原因
以下のいずれかの原因が考えられます。
1)ユーザアプリケーションの給紙方法の指定に誤りがある。
3)プリンタ装置でサポートされていない給紙方法が指定されている。
4)PostScript出力を行った(UNIX系OSの場合)。
(PostScript出力する場合、List Creatorの給紙方法の指定は無効であるため)
5)プリンタドライバの設定が正しく指定されていない(Windowsの場合)。
また、給紙方法と給紙口の指定方法については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の給紙方法/給紙口についての記載を参照してください。
対処方法
原因にあわせて、以下のいずれかの対処を行ってください。
なお、原因の番号と対処の番号は対応しています。
ユーザアプリケーションでの給紙方法の指定を正しく修正してください。
なお、帳票出力サーバがWindowsの場合にプリンタ装置の設定にしたがって給紙したい場合は、以下の対処を行ってください。
給紙方法に、「指定なし(プリンタ装置の設定にしたがいます)」を指定する
「給紙方法」は、prprintコマンドの-atprintbinオプションなどで指定できます。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブの給紙方法の指定を正しく修正してください。
なお、帳票出力サーバがWindowsの場合にプリンタ装置の設定にしたがって給紙したい場合は、以下の対処を行ってください。
帳票業務情報のプロパティ画面で[印刷]タブの給紙方法に以下のいずれかを指定する
給紙方法の「プリンタ装置の設定にしたがう」を選択する
給紙方法の「以下の給紙方法で出力する」を選択し、給紙方法に「指定なし」を指定する
プリンタに添付されているマニュアルで、指定できる給紙方法を確認してください。
帳票出力サーバがWindowsの場合は、給紙口名を指定することで解決する場合があります。
プリンタドライバのプロパティで給紙したい給紙口名を確認し、以下のいずれかで給紙口名を指定してください。
帳票業務情報のプロパティ画面の[印刷]タブ
帳票の出力時
給紙口名を指定する場合は、給紙方法には「指定なし」以外を指定しておいてください。
給紙方法に「自動」を指定しても自動給紙が正しく動作しない場合は、プリンタドライバのプロパティで自動給紙を指定し、給紙方法に 「指定なし」を指定してください。
帳票出力サーバがSolarisの場合で、VSP シリーズのプリンタでPostScript出力する場合、PostRasterでホッパを設定してください。
ホッパの設定方法については、PostRasterに添付のマニュアルを参照してください。
VSPシリーズ以外のプリンタでPostScript出力する場合は、プリンタに添付されているマニュアルで、指定できる給紙方法を確認してください。
ポイント
帳票出力サーバがSolarisの場合にVSPシリーズのプリンタでPostScript出力する場合、PostRasterのデフォルトの設定で指定されたホッパで出力されます。
その他のプリンタでPostScript出力する場合、給紙方法は、プリンタ装置に依存します。
以下の用紙サイズの変更と同様に、プリンタドライバ給紙方法の設定を見直してください。