Solarisの場合
データベース用の領域には、ディスク内のパーティションをそのまま割り当てます。データベーススペースの作成までに、実際のローデバイスが獲得されている必要があります。
Linuxの場合
データベース用の領域には、ディスク内のパーティションをそのまま割り当てます。データベーススペースの作成までに、実際のローデバイスが獲得されている必要があります。
データベーススペースの作成は、CREATE DBSPACE文で行います。
CREATE DBSPACE文を実行することにより、データベーススペースと実際のローデバイスとが対応づけられます。また、データベーススペースと使用するログ環境も対応づけられます。さらに、RDBディクショナリにデータベーススペースに関する情報が登録されます。
CREATE DBSPACE文では、データベーススペース名と、データベーススペースを作成するローデバイス名を指定します。
在庫管理DBのためのデータベーススペースの定義を実行するCREATE DBSPACE文の例を以下に示します。
Solarisの場合
データベーススペースDBSP_1、DBSP_2およびDBSP_3を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のローデバイスを割り当てます。これらのローデバイスはすでに定義済で実在するものとします。
DBSP_1・・・/dev/rdsk/c1t0d1s1
DBSP_2・・・/dev/rdsk/c2t0d2s3
DBSP_3・・・/dev/rdsk/c3t0d3s3
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c1t0d1s1; CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c2t0d2s3; CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE RAWDEVICE /dev/rdsk/c3t0d3s3;
Linuxの場合
データベーススペースDBSP_1、DBSP_2およびDBSP_3を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のローデバイスを割り当てます。これらのローデバイスはすでに定義済で実在するものとします。
DBSP_1・・・/dev_symfoware/raw10
DBSP_2・・・/dev_symfoware/raw11
DBSP_3・・・/dev_symfoware/raw12
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE RAWDEVICE /dev_symfoware/raw10; CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE RAWDEVICE /dev_symfoware/raw11; CREATE DBSPACE DBSP_3 ALLOCATE RAWDEVICE /dev_symfoware/raw12;