データベースのための領域としてのデータベーススペースを作成します。データベーススペースは、データベースのためのディスク内の領域で、ローデバイス、ローカルファイルおよびネットワークファイル上に作成できます。各OSおよび製品で、データベーススペースを作成できる媒体は以下のとおりです。
プラットフォーム・ | Solaris | Linux | Windows | ||||||
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機能分類 | EEE | EE | SE | EEE | EE | SE | EE | SE | |
媒体種別 | ローデバイス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
ローカルファイル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ネットワークファイル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○ : 機能あり
― : 機能なし
データベーススペース作成時には、データベーススペースごとにログ環境を対応づけることができます。
また、データベーススペースごとに格納データの暗号化を指定することができます。
データベーススペースとディスクの関係およびデータベーススペースとログ環境との対応づけについて、以下で説明します。
注意
データベーススペースを作成するドライブのプロパティとして、“ドライブを圧縮してディスク領域を空ける”を設定しないでください。ドライブ圧縮を行った場合、通常のI/O処理と比較して性能上のオーバヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
データベーススペースを作成するフォルダのプロパティとして[全般タブ]属性の[詳細設定]である、“圧縮属性または暗号化属性”を設定しないでください。
圧縮属性とした場合、ドライブ圧縮と同様に通常のI/O処理と比較して性能上のオーバヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
暗号化属性とした場合、Symfoware/RDBで使用する各資源の作成者(rdblogコマンド、rdbcrdicコマンドなどの実行ユーザ)とSymfoware Serverのサービス起動で動作するSymfoware Serverプロセスの実行者(ユーザ登録されないWindows(R)システムユーザ)が異なるため、暗号解除ができずアクセスエラーが発生するためです。