入力データ仕様は、帳票様式情報の入力データに関する情報を印刷したものです。
入力データ仕様から、帳票様式情報と重ね合わせて出力する入力データに必要な以下の情報を知ることができます。入力データは、これらの情報を元に設計します。
項目ごとのデータの形式
項目ごとのデータの長さ
BREAKが指定されている場合の制御レベル
ここでは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合のデータの構成についての見方を説明します。これ以外の上記の情報、入力データ仕様の印刷手順、および入力データの設計については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。
入力データを設計する場合、まず、入力データ仕様を印刷します。
なお、説明は、以下の「入力データ仕様」中の番号に対応しています。
SELECT文を指定する単位が分かります。
SELECT文で指定する列名の並び順が分かります。
1レコード(行)に対して、番号順に列名を指定していきます。
番号は、データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブおよび[データ定義]で定義したデータ項目のうち、入力データを受け取るデータ項目の順序を示しています。
以下に、SELECT文の記述例を示します。
SELECT 番号1用の列名,番号2用の列名,番号3用の列名,・・・ FROM TABLE;
注意
入力データの1レコード(行)のデータの並べ方を、入力データ仕様から変更した場合は、必ずデータ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブおよび[データ定義]タブのデータ項目名の順序を変更してください。