Symfoware Serverをインストールする前にシステム環境を確認してください。
Symfoware Serverをインストールするためには、デフォルトのLANGに以下のいずれかの値が設定されている必要があります。
ja (Solaris 10の場合のみ設定可能)
ja_JP.eucJP
ja_JP.PCK
ja_JP.UTF-8
C
デフォルトのLANGは、/etc/default/initファイルに設定されています。
LANGの設定値を確認してください。
Symfoware Serverをインストールするのに十分な空きディスク領域があるか確認してください。
必要なディスク領域については、“2.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
十分な空きディスク領域がない場合には、ディスクのパーティション構成を再設定してください。
non-global zoneへインストールする場合の注意事項
non-global zoneへSymfoware Serverをインストールする場合、以下の注意があります。
インストールするnon-global zoneは、完全ルートゾーンとしてださい。non-global zoneを作成する場合、inherit-pkg-dirは作成しないでください。
non-global zone作成後はrootのパスワードは作成されていません。「zlogin -C」でzloginすることで、zoneの環境設定をしてください。
論理ネットワークインタフェースをglobal zoneから1つ以上割り当ててください。
non-global zoneでDVDドライブにアクセスする権限の設定を行ってください。
Symfoware Server Mirroring Controllerを使用した、ストレージのリモートコピー機能によるデータ転送はできません。
参照
ゾーンの設定方法の詳細は、Solarisの各マニュアルを参照してください。
以下のソフトウェアがインストールされている場合は、アップグレードインストールを行います。
Symfoware Server サーバ機能
Interstage Migration Transactional File Server
アップグレードインストールの手順については、“第7章 アップグレードインストール”を参照してください。
注意
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされている場合は、アンインストールと管理(ミドルウェア)を必ず停止した状態で製品をインストールしてください。製品が正常にインストールできない場合があります。アンインストールと管理(ミドルウェア)については“付録F アンインストールと管理(ミドルウェア)について”を参照ください。