上記のエラーが通知された場合、メッセージと一緒に通知されるエラー詳細情報の値によって対処が異なります。
エラー詳細情報の値をもとに対処を行ってください。
なお、下記の対処を行ってもトラブルが解決しない場合、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。
●エラー詳細情報が「(2-0-0,While sending files.)」の場合
原因
以下の原因が考えられます。
コネクタ連携機能のセットアップが行われていない。
コネクタ連携機能のサービスが起動していない。
コンピュータが高負荷な状態である。
対処方法
原因に応じて、以下の対処を行ってください。
コネクタ連携機能のセットアップを行ってください。
セットアップについては、以下を参照してください。
アプリケーションサーバがWindows/Solaris/Linuxの場合
オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”
アプリケーションサーバがHP-UXの場合
HP-UX版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”
コネクタ連携機能のサービスが起動しているかを確認してください。
サービスの起動については、以下を参照してください。
アプリケーションサーバがWindows/Solaris/Linuxの場合
オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”
アプリケーションサーバがHP-UXの場合
HP-UX版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”
コンピュータが高負荷な状態の場合には、しばらく待ってから再度実行してください。
●エラー詳細情報が「(2-0-41000010301,While sending files.)」の場合
●エラー詳細情報が「(5-0-0,While sending files.)」の場合
原因
アプリケーションサーバで、NIC(Network Interface Card)が複数装着されているときに、このエラーが発生する場合があります。
対処方法
アプリケーションサーバ側で、以下の手順で設定を行ってください。
コネクタ連携機能のサービスを停止します。
コネクタ連携機能の環境設定ファイルを変更します。
DaemonPropertyに設定します。
【Windows版】の場合
List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\daemon\bin\DaemonProperty
【UNIX系OS版】の場合
/etc/opt/FJSVoast/remoteprint/daemon/bin/DaemonProperty
以下の内容を追加します。
jp.co.pfu.ardus.model.jom.daemon.responder.rmiHost=アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名) |
RequesterPropertyに設定します。
【Windows版】の場合
List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\bin\RequesterProperty
【UNIX系OS版】の場合
/etc/opt/FJSVoast/remoteprint/requester/bin/RequesterProperty
以下の内容を追加します。
jp.co.pfu.ardus.model.jom.requester.rmiHost=アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名) |
コネクタ連携機能のJavaの起動オプションの設定をします。
javaoption.infに設定します。
【Windows版】の場合
List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\daemon\bin\javaoption.inf
【UNIX系OS版】の場合
/etc/opt/FJSVoast/remoteprint/daemon/bin/javaoption.inf
以下の内容を追加します。
(javaコマンドのパス) -Djava.rmi.server.hostname=アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名) -cp.... |
コネクタ連携機能のサービスを起動します。
ポイント
手順の2.および3.で設定する「アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名)」には、同じ値を設定してください。
また、コネクタ連携機能のサービスの起動および停止については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。