Windows |
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このとき、以下のメッセージが表示されます。
データファイル<XX>の読込みに失敗しました。データファイル名を確認してください。
原因
以下のいずれかの原因が考えられます。
指定したデータファイルが存在しません。
指定したデータファイル名が正しくありません。
指定したデータファイルに読み取り権限がありません。
UNC指定(¥¥コンピュータ名¥共有名¥ディレクトリ名)した場合、帳票出力を実行したアカウントに権限がありません。
同時に実行された複数の出力処理で、同じデータファイル名を使用している可能性があります。
データ到着監視機能を使用している場合、監視対象フォルダ内のファイルを、ウィルス対策ソフトウェアなどが使用しているため、ファイルが排他状態になっている可能性があります。
複数プロセスから同時にユーザアプリケーションを使用すると、作業ファイルが重複し、エラーとなる場合があります。
対処方法
原因に応じて、以下の対処を行ってください。
存在するデータファイルを指定してください。
正しいデータファイル名を指定してください。
データファイルに読み取り可能なセキュリティを設定してください。
UNC指定(¥¥コンピュータ名¥共有名¥ディレクトリ名)した場合、帳票出力を実行したアカウントが、UNC指定先コンピュータにアクセスできるネットワーク環境になっているか、また、データファイルの読み取りが可能なアカウントとして登録されているかを確認してください。
同時に実行された複数の出力処理で、同じデータファイル名を使用していないかを確認してください。
この場合、以下の手順で対処してください。
List Creator 以外のソフトウェアが、監視対象フォルダ内の該当ファイルを排他状態にできないようにします。
ウィルス対策ソフトウェアの場合
特定の拡張子を対象から除外する設定を行う。
他のソフトウェアの場合
設定や運用を見直す。
到着監視で転送するデータを、再度、データ到着監視対象フォルダに格納します。
この場合、帳票出力処理を行うユーザアプリケーションが常に単一のプロセスでのみ動作するよう、運用またはユーザアプリケーションを見直してください。
ポイント
List Creatorでは、ウィルス対策ソフトウェアで以下を監視対象外にすることを推奨します。
インストールディレクトリ
データ到着監視機能の監視対象フォルダ
ユーザアプリケーションが入出力するファイル、フォルダ
例)PDFファイルやOWFファイルなどの格納先、
入力データファイルの格納先