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Symfoware Server V12.2.0 RDB運用ガイド(データベース定義編)
FUJITSU Software

第4章 格納構造

アプリケーションからみるとデータベースのデータは表の形式で表現されています。アプリケーションはSQL文によって、表の行と列を操作するようにしてデータ操作を行います。

表の形式で表現されているデータを物理上のページに格納するための構造を格納構造と呼びます。格納構造がアプリケーションから直接みえることはなく、どのような格納構造をとったとしても、アプリケーションからはSQL文によって表の行と列を操作しているようにみえます。

しかし、物理上のデータは格納構造に従って格納されているため、処理効率の上では、格納構造が重要になります。

格納構造に注目した場合(つまり、排他などのトランザクション間の相互関係は無視した場合)、アプリケーションのデータ処理効率に影響を与える要素として以下のものがあります。

この章では、格納構造の特徴を説明します。