Solaris |
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この現象は、コネクタ連携機能で少量ページの帳票を多重で同時に出力したときに発生します。
なお、発生時、システムのCPU 使用率が上がらない状態となります。
原因
コネクタ連携機能では、内部でJava を使用しています。
Java の仕様により、処理時間が均一にならない現象が発生している可能性があります。
対処方法
コネクタ連携機能のサービスを複数起動することにより、待ち時間が最も少ないサービスを
List Creatorが自動で選んで帳票を出力するため、帳票出力までの時間を均一にできます。
コネクタ連携機能のサービスの複数起動は、以下のすべての条件を満たす場合に有効です。
高性能マシン(マルチCPU、マルチコアにより、多数のスレッドが同時に動作可能なマシン)を使用している
アプリケーションサーバ、帳票出力サーバの両方がSolaris で、List Creator V9.3.0 以降を使用している
帳票出力インタフェースとして、Java インタフェースを使用している
コネクタ連携機能のサービスを複数起動するための設定については、オンラインマニュアル
“環境設定・帳票運用編”のコネクタ連携機能の多重性能向上についての記載を参照してください。