Webサーバでは、Webブラウザからのアクセス状況をログ(アクセスログ)として出力します。
出力先
アクセスログは以下のファイルに出力されます。
[Symfoware Serverインストールディレクトリ]\java\ahs22\plextjava\domain1\logs\accesslog
出力タイミング
世代数
5
サイズ
1,048,576バイト
レコード
可変
ローテーション条件
ログサイズを超えた場合、古い情報はaccesslog.Nとなります。
Nは通番で、0から始まる連続の番号です。新しいファイルの順に、1番目のファイルの通番は「.0」、N番目のファイルの通番は「.(N-1)」となります。
出力内容
アクセスログは、Webサーバがクライアントからリクエストを受信し、受信したリクエストのレスポンスをクライアントへ送信するときに出力されます。
出力形式
アクセスログの初期値のフォーマット(ahs-analysis)で出力されるログの形式を以下に示します。アクセス時に指定されない項目は、ハイフン「-」で出力されます。
ホスト名 ユーザー名識別 ユーザー名 日時 "リクエスト" ステータスコード データ転送量 WebサーバのIPアドレス:ポート番号 Hostヘッダ プロセスID 処理時間 リクエストID
出力項目
出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。
出力項目 | 出力内容 |
---|---|
ホスト名 | クライアントのIPアドレス/ホスト名 |
ユーザー名識別 | クライアントから返信されるユーザー個人情報 |
ユーザー名 | クライアントから送信されたユーザー名 |
日時 | クライアントからのリクエストを受け付けた日時 |
リクエスト | クライアントが要求したリクエスト内容 |
ステータスコード | クライアントに返信するコード |
データ転送量 | クライアントに転送したデータ量 |
WebサーバのIPアドレス:ポート番号 | リクエストを受け付けたWebサーバのIPアドレスおよびポート番号 |
Hostヘッダ | クライアントから送られてきたHostヘッダの内容 |
プロセスID | リクエストを処理したプロセスのプロセスID |
処理時間 | リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間 |
リクエストID | リクエストごとに付与される一意なID |
出力例
127.0.0.1 - - [15/May/2014:11:32:17 +0900] "POST /db01/callstored HTTP/1.1" 200 3 127.0.0.1:80 127.0.0.1 5143 26901 -