DSO定義、DSI定義を行わずにインデックスを定義する場合には、CREATE INDEX文にインデックスを格納するデータベーススペースを指定します。
インデックスのページ長や割付け量などの初期値は、システム用の動作環境ファイルのパラメタ“DEFAULT_INDEX_SIZE”で設定できます。
参照
システム用の動作環境ファイルについての詳細は、“セットアップガイド”を参照してください。
定義例
在庫管理データベースの製品番号列と、製品名列の組合せをキーとするインデックスの格納構造を定義する例を以下に示します。インデックス名は“IDX1”とします。
また、インデックスはデータベーススペースDBSPACE1に格納するものとします。
CREATE INDEX STOCKS.在庫表.IDX1 KEY (製品番号, 製品名) COMMENT '在庫表のインデックス KEY : 製品番号,製品名' ON DBSPACE1 ↑ 格納領域指定
インデックスの格納構造
インデックスの格納構造は以下のようになります。これらは、Symfoware/RDBが自動的に定義します。
BTREE構造
あり
参考
インデックスのDSO名およびDSI名は、Symfoware/RDBが自動的に命名します。命名規約については、“セットアップガイド”の“システム用の動作環境ファイルによる定義”の“DEFAULT_DSI_NAME”を参照してください。RDBコマンド使用時は、自動的に命名された名前を指定します。