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Interstage List Creator V10.4.1 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

3.1.11 「設定ファイルへのアクセスに失敗しました。または、設定ファイルの内容が正しくない可能性があります」のエラーとなる

原因

以下の原因が考えられます。

  1. コネクタ連携機能のセットアップが行われていない。

  2. JRE/J2SEがインストールされていない。または、JRE/J2SEのインストール状態が不正である。

    コネクタ連携機能コマンドは、動作する場合に Javaのランタイムライブラリを使用するため、Javaのランタイムライブラリを検索しますが、何らかの原因でライブラリが見つからなかった場合にこのメッセージが表示されます。

対処方法

原因に応じて、以下の対処を行ってください。

  1. コネクタ連携機能のセットアップを行ってください。
    セットアップについては、以下を参照してください。

    • アプリケーションサーバがWindows/Solaris/Linuxの場合
      オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”

    • アプリケーションサーバがHP-UXの場合
      HP-UX版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”

  2. Java Runtime Environment(JRE)またはJ2SEをインストールしてください。
    JREまたはJ2SEのインストール後も同様の現象が発生する場合、以下の対処を行ってください。

    Javaのランタイムライブラリを検索し、コネクタ連携機能コマンドが参照する設定ファイルに追加してください。

    設定ファイルは、「List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\prputex.conf」に格納されています。

    JREインストールディレクトリを「C:\jdk131」とした場合、設定ファイルの内容は以下の例のようになります。

    JAVA_HOME  C:\jdk131
    JVM_LIB_PATH  C:\jdk131\jre\bin\hotspot\jvm.dll

    設定項目:

    • JAVA_HOME

      コネクタ連携機能のセットアップ時に指定した jre インストールディレクトリが設定されています。ここは編集しないでください。

    • JVM_LIB_PATH

      コネクタ連携機能コマンドで使用する Javaのランタイムライブラリのフルパスが設定されています。キーが存在しない、パスが書かれていない、または無効なパス(ファイルが存在しないなど)の場合、以下の手順でランタイムライブラリを検索し、パスを記述してください。

      1. JAVA_HOME キーに設定されているパス以下から、「jvm.dll」という名称のファイルを検索してください。

      2. 1.で検索したファイルのフルパスを、「JVM_LIB_PATH」に続けて半角空白を1文字以上空け、記述してください。

注意

  • JREまたはJ2SEは、バージョン1.3.1以降を使用してください。

  • ライブラリのパスに“hotspot”または“client”という文字が含まれている場合は、そのライブラリを優先して記述してください。

  • ライブラリのパスに“classic”という文字が含まれている場合は、正しく動作しない可能性があるため、使用しないでください。

  • 同一のキーが複数存在している場合は、下に書かれている方が優先されます。