大量出力時のトレースログ設定を行っている場合、トレースログの情報は、障害調査用情報採取ツールでは採取できません。
以下の手順で採取してください。
●【Solaris版】の場合
以下のコマンドを実行して、トラブルが発生した日のトレースログの情報を採取します。
# tar -cvf - トレースログファイルの格納ディレクトリ/*_トラブル発生日_* | compress >障害情報用ファイルのフルパス
以下に実行例を示します。
障害情報用ファイルのフルパスを/var/tmp/trslog.tar.Z、
トレースログファイルの格納ディレクトリを「/var/opt/FJSVoast/log」、
トラブル発生日を「2011年10月1日」とした場合
# tar -cvf - /var/opt/FJSVoast/log/*_20111001_* | compress > /var/tmp/trslog.tar.Z
●【Linux for Intel64版】の場合
以下のコマンドを実行して、トラブルが発生した日のトレースログの情報を採取します。
# tar -zcvf 障害情報用ファイルのフルパス トレースログファイルの格納ディレクトリ/*_トラブル発生日_*
以下に実行例を示します。
障害情報用ファイルのフルパスを/var/tmp/trslog.tar.gz、
トレースログファイルの格納ディレクトリを「/var/opt/FJSVoast/log」、
トラブル発生日を「2011年10月1日」とした場合
# tar -zcvf /var/tmp/trslog.tar.gz /var/opt/FJSVoast/log/*_20111001_*