-LIMITURIキーワードを指定した場合、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の閲覧制限で設定した「閲覧可能なサイト」は無効となります。
●PDFファイル保存情報(メール配信)に関するプロパティ
ポイント
メールを暗号化して送信、またはテンプレートを使用したメール送信機能を利用する場合は、PDF文書情報ファイルを利用してください。
PDFメール配信機能、および以下のファイルの記述形式については、オンラインマニュアル“PDF 変換機能編”を参照してください。
PDF メール配信情報ファイル
PDF メール環境設定ファイル
PDFファイルのメール配信時に必要な情報を記述したPDFメール配信情報ファイル名をフルパスで指定します。
PDFメール配信情報ファイルには、文書情報ファイルのPDFメール配信に関する[MLF_Mail]および[MLF_Message]セクションを指定します。
PDFメール配信情報は、以下の優先順序で有効になります。
PdfMailToAddrプロパティなどのPDFメール配信関連プロパティ
このプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイル
PDFメール環境設定ファイル
注意
PDFメール配信情報ファイル中のデータは、必ずShift-JISの文字コード系で記述してください。
PDFメール配信時の送信先のメールアドレスを、4000バイト以内の以下の形式で指定します。
複数件指定する場合は、各メールアドレスを「カンマ(,)」で区切って指定します。
ただし、ニックネームを指定する場合は、メールアドレスを複数件指定できません。
間違って同一アドレスに対して複数指定しても、宛先の重複が発生しないように送信されます。
メールアドレス[<ニックネーム>]
メールアドレス(必須)
メールアドレスを“メールボックス名@ドメイン名”の形式で指定します。
以下の文字が使用できます。
半角英数字、「.」、「_」、「-」
ニックネーム(任意)
ニックネームを80バイト以内で指定します。
以下の文字が使用できます。
半角英数字
ニックネームを指定すると、より安全に確実にメール配信できます。
省略すると、PdfMailConfFileプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイルで指定した送信先メールアドレスが有効になります。
送信先のメールアドレスは、いずれかで必ず指定してください。
PDFメール配信時のSMTPサーバ名を指定します。
以下の文字が使用できます。
半角英数字、「.」、「_」、「-」
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PdfMailConfFileプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイル内の[MLF_Mail]セクション配下にあるMLF_SMTPServerキーワード
PDFメール環境設定ファイルに定義されたSMTPサーバ
設定されない
PDFメール配信時の送信元のメールアドレスを指定します。
指定されたアドレスは、配信されるメールのFromヘッダに設定されます。
以下の文字が使用できます。
半角英数字、「.」、「_」、「-」
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PdfMailConfFileプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイルの[MLF_Mail]セクション配下にあるMLF_FromAddressキーワード
PdfMailConfFileプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイルの[MLF_Mail]セクション配下にあるMLF_EnvelopeFromAddressキーワード
PDFメール環境設定ファイル内の[MLF_Default]セクション配下にあるMLF_FromAddressキーワード
PDFメール環境設定ファイル内の[MLF_Default]セクション配下にあるMLF_EnvelopeFromAddressキーワード
設定されない
PDFメール配信時の送信元名を指定します。
指定された名前は、配信されるメールのFromヘッダに設定されます。
以下の文字が使用できます。
全角日本語、半角英数字、「.」、「_」、「-」
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
PdfMailConfFileプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイルの[MLF_Mail]セクション配下にあるMLF_FromFullNameキーワード
PDFメール環境設定ファイル内の[MLF_Default]セクション配下にあるMLF_FromFullNameキーワード
設定されない
PDFメール配信後にPDFファイルを削除するかどうかを指定します。
PDFメール配信情報ファイル、またはPDFメール環境設定ファイルの指定にしたがいます。
メール配信後、PDFファイルを削除しません。
メール配信後、PDFファイルを削除します。
このプロパティに「0」を指定すると、以下の優先順序で有効になります。
PdfMailConfFileプロパティで指定したPDFメール配信情報ファイルの[MLF_Mail]セクション配下にあるMLF_DeleteFileキーワード
PDFメール環境設定ファイル内の[MLF_Default]セクション配下にあるMLF_DeleteFileキーワード
設定されない
●印刷属性情報に関するプロパティ
ListWORKS仮想プリンタを使用して電子保存する場合、およびPDFファイル保存する場合は、この分類のプロパティを指定する必要はありません。
ポイント
Windowsで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
Print Managerと連携した機能や留意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”およびPrint Managerのオンラインマニュアルを参照してください。
このプロパティは、Windowsで印刷/FAX送信する場合で、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
出力開始時の動作モードを指定します。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モードの指定にしたがいます。
すぐに帳票を出力します。
すぐに帳票を出力しないで、いったんクライアント側のスプールに保留します。クライアント側とは、List Creatorの帳票出力サーバが動作するコンピュータを指します。
すぐに帳票を出力しないで、いったんサーバ側のスプールに保留します。サーバ側とは、Print Managerの印刷サーバが動作するコンピュータを指します。
注意
サーバ側で保留する場合は、自動での保留解除はできないため、手動で保留解除する必要があります。
Print Managerの印刷サーバとList Creatorの帳票出力サーバが同一コンピュータ上で動作する環境で運用しているときに帳票の出力を保留する場合は、以下のいずれかで出力開始時の動作モードをクライアント側で保留する設定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モード
PrtModeプロパティ(「2」を指定する)
ポイント
電子保存する場合、このプロパティは無効になります(すぐに電子保存されます)。例えば、印刷と電子保存を同時に行う場合、このプロパティは、印刷時には有効になりますが、電子保存時には無効になります。
このプロパティは、Windowsで印刷/FAX送信する場合で、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
スプールしたドキュメントの保留状態をいつ解除するかをHHmmDDDの形式で指定します。
00~23(時)の範囲で指定します。
00~59(分)の範囲で指定します。
000~999(日後)の範囲で指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面で指定した保留解除日時
自動保留解除しない
注意
このプロパティを指定する場合は、以下のいずれかで出力開始時の動作モードをクライアント側で保留する設定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モード
PrtModeプロパティ(「2」を指定する)
保留状態のドキュメントを保留解除する日時は、最大20分の誤差が生じる場合があります。
ポイント
電子保存する場合、このプロパティは無効になります。例えば、印刷と電子保存を同時に行う場合、このプロパティは、印刷時には有効になりますが、電子保存時には無効になります。
このプロパティは、Windowsで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
帳票の出力処理の優先順位を指定します。
印刷/FAX送信時は、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面の出力時の優先順位の指定にしたがいます。
電子保存時は、「1」が指定されたものとして動作します。
出力時の優先順位を指定します。数字が大きいほど優先順位は高くなります。
このプロパティは、Windowsで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合や出力経過の通知メッセージの通知先を、255バイト以内のTCP/IPのホスト名またはIPアドレスで指定します。
印刷/FAX送信時に省略すると、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面で指定したメッセージの通知先が有効になります。
電子保存時に省略すると、装置の設定(Print Managerのプリンタの設定)にしたがって通知メッセージが通知されます。
注意
帳票出力サーバがWindowsの場合、コンピュータ名とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
ポイント
メッセージの通知先に指定したコンピュータで、Print Managerの「到着通知パネル」を起動しておいてください。
このプロパティは、Windowsで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合や出力経過の返答メッセージの通知先を、255バイト以内のTCP/IPのホスト名またはIPアドレスで指定します。
省略すると、装置の設定(Print Managerのプリンタの設定)にしたがって返答メッセージが通知されます。
注意
帳票出力サーバがWindowsの場合、コンピュータ名とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
ポイント
メッセージの通知先に指定したコンピュータで、Print Managerの「到着通知パネル」を起動しておいてください。
このプロパティは、Windowsで印刷する場合で、印刷プリンタ名にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
区切りページを出力するかどうかを指定します。
このプロパティは、区切りページを出力しない場合にだけ指定してください。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの区切りページ出力設定画面の指定にしたがいます。
区切りページを出力しません。
注意
区切りページ出力は、PrintMGR V10.0L10以降およびPrint Manager V6.0L10以降と連携する場合にのみ有効です。ただし、プリンタドライバの設定でRAWデータでスプールする設定になっている場合は、区切りページが出力されません。
このプロパティは、Windowsで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合にのみ有効です。
出力の完了を待ち合わせるかどうかを指定します。
出力完了を待ち合わせません(PrintOutメソッドはスプール完了時点で復帰します)。
出力完了を待ち合わせます(PrintOutメソッドはスプールの完了後、JobWaitModeプロパティで指定した時点で復帰します)。
このプロパティに「TRUE」を指定した場合は、出力完了待ち合わせモードを
JobWaitModeプロパティで指定してください。
注意
印刷/FAX送信時にこのプロパティに「TRUE」を指定する場合は、以下のいずれかで出力開始時の動作モードをすぐに帳票を出力する指定にしておく必要があります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面の出力開始時の動作モード
PrtModeプロパティ(「1」を指定する)
印刷時、以下に示すプリンタ装置以外では、実際の出力完了のタイミングがずれる場合や、エラーが正しく通知されない場合があります。
VSP/VSシリーズ
PrintiaLASERシリーズ(Printianavi搭載機のみ)
Print ManagerのLANプリンタ連携機能を使用して接続したネットワークプリンタ
帳票の出力完了待ち合わせ中にスプールドキュメントを他の出力装置に移動した場合、移動先の出力装置での出力完了を待ち合わせます。
このプロパティは、Windowsで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定し、JobWaitプロパティに「TRUE」を指定した場合にのみ有効です。
出力完了待ち合わせモードを指定します。
スプール完了後も以下のいずれかの状態になるまでメソッドの終了を待ち合わせます。
エラーの詳細については、以下を参照してください。
⇒“6.4.1 メソッド”
帳票の出力完了
スプールドキュメント削除
スプールドキュメント保留
エラー発生
スプール完了後も以下のいずれかの状態になるまでメソッドの終了を待ち合わせます。
エラー発生時には復帰しません。
帳票の出力完了
スプールドキュメント削除
スプールドキュメント保留
注意
印刷/FAX送信時に帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]/[FAX]タブの印刷属性設定画面で出力開始メッセージおよび用紙交換メッセージを通知する指定を行っている場合、「1」を指定してください。「0」を指定すると、出力開始メッセージおよび用紙交換メッセージの通知時に復帰値「-108」でPrintOutメソッドが復帰します。
以下の情報を「セミコロン(;)」で区切って指定します。
用紙交換メッセージを通知する用紙名
常に用紙交換メッセージを通知するかどうかの指定
用紙交換メッセージを通知する用紙名を40 バイト以内で指定します。40バイトを超えた部分は切り捨てられます。用紙名には「セミコロン(;)」は指定できません。
常に、用紙交換メッセージを通知するかどうかを指定します。
用紙の変更時にのみ用紙交換メッセージを通知します。
このプロパティで指定した用紙コードが前回の印刷時から変更されている場合、用紙交換メッセージを通知します。
常に用紙交換メッセージを通知します。
このプロパティで指定した用紙コードが前回の印刷時と同じでも、用紙交換メッセージが通知します。
このプロパティの指定を省略した場合は、帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの印刷属性設定画面の「常に用紙交換メッセージを通知する」と「以下の用紙名で通知する」の指定が有効になります。
注意
出力開始メッセージも通知する場合、出力開始メッセージと用紙交換メッセージが二重で通知される場合があります。
「常に用紙交換メッセージを通知するかどうかの指定」に「N」を指定した場合、帳票の用紙情報とプリンタにセットされている用紙が同じでも、「用紙交換メッセージを通知する用紙名」で指定した用紙名が異なれば、用紙交換メッセージが通知されます。
VSP/VS シリーズのプリンタに印刷する場合、用紙交換メッセージを通知する指定を行うと、用紙交換メッセージが二重に通知される場合があります。
●OWFファイル生成情報に関するプロパティ
ポイント
OWFファイル生成(Webアプリケーション連携機能)に関するサポート範囲や留意事項、外字エンベッドやフォントの登録などについては、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
メディアデータファイル名をフルパスで指定します。
複数のファイルを使用する場合は、以下のように「セミコロン(;)」で区切って指定します。
ファイル名1;ファイル名2;ファイル名3
注意
組込みメディア項目に対するデータファイル中のメディアデータファイル名は、ファイル名のみを指定してください。
マルチフォーム出力時の帳票名を指定します。
複数の帳票名を、「セミコロン(;)」で区切って指定します。
マルチフォーム出力する場合(GrpOutプロパティに「1」を指定した場合)、このプロパティを必ず指定してください。
Webプラグイン起動時(Webブラウザ起動時)の動作モードを指定します。
プレビューします。
印刷します。
印刷時(Destinationプロパティに「1」を指定した場合)に印刷画面を表示するかどうかを指定します。印刷画面を表示する場合は、印刷出力時の情報を指定することができます。
印刷画面を表示しません。
印刷画面を表示します。
印刷完了後、Webブラウザを閉じるかどうかを指定します。
印刷完了後に、Webブラウザを閉じません。
印刷完了後に、Webブラウザを閉じます。
注意
このプロパティは、Destinationプロパティに「1」を指定して印刷した場合のみ有効となります。
HTMLのフレーム機能使用時には設定しないでください。
プレビュー時のズーム率を指定します。
ページ全体を表示します。
ページの横幅に合わせて表示します。
指定した倍率(%)で表示されます。30~200の範囲の文字列を指定します。
プレビュー時の印刷制御方法を指定します。
印刷を抑止しません。
2重印刷を抑止します。
印刷を抑止します。
OWFファイルに外字をエンベッド(貼り付け)するかどうかを指定します。
外字をエンベッドしません。
外字をエンベッドします。
注意
エンベッドする外字は、以下の方法で登録する必要があります(登録されていない外字はエンベッドされません)。
「OWFファイルフォント登録」画面によるフォントの登録
SetOwfRegFontメソッド、またはSetOwfRegFontCollectionメソッドによるフォントの登録
OWFファイル生成時の作業ディレクトリを指定します。
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
環境変数TMPで指定されているパス
環境変数TEMPで指定されているパス