下敷きイメージに合わせて、自動生成された項目の種類を変更し、足りない項目を追加します。
■自動生成されたテキスト項目の種類を変更します
明細部分(ボディ部)には1 つ以上の項目を設定する必要があります。
“第4章 帳票を新規作成します”の操作「10」の、項目を関連付ける画面でボディ部に項目を設定しなかった場合、テキスト項目(MMMM)が自動生成されます。
ここでは、自動生成されたテキスト項目を、「No.」を出力するための数字項目に変更します。
「MMMM」を選択します。
ツールバーの[項目種別の変更]ボタン()をクリックします。
⇒ 項目種別の変更画面が表示されます。
「テキスト項目→数字項目」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目種別の変更画面が閉じ、「MMMM」(テキスト項目)が「9999」(数字項目)に変更されます。
「9999」を「No.」の下の数字までドラッグして、移動します。
■フォント/ 項目名/ 文字列の長さを設定します
編集する項目をダブルクリックします。
ここでは、「No.」の下の数字項目をダブルクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。
[フォント]タブで、フォントサイズを指定します。
ここでは、「12」と指定します。
[プロパティ]タブで、項目名を指定します。
ここでは、「明細番号」と指定します。
[プロパティ]タブで、項目の文字列の長さ(項目長)を指定します。
ここでは、「2」と指定します。
ポイント
項目長は、以下のように計算します。
半角英数字:文字数×1
全角文字:文字数×2
[プロパティ]タブで、[再計算]ボタンをクリックします。
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、フォント、項目名、および文字列の長さが変更されます。
■基準となるフォントサイズを設定します
書式ツールバーで、追加する項目の基準となるフォントサイズを変更します。
ここでは、「12」を選択します。
ポイント
オブジェクトが選択されていない状態で行います。
参考
オブジェクトが選択されていない状態で、フォントサイズを変更すると、変更した値が項目を追加するときの基準値となります。
■「商品コード」、「商品名」、「数量」の項目を追加します
画面の左下にある項目のボタンをクリックします。
項目のボタンは種類によって異なります。
ここでは、[数字項目]ボタンをクリックし、「商品コード」の数字項目を追加します。
その他の項目については、オンラインマニュアル“ 帳票設計編” を参照してください。
下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。
マウスをドラッグして、範囲を指定します。
⇒ 画面の上に数字項目(9999)が表示されます。
ポイント
テキスト項目の場合は、画面の上にテキスト項目(MMMM)が表示されます。
追加した項目をダブルクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。
[プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。
以下のように指定します。
項目名:商品コード 項目長:4
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「商品コード」の項目が追加されます。
「商品名」、「数量」の項目も、「商品コード」の項目と同じように追加します。
操作「1」で、以下のように指定します。
「商品名」の項目を追加する場合
[テキスト項目]ボタンをクリックし、テキスト項目を追加します。
「数量」の項目を追加する場合
[数字項目]ボタンをクリックし、数字項目を追加します。
操作「4」で、以下のように指定します。
「商品名」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する
[プロパティ]タブで次のように指定します。
項目名:商品名 項目長:30
「数量」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する
[プロパティ]タブで次のように指定します。
項目名:数量 項目長:2
■「単価」を出力する項目を追加します
画面の左下にある[数字項目]ボタンをクリックします。
下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。
マウスをドラッグして、範囲を指定します。
⇒ 画面の上に数字項目(9999)が表示されます。
追加した項目をダブルクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。
[編集形式]タブで、「¥¥¥,¥¥9」の形式で出力されるように指定します。
以下のように指定します。
分類 :通貨 編集形式 :¥¥¥,¥¥9 全ゼロサプレス:チェックしない 通貨記号文字 :¥
参考
上記のように指定すると、入力データが「1234567」の場合、自動的に「¥1,234,567」に編集して出力されます。
[プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。
以下のように指定します。
項目名:単価 項目長:7
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「単価」の項目が追加されます。
■「金額」、「合計」を出力する項目を追加します
「単価」の項目をクリックします。
⇒「単価」の項目が選択されます。
キーボードのCtrl キーを押しながら、マウスをドラッグします。
ここでは、「金額」の下の数字までマウスをドラッグします。
⇒「単価」の項目がコピーされます。
ポイント
項目を選択し、キーボードのCtrl キーを押しながら、マウスをドラッグすると項目がコピーされます。
コピーした項目をダブルクリックします。
⇒項目のプロパティ画面が表示されます。
[プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。
以下のように指定します。
項目名:金額 項目長:10
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「金額」の項目が追加されます。
「合計」の項目も、「金額」の項目と同じように「単価」の項目をコピーして追加します。
操作「4」で、以下のように指定します。
項目名:合計 項目長:11
■「売上日」、「伝票番号」、「担当者コード」を出力する項目を追加します
画面上の項目がないところをダブルクリックします。
⇒ マウスカーソルの形が+に変わります。
ポイント
画面上の項目がないところをダブルクリックすると、直前に追加した項目と同じ項目を追加することができます。
下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。
マウスをドラッグして、範囲を指定します。
⇒ 画面の上に数字項目(9999)が表示されます。
追加した項目をダブルクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。
[フォント]タブで、フォントを編集します。
ここでは、以下のように編集します。
英文フォント:MS ゴシック
[編集形式]タブで、「売上日」が西暦の「9999 年99 月99 日」の形式で出力されるように指定します。
以下のように指定します。
分類 :日付 区切り :年月日 ゼロ抑制:チェックする
参考
分類に「日付」を指定し、区切りに「年月日」を指定すると自動的に文字列およびサンプルに値が入ります。
上記のように指定すると、入力データが「20041201」の場合、自動的に「2004 年12月1 日」に編集して出力されます。
[プロパティ]タブで、項目名を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。
以下のように指定します。
項目名:売上日
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「売上日」の項目が追加されます。
「伝票番号」、「担当者コード」の項目も、「売上日」の項目と同じように追加します。
操作「6」で、以下のように指定します。
「伝票番号」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する
[プロパティ]タブで次のように指定します。
項目名:伝票番号 項目長:5
「担当者コード」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する
[プロパティ]タブで次のように指定します。
項目名:担当者コード 項目長:3
ポイント
「伝票番号」、「担当者コード」の項目を追加する場合、フォントおよび編集形式を変更しないので操作「4」、「5」は必要ありません。
■「得意先郵便番号」を出力する項目を追加します
画面の左下にある[テキスト項目]ボタンをクリックします。
下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。
マウスをドラッグして、範囲を指定します。
⇒ 画面の上にテキスト項目(MMMM)が表示されます。
追加した項目をダブルクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。
[編集形式]タブで、郵便番号の区切り文字に「-」が出力されるように指定します。
以下のように指定します。
分類:郵便 ハイフン表示
参考
上記のように指定すると、入力データが「1057123」の場合、自動的に「105-7123」に編集して出力されます。
[プロパティ]タブで、項目名を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。
以下のように指定します。
項目名:得意先郵便番号
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「得意先郵便番号」の項目が追加されます。
■「得意先住所1」、「得意先住所2」、「得意先名」を出力する項目を追加します
画面上の項目がないところをダブルクリックします。
⇒ マウスカーソルの形が+に変わります。
下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。
マウスをドラッグして、範囲を指定します
⇒ 画面の上にテキスト項目(MMMM)が表示されます。
追加した項目をダブルクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。
[フォント]タブで、フォントを編集します。
ここでは、以下のように編集します。
日本語フォント:MS 明朝 英文フォント :MS 明朝 サイズ :14
[プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。
以下のように指定します。
項目名:得意先住所1 項目長:30
⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。
[OK]ボタンをクリックします。
⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「得意先住所1」の項目が追加されます。
「得意先住所2」、「得意先名」の項目も、「得意先住所1」の項目と同じように追加します。
操作「5」で、以下のように指定します。
「得意先住所2」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する
[プロパティ]タブで次のように指定します。
項目名:得意先住所2 項目長:30
「得意先名」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する
[プロパティ]タブで次のように指定します。
項目名:得意先名 項目長:12
■見出しを追加します
画面の左下にある[固定リテラル項目]ボタンをクリックします。
ポイント
2つ目以降の見出しは、画面上の項目がないところをダブルクリックしてマウスカーソルの形が+に変わり、追加することができます。
下敷きイメージに合わせて、見出しの範囲を指定します。
マウスをドラッグして、見出しの範囲を指定します。
ここでは、「No.」の範囲を指定します。
⇒ 画面上部に「固定リテラル」と入力された入力域が表示されます。
入力域に「No.」と入力し、キーボードのEnter キーを押します。
⇒「No.」という文字列が追加されます。
他の見出しや、フォーマットとなる固定文字列も、同じように追加し、体裁を次の表を参考にしながら設定します。
⇒見出しや固定文字列をすべて追加すると、以下のようになります。
番号 | 項目名 | [フォント]タブ | [文字配置]タブ | ||
---|---|---|---|---|---|
日本語フォント | 英文フォント | サイズ | 配置方法 | ||
StaticXXXX | MS明朝 | MS明朝 | 12 | 指定なし | |
StaticXXXX | MS明朝 | MS明朝 | 14 | 指定なし | |
(*1) | StaticXXXX | MS明朝 | MS明朝 | 24 | 両端揃え |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 24 | 両端揃え | |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 12 | 両端揃え | |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 12 | 両端揃え | |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 12 | 両端揃え | |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 14 | 両端揃え | |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 14 | 両端揃え | |
StaticXXXX | MSゴシック | MSゴシック | 14 | 両端揃え |
項目名「StaticXXXX」のXXXXには、任意の番号が設定されます。
*1:“第4章 帳票を新規作成します”の操作「8」でタイトルとして追加されているので、設定のみ行ってください。
参考
配置方法は、項目のプロパティ画面の[文字配置]タブで指定します。
入力した文字がすべて表示されなかった場合は、マウスで文字列の範囲を広げてください。
追加した見出しや固定文字列の文字列を変更できます。詳細は、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。