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Interstage List Creator V10.4.1 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

3.1.10 「その他のシステムエラーが発生しました。(XXXXX,While sending files.)」のエラーになる

上記のエラーが通知された場合、メッセージと一緒に通知されるエラー詳細情報の値によって対処が異なります。

エラー詳細情報の値をもとに対処を行ってください。

なお、下記の対処を行ってもトラブルが解決しない場合、当メッセージと操作内容を記録し、当社技術員に連絡してください。

●エラー詳細情報が「(2-0-0,While sending files.)」の場合

原因

以下の原因が考えられます。

  1. コネクタ連携機能のセットアップが行われていない。

  2. コネクタ連携機能のサービスが起動していない。

  3. コンピュータが高負荷な状態である。

対処方法

原因に応じて、以下の対処を行ってください。

  1. コネクタ連携機能のセットアップを行ってください。
    セットアップについては、以下を参照してください。

    • アプリケーションサーバがWindows/Solaris/Linuxの場合
      オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”

    • アプリケーションサーバがHP-UXの場合
      HP-UX版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”

  2. コネクタ連携機能のサービスが起動しているかを確認してください。
    サービスの起動については、以下を参照してください。

    • アプリケーションサーバがWindows/Solaris/Linuxの場合
      オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”

    • アプリケーションサーバがHP-UXの場合
      HP-UX版オンラインマニュアル“コネクタ連携機能編”

  3. コンピュータが高負荷な状態の場合には、しばらく待ってから再度実行してください。

●エラー詳細情報が「(2-0-41000010301,While sending files.)」の場合
●エラー詳細情報が「(5-0-0,While sending files.)」の場合

原因

アプリケーションサーバで、NIC(Network Interface Card)が複数装着されているときに、このエラーが発生する場合があります。

対処方法

アプリケーションサーバ側で、以下の手順で設定を行ってください。

  1. コネクタ連携機能のサービスを停止します。

  2. コネクタ連携機能の環境設定ファイルを変更します。

    • DaemonPropertyに設定します。

      【Windows版】の場合

      List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\daemon\bin\DaemonProperty

      【UNIX系OS版】の場合

      /etc/opt/FJSVoast/remoteprint/daemon/bin/DaemonProperty

      以下の内容を追加します。

      jp.co.pfu.ardus.model.jom.daemon.responder.rmiHost=アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名)

    • RequesterPropertyに設定します。

      【Windows版】の場合

      List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\requester\bin\RequesterProperty

      【UNIX系OS版】の場合

      /etc/opt/FJSVoast/remoteprint/requester/bin/RequesterProperty

      以下の内容を追加します。

      jp.co.pfu.ardus.model.jom.requester.rmiHost=アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名)

  3. コネクタ連携機能のJavaの起動オプションの設定をします。

    • javaoption.infに設定します。

      【Windows版】の場合

      List Creatorインストールディレクトリ\remoteprint\daemon\bin\javaoption.inf

      【UNIX系OS版】の場合

      /etc/opt/FJSVoast/remoteprint/daemon/bin/javaoption.inf

      以下の内容を追加します。

      (javaコマンドのパス) -Djava.rmi.server.hostname=アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名) -cp....

  4. コネクタ連携機能のサービスを起動します。

ポイント

  • 手順の2.および3.で設定する「アプリケーションサーバのIPアドレス(またはホスト名)」には、同じ値を設定してください。
    また、コネクタ連携機能のサービスの起動および停止については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。