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Interstage List Creator V10.4.1 旧機能編
FUJITSU Software

1.5.2 入力データ仕様の印刷

入力データ仕様は、帳票様式情報の入力データに関する情報を印刷したものです。

入力データ仕様から、帳票様式情報と重ね合わせて出力する入力データに必要な以下の情報を知ることができます。入力データは、これらの情報を元に設計します。

ここでは、OCI連携機能を使用してデータベース(Oracle)と連携する場合のデータの構成についての見方を説明します。これ以外の上記の情報、入力データ仕様の印刷手順、および入力データの設計については、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

入力データを設計する場合、まず、入力データ仕様を印刷します。
なお、説明は、以下の「入力データ仕様」中の番号に対応しています。

(1)入力データ形式

使用しません。

(2)区切り文字

使用しません。

(3)データ定義

SELECT文を指定する単位が分かります。

データ定義(レポート頭書き)

集計表形式でレポート頭書きパーティション(RH)が定義されている帳票の場合に、レポート頭書きパーティション(RH)のデータをデータベース(Oracle)から抽出するためのSELECT文を指定します。

データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文(レポート頭書き)」にSELECT文を指定します。

データ定義

レポート頭書きパーティション(RH)以外のデータをデータベース(Oracle)から抽出するためのSELECT文を指定します。

データ定義画面の[DB連携]タブの「SELECT文」にSELECT文を指定します。

(4)番号

SELECT文で指定する列名の並び順が分かります。

1レコード(行)に対して、番号順に列名を指定していきます。

番号は、データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブおよび[データ定義]で定義したデータ項目のうち、入力データを受け取るデータ項目の順序を示しています。

以下に、SELECT文の記述例を示します。

SELECT 番号1用の列名,番号2用の列名,番号3用の列名,・・・ FROM TABLE;

注意

  • 入力データの1レコード(行)のデータの並べ方を、入力データ仕様から変更した場合は、必ずデータ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブおよび[データ定義]タブのデータ項目名の順序を変更してください。

(5)繰返し数

カード形式の帳票で、項目に繰返しを指定した場合、繰返し数分のデータが必要になります。繰返し数から、その項目に対する列名の個数が分かります。

繰返しを指定していない場合は「-」が出力されます。この場合、その項目に対する列名は1個になります。

以下に、番号1の項目が繰返し数「-」、番号2の項目が繰返し数「3」の場合のSELECT文の記述例を示します。

SELECT 番号1のデータ用の列名,番号2のデータ1用の列名,
    番号2のデータ2用の列名,番号2のデータ3用の列名,・・・ FROM TABLE;