スレッドダンプツールの起動時(開始時)に指定するオプションを、下表に示します。
オプション | 説明 |
---|---|
-f logfile | スレッドダンプの出力先を指定します。 省略した場合、標準出力または標準エラー出力に出力されます。 -jオプションと同時に指定できません。 |
-j | ヘッダーおよびフッターをJavaVMの出力ルーチンを用いて出力する場合に指定します。 JNI(Java Native Interface)のJNI_CreateJavaVM()関数に、vfprintf_hookオプションを指定して起動したJavaVMに対して指定します。JBKプラグインのjbkplugin.propertiesファイルに、"jbk.plugin.debug.showvmmsg=true"と指定した場合は、このオプションを使います。 -fオプションと同時に指定できません。 |
-p processid | 対象とするプロセスをプロセスIDで指定します。 下の「program name with “.exe”」オプションと同時に指定できません。 |
program name with ".exe" | 対象とするプロセスをjava.exeなど".exe"で終わるコマンド名で指定します。 コマンド名が指定されると、スレッドダンプツールは、現在システムで動作しているすべてのプロセスのうち、指定されたコマンド名により起動されたプロセスから1つを選択して処理します。同じコマンドから複数のプロセスを起動している場合は、-pオプションを使用して、プロセスIDを指定してください。 -pオプションと同時に指定できません。 |
「program name with “.exe”」以外の、-f、-j、-pオプションの指定の順序は任意です。
また、-f、-pのオプションを複数回指定した場合は、最後に指定したものが有効となります。
コマンドを実行すると、ヘッダー、スタックトレース、フッターの順に出力されます。
対象プロセスは、プロセスID、または".exe"で終わるプログラム名(java.exeなど)で指定します。プロセスIDはWindows(R)の“タスクマネージャ”で確認することができます。