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Interstage List Creator V10.4.1 帳票設計入門ガイド
FUJITSU Software

5.5 項目を追加します

下敷きイメージに合わせて、自動生成された項目の種類を変更し、足りない項目を追加します。

■自動生成されたテキスト項目の種類を変更します

明細部分(ボディ部)には1 つ以上の項目を設定する必要があります。

第4章 帳票を新規作成します”の操作「10」の、項目を関連付ける画面でボディ部に項目を設定しなかった場合、テキスト項目(MMMM)が自動生成されます。

ここでは、自動生成されたテキスト項目を、「No.」を出力するための数字項目に変更します。

=操作手順=
  1. MMMM」を選択します。


  2. ツールバーの[項目種別の変更]ボタン()をクリックします。

    ⇒ 項目種別の変更画面が表示されます。


  3. 「テキスト項目→数字項目」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目種別の変更画面が閉じ、「MMMM」(テキスト項目)が「9999」(数字項目)に変更されます。


  4. 9999」を「No.」の下の数字までドラッグして、移動します。

■フォント/ 項目名/ 文字列の長さを設定します

=操作手順=
  1. 編集する項目をダブルクリックします。

    ここでは、「No.」の下の数字項目をダブルクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。


  2. [フォント]タブで、フォントサイズを指定します。

    ここでは、「12」と指定します。


  3. [プロパティ]タブで、項目名を指定します。

    ここでは、「明細番号」と指定します。


  4. [プロパティ]タブで、項目の文字列の長さ(項目長)を指定します。

    ここでは、「2」と指定します。

    ポイント

    • 項目長は、以下のように計算します。

      半角英数字:文字数×1

      全角文字:文字数×2


  5. [プロパティ]タブで、[再計算]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  6. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、フォント、項目名、および文字列の長さが変更されます。

■基準となるフォントサイズを設定します

=操作手順=
  1. 書式ツールバーで、追加する項目の基準となるフォントサイズを変更します

    ここでは、「12」を選択します。

    ポイント

    • オブジェクトが選択されていない状態で行います。

    参考

    • オブジェクトが選択されていない状態で、フォントサイズを変更すると、変更した値が項目を追加するときの基準値となります。

■「商品コード」、「商品名」、「数量」の項目を追加します

=操作手順=
  1. 画面の左下にある項目のボタンをクリックします。

    項目のボタンは種類によって異なります。

    ここでは、[数字項目]ボタンをクリックし、「商品コード」の数字項目を追加します。

    その他の項目については、オンラインマニュアル“ 帳票設計編” を参照してください。


  2. 下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。

    マウスをドラッグして、範囲を指定します。

    ⇒ 画面の上に数字項目(9999)が表示されます。

    ポイント

    • テキスト項目の場合は、画面の上にテキスト項目(MMMM)が表示されます。


  3. 追加した項目をダブルクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。


  4. [プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。

    以下のように指定します。

    項目名:商品コード
    項目長:4

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  5. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「商品コード」の項目が追加されます。


  6. 「商品名」、「数量」の項目も、「商品コード」の項目と同じように追加します。

    操作「1」で、以下のように指定します。

    • 「商品名」の項目を追加する場合

      [テキスト項目]ボタンをクリックし、テキスト項目を追加します。

    • 「数量」の項目を追加する場合

      [数字項目]ボタンをクリックし、数字項目を追加します。

    操作「4」で、以下のように指定します。

    • 「商品名」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する

      [プロパティ]タブで次のように指定します。

      項目名:商品名
      項目長:30
    • 「数量」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する

      [プロパティ]タブで次のように指定します。

      項目名:数量
      項目長:2

「単価」を出力する項目を追加します

=操作手順=
  1. 画面の左下にある[数字項目]ボタンをクリックします。


  2. 下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。

    マウスをドラッグして、範囲を指定します。

    ⇒ 画面の上に数字項目(9999)が表示されます。


  3. 追加した項目をダブルクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。


  4. [編集形式]タブで、「¥¥¥,¥¥9」の形式で出力されるように指定します。

    以下のように指定します。

    分類          :通貨
    編集形式      :¥¥¥,¥¥9
    全ゼロサプレス:チェックしない
    通貨記号文字  :¥

    参考

    • 上記のように指定すると、入力データが「1234567」の場合、自動的に「¥1,234,567」に編集して出力されます。


  5. [プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。

    以下のように指定します。

    項目名:単価
    項目長:7

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  6. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「単価」の項目が追加されます。

「金額」、「合計」を出力する項目を追加します

=操作手順=
  1. 「単価」の項目をクリックします。

    ⇒「単価」の項目が選択されます。


  2. キーボードのCtrl キーを押しながら、マウスをドラッグします。

    ここでは、「金額」の下の数字までマウスをドラッグします。

    ⇒「単価」の項目がコピーされます。

    ポイント

    • 項目を選択し、キーボードのCtrl キーを押しながら、マウスをドラッグすると項目がコピーされます。


  3. コピーした項目をダブルクリックします。

    ⇒項目のプロパティ画面が表示されます。


  4. [プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。

    以下のように指定します。

    項目名:金額
    項目長:10

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  5. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「金額」の項目が追加されます。


  6. 「合計」の項目も、「金額」の項目と同じように「単価」の項目をコピーして追加します。

    操作「4」で、以下のように指定します。

    項目名:合計
    項目長:11

■「売上日」、「伝票番号」、「担当者コード」を出力する項目を追加します

=操作手順=
  1. 画面上の項目がないところをダブルクリックします。

    ⇒ マウスカーソルの形が+に変わります。

    ポイント

    • 画面上の項目がないところをダブルクリックすると、直前に追加した項目と同じ項目を追加することができます。


  2. 下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。

    マウスをドラッグして、範囲を指定します。

    ⇒ 画面の上に数字項目(9999)が表示されます。


  3. 追加した項目をダブルクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。


  4. [フォント]タブで、フォントを編集します。

    ここでは、以下のように編集します。

    英文フォント:MS ゴシック


  5. [編集形式]タブで、「売上日」が西暦の「9999 年99 月99 日」の形式で出力されるように指定します。

    以下のように指定します。

    分類    :日付
    区切り  :年月日
    ゼロ抑制:チェックする

    参考

    • 分類に「日付」を指定し、区切りに「年月日」を指定すると自動的に文字列およびサンプルに値が入ります。

      上記のように指定すると、入力データが「20041201」の場合、自動的に「2004 年12月1 日」に編集して出力されます。


  6. [プロパティ]タブで、項目名を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。

    以下のように指定します。

    項目名:売上日

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  7. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「売上日」の項目が追加されます。


  8. 「伝票番号」、「担当者コード」の項目も、「売上日」の項目と同じように追加します。

    操作「6」で、以下のように指定します。

    • 「伝票番号」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する

      [プロパティ]タブで次のように指定します。

      項目名:伝票番号
      項目長:5
    • 「担当者コード」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する

      [プロパティ]タブで次のように指定します。

      項目名:担当者コード
      項目長:3

    ポイント

    • 「伝票番号」、「担当者コード」の項目を追加する場合、フォントおよび編集形式を変更しないので操作「4」、「5」は必要ありません。

■「得意先郵便番号」を出力する項目を追加します

=操作手順=
  1. 画面の左下にある[テキスト項目]ボタンをクリックします。


  2. 下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。

    マウスをドラッグして、範囲を指定します。

    ⇒ 画面の上にテキスト項目(MMMM)が表示されます。


  3. 追加した項目をダブルクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。


  4. [編集形式]タブで、郵便番号の区切り文字に「-」が出力されるように指定します。

    以下のように指定します。

    分類:郵便
    ハイフン表示

    参考

    • 上記のように指定すると、入力データが「1057123」の場合、自動的に「105-7123」に編集して出力されます。


  5. [プロパティ]タブで、項目名を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。

    以下のように指定します。

    項目名:得意先郵便番号

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  6. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「得意先郵便番号」の項目が追加されます。

■「得意先住所1」、「得意先住所2」、「得意先名」を出力する項目を追加します

=操作手順=
  1. 画面上の項目がないところをダブルクリックします。

    ⇒ マウスカーソルの形が+に変わります。


  2. 下敷きイメージに合わせて、項目の範囲を指定します。

    マウスをドラッグして、範囲を指定します

    ⇒ 画面の上にテキスト項目(MMMM)が表示されます。


  3. 追加した項目をダブルクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が表示されます。


  4. [フォント]タブで、フォントを編集します。

    ここでは、以下のように編集します。

    日本語フォント:MS 明朝
    英文フォント  :MS 明朝
    サイズ        :14


  5. [プロパティ]タブで、項目名および項目の文字列の長さ(項目長)を指定し、[再計算]ボタンをクリックします。

    以下のように指定します。

    項目名:得意先住所1
    項目長:30

    ⇒ 項目に必要な領域の長さが算出されます。


  6. OK]ボタンをクリックします。

    ⇒ 項目のプロパティ画面が閉じ、「得意先住所1」の項目が追加されます。


  7. 「得意先住所2」、「得意先名」の項目も、「得意先住所1」の項目と同じように追加します。

    操作「5」で、以下のように指定します。

    • 「得意先住所2」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する

      [プロパティ]タブで次のように指定します。

      項目名:得意先住所2
      項目長:30
    • 「得意先名」の項目名、および項目の文字列の長さ(項目長)を指定する

      [プロパティ]タブで次のように指定します。

      項目名:得意先名
      項目長:12

■見出しを追加します

=操作手順=
  1. 画面の左下にある[固定リテラル項目]ボタンをクリックします。

    ポイント

    • 2つ目以降の見出しは、画面上の項目がないところをダブルクリックしてマウスカーソルの形が+に変わり、追加することができます。


  2. 下敷きイメージに合わせて、見出しの範囲を指定します。

    マウスをドラッグして、見出しの範囲を指定します。

    ここでは、「No.」の範囲を指定します。

    ⇒ 画面上部に「固定リテラル」と入力された入力域が表示されます。


  3. 入力域に「No.」と入力し、キーボードのEnter キーを押します。

    ⇒「No.」という文字列が追加されます。


  4. 他の見出しや、フォーマットとなる固定文字列も、同じように追加し、体裁を次の表を参考にしながら設定します。

    ⇒見出しや固定文字列をすべて追加すると、以下のようになります。

    番号

    項目名

    [フォント]タブ

    [文字配置]タブ

    日本語フォント

    英文フォント

    サイズ

    配置方法

    StaticXXXX

    MS明朝

    MS明朝

    12

    指定なし

    StaticXXXX

    MS明朝

    MS明朝

    14

    指定なし

    (*1)

    StaticXXXX

    MS明朝

    MS明朝

    24

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    24

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    12

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    12

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    12

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    14

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    14

    両端揃え

    StaticXXXX

    MSゴシック

    MSゴシック

    14

    両端揃え

    項目名「StaticXXXX」のXXXXには、任意の番号が設定されます。

    *1:“第4章 帳票を新規作成します”の操作「8」でタイトルとして追加されているので、設定のみ行ってください。

参考

  • 配置方法は、項目のプロパティ画面の[文字配置]タブで指定します。

  • 入力した文字がすべて表示されなかった場合は、マウスで文字列の範囲を広げてください。

  • 追加した見出しや固定文字列の文字列を変更できます。詳細は、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。