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Symfoware Server V12.2.0 RDB運用ガイド(データベース定義編)
FUJITSU Software

2.8.2 インデックス定義

DSO定義、DSI定義を行わずにインデックスを定義する場合には、CREATE INDEX文にインデックスを格納するデータベーススペースを指定します。

インデックスのページ長や割付け量などの初期値は、システム用の動作環境ファイルのパラメタ“DEFAULT_INDEX_SIZE”で設定できます。

参照

システム用の動作環境ファイルについての詳細は、“セットアップガイド”を参照してください。

定義例

在庫管理データベースの製品番号列と、製品名列の組合せをキーとするインデックスの格納構造を定義する例を以下に示します。インデックス名は“IDX1”とします。

また、インデックスはデータベーススペースDBSPACE1に格納するものとします。

CREATE INDEX  STOCKS.在庫表.IDX1              KEY (製品番号, 製品名)
                COMMENT '在庫表のインデックス KEY : 製品番号,製品名'
                ON  DBSPACE1格納領域指定
格納領域指定

インデックスを格納する、データベーススペースのデータベーススペース名を“ON”のうしろに指定します。

インデックスの格納構造

インデックスの格納構造は以下のようになります。これらは、Symfoware/RDBが自動的に定義します。

格納構造:

BTREE構造

縮退指定:

あり

参考

インデックスのDSO名およびDSI名は、Symfoware/RDBが自動的に命名します。命名規約については、“セットアップガイド”の“システム用の動作環境ファイルによる定義”の“DEFAULT_DSI_NAME”を参照してください。RDBコマンド使用時は、自動的に命名された名前を指定します。