[機能]
入力データを指定して、実際の帳票の出力イメージを画面で確認できます。プレビュー画面から印刷して帳票イメージを確認することもできます。
このコマンドは、[スタート]-[プログラム]-[List Creator]-[ユーティリティ]-[プレビューア]を選択してプレビューア初期画面を表示し、オプションを指定することもできます。
注意
このコマンドは、帳票設計時に利用するコマンドです。
運用時に使用するプリンタを指定してプレビューを行い、印刷結果を確認してください。
[記述形式]
以下に、コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
オプション1、オプション2、オプション3…には、prviewコマンドのオプションを記述します。
prviewコマンドのオプションは、すべて省略できます。
prview [ オプション1 ] [ オプション2 ] [ オプション3 ] …
以下に、prviewコマンドのOCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携情報に関するオプションの一覧を示します。その他のオプションについては、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
オプション | 【オペレーティングシステム】 | |||
---|---|---|---|---|
W | S | L | ||
○ | - | - | ||
○ | - | - | ||
○ | - | - | ||
○ | - | - | ||
○ | - | - | ||
○ | - | - |
prviewコマンドのOCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携情報に関するオプションについて説明します。
なお、以下の場合は、OCI連携機能を使用したデータベース(Oracle)連携はできません。
マルチフォーム出力する場合
フリーフレーム形式でリンクのない複数のフレームが配置されている帳票を出力する場合
注意
OCI連携機能では、Oracle 8、Oracle 8i、Oracle 9iとのみ連携できます。Oracleの動作オペレーティングシステムについては、Oracleのマニュアルを参照してください。
OCI連携機能を使用するには、OracleのOracle Call Interfaceが必要です。
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)で、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してある場合)にのみ有効です。
テスト用のデータファイルで帳票をプレビューする場合に、「DATAFILE」を指定します。
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)で、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してあり、-yオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときの接続先名を指定します。
このオプションを省略すると、以下の優先順序で有効になります。
データ定義画面の[DB連携]タブで指定した接続先名
デフォルトの接続先名(データベース(Oracle)管理者に確認してください)
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)で、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してあり、-yオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときのユーザ名を指定します。
このオプションを省略すると、データ定義画面の[DB連携]タブで指定したユーザ名が有効になります。
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)で、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してあり、-yオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときのパスワードを指定します。
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)で、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してあり、-yオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
データベース(Oracle)に接続するときのタイムアウト時間を指定します。
データベース(Oracle)からのデータの抽出が完了するまで待ち合わせます。
タイムアウト時間(分)を指定します。
このオプションを省略すると、データ定義画面の[DB連携]タブで指定したタイムアウト時間が有効になります。
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)で、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合(データ定義画面の[DB連携]タブのDBタイプに「Oracle」を指定してあり、-yオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」または「SELECT文」に変数「%」を指定した場合に、「%」の置換文字列を指定します。SELECT文(レポート頭書き)用の置換文字列に続けてSELECT文用の置換文字列を指定します。
置換文字列の指定形式については、以下を参照してください。
オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のSET演算子/SELECT文の置換文字列の指定形式についての記載
SELECT文に変数「%」を指定した場合は、このオプションで置換文字列を必ず指定してください。
注意
データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」または「SELECT文」中に文字「#」、ワイルドカード「%」は使用できません。文字「#」、ワイルドカード「%」を使用したい場合は、SELECT文に変数「%」を指定し、このオプションで置換文字列として「#」「%」を指定してください。
以下に指定例を示します。この例では、データ定義画面の[DB連携]タブのSELECT文に変数「%」を指定し、帳票のプレビュー時にSELECT文の「%」を文字定数「第一開発部%」に置換しています。
SELECT 部署名,名前 FROM 社員マスタ WHERE 部署名 LIKE '%';
SELECT 部署名,名前 FROM 社員マスタ WHERE 部署名 LIKE '第一開発部%';
[記述例]
prviewコマンドの記述例については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
[復帰値]
このコマンドの復帰値はありません。
[注意]
prviewコマンドを使用する場合の注意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。