翻訳オプションの設定はプロジェクトごとに行います。設定したオプションはパラメタとしてCOBOLコンパイラに渡されます。
参照
翻訳オプションの一覧は、“A.1.1 翻訳オプションの一覧”を参照してください。
以下の手順で翻訳オプションを設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
翻訳オプション | COBOLコンパイラに渡す翻訳オプションを表示します。 |
追加 | 翻訳オプションを追加します。 [翻訳オプションの追加]ダイアログボックスでは、[翻訳オプション]で追加するオプションを選択し、[追加]ボタンをクリックすることで、翻訳オプションを追加します。 翻訳オプションについては“A.1 翻訳オプションの詳細”を参照してください。 |
変更 | [翻訳オプション]で選択された翻訳オプションを変更します。 |
削除 | [翻訳オプション]で選択された翻訳オプションを削除します。 |
オプションファイル | COBOLコンパイラに渡す翻訳オプションファイル(*.cbi)のファイル名を指定します。 [翻訳オプション]ダイアログボックスで指定できない翻訳オプションを指定する場合、翻訳オプションファイルにオプションを記述してプロジェクトフォルダに格納し、そのファイル名を[オプションファイル]に指定してください。なお、[翻訳オプション]ダイアログボックスと翻訳オプションファイルに同じオプションが指定された場合には、[翻訳オプション]ダイアログボックスの指定が有効になります。 |
その他の翻訳オプション | [翻訳オプションの追加]ダイアログボックスで追加できない翻訳オプションを指定します。 |
注意
ファイルの拡張子を指定する翻訳オプション
以下の翻訳オプションは[翻訳オプションの追加]ダイアログボックスには表示されません。
これら翻訳オプションを使用する場合は、翻訳オプションファイル(CBIファイル)を使用するか、または、環境変数に設定してください。詳細については“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。Windows 64bit版 NetCOBOLの場合は翻訳オプションファイルを使用できないため、環境変数に設定してください。
ソースファイルのコード系を指定する翻訳オプション
COBOLソースファイルのコード系を指定するSCS翻訳オプションは[翻訳オプションの追加]ダイアログボックスには表示されません。SCS翻訳オプションはファイルのプロパティの[テキストファイルエンコード]から自動的に決定されます。
SCS翻訳オプションのコード系は、ファイルのプロパティの [テキストファイルエンコード]で"UTF-8"が選択されている場合は"SCS(UTF8)"となり、"UTF-8"以外が選択されている場合は"SCS(SJIS)"となります。