【Windows版】の場合
以下のメッセージが表示されるトラブル事例について説明します。
xxxx) の使い方が誤っています。 xxxxには、コネクタ連携機能のセットアップ(setupCT.bat)に指定したJavaインストールディレクトリ、または、List Creatorインストールディレクトリの「)」以降の部分が出力されます。
原因
Java、およびList Creatorが「)」を含むパスにインストールされています。
対処方法
Java、およびList Creatorを「)」を含まないパスにインストールした後、コネクタ連携機能のセットアップを行ってください。
【UNIX系OS版】の場合
以下のメッセージが表示されるトラブル事例について説明します。
【Solaris/Linux版】の場合
Java Runtime library (libjvm.so) was not found. Please edit/etc/opt/FJSVoast/conf/prputex.conf and add the full path of Java Runtime library (libjvm.so) to the JVM_LIB_PATH key.
【HP-UX版】の場合
Java Runtime library (libjvm.sl) was not found. Please edit/etc/opt/FJSVoast/conf/prputex.conf and add the full path of Java Runtime library (libjvm.sl) to the JVM_LIB_PATH key.
原因
以下の原因が考えられます。
コネクタ連携機能のセットアップに指定したJavaのインストールディレクトリが正しくない。
Javaのランタイムライブラリパスが見つからない。
コネクタ連携機能コマンドは、動作する場合に Javaのランタイムライブラリを使用するため、Javaのランタイムライブラリを検索しますが、何らかの原因でライブラリが見つからなかった場合にこのメッセージが表示されます。
対処方法
原因に応じて、以下の対処を行ってください。
コネクタ連携機能のセットアップに指定するJavaのインストールディレクトリを見直してください。
セットアップについては、以下を参照してください。
アプリケーションサーバがWindows/Solaris/Linuxの場合
オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”
アプリケーションサーバがHP-UXの場合
HP-UX版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”
Javaのランタイムライブラリを検索し、コネクタ連携機能コマンドが参照する設定ファイルに追加してください。
設定ファイルは、「/etc/opt/FJSVoast/conf/prputex.conf」に格納されています。
設定ファイルの内容は、Javaインストールディレクトリを「/usr/java/j2sdk1.4.2」とした場合、以下のようになります。
JAVA_HOME /usr/java/j2sdk1.4.2 JVM_LIB_PATH /usr/java/j2sdk1.4.2/jre/lib/i386/client/libjvm.so
設定項目:
コネクタ連携機能コマンドで使用する Javaのランタイムライブラリのフルパスが設定されています。キーが存在しない、パスが書かれていない、または無効なパス(ファイルが存在しないなど)の場合、以下の手順でランタイムライブラリを検索し、パスを記述してください。
JAVA_HOME キーに設定されているパス以下から、次に示す名称のファイルを検索してください。
【Solaris/Linux版】の場合:libjvm.so
【HP-UX版】の場合:libjvm.sl
1.で検索したファイルのフルパスを、「JVM_LIB_PATH」に続けて半角空白を1文字以上空け、記述してください。