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Interstage List Creator V10.4.1 旧機能編
FUJITSU Software

3.1 クエリ型

データベースからデータを抽出する条件は、あらかじめクエリ定義情報として定義しておきます。

以下に、クエリ型の移行作業について説明します。

なお、同一コンピュータで帳票の設計と運用を行う場合、移行作業は不要です。

注意

  • クエリ型は、【Windows版】の場合のみサポートしています。

移行する資源

移行する資源は、以下のとおりです。

帳票資源の移行手順

以下に、資源をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバに移行する手順を示します。

=操作手順=
  1. クエリ定義格納ディレクトリを作成する

    1. 移行先コンピュータにクエリ定義を格納するディレクトリを準備します。移行元コンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

  2. クエリ定義を移行する

    1. 移行元コンピュータのクエリ定義格納ディレクトリに格納されているクエリ定義を移行先コンピュータのクエリ定義格納ディレクトリに移行します。
      対象となる資源を次に示します。

      • クエリ定義名.dbr

  3. 帳票格納ディレクトリを作成する

    1. 移行先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを準備します。移行元コンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

  4. 帳票資源を移行する

    1. ユーザアプリケーションをアプリケーションサーバ/帳票出力サーバに配置します。

    2. 移行元コンピュータの帳票格納ディレクトリに格納されている帳票定義情報を移行先コンピュータの帳票格納ディレクトリに移行します。

      対象となる資源を次に示します。

      • 帳票名.pmd

      • 帳票名.ovd(オーバレイを使用しない場合は作成されません)

      • 帳票名.psf

      • 帳票名.bip

    3. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も移行先コンピュータに移行します。

      • メディアデータファイル

      • 情報ファイル

      • PDFファイルに添付するファイル

      • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

      • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      注意

      • 帳票定義情報やメディアデータファイルなどのテキストファイル以外の資源をFTPなどのファイル転送を利用して移行先のコンピュータに移行する場合、必ずバイナリモードで転送してください。その他のモードで転送した場合、帳票の出力に失敗することがあります。

  5. 帳票をテスト印刷する

    1. 帳票を印刷する場合は、実際に使用するプリンタを使用して、prtestコマンドで帳票様式のレイアウトをテスト印刷し、出力結果を確認します。