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PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Native SQL編)
FUJITSU Integrated System

3.3.11 DSIの初期化

DSIは、データを格納する前までに初期化しておかなければなりません。ここでは、DSIの初期化について説明します。以下にデータベースの創成方法とDSIの初期化の関係を示します。

データベースの創成方法とDSIの初期化の関係

rdbsloaderコマンドを使用する場合

アプリケーションのINSERT文を使用する場合

データベースの定義

rdbsloaderでのデータベース創成
  
  

データベースの定義

DSIの初期化

アプリケーションでのデータベース創成(注)

注) DB管理モードでは実施できません。


DSIは、データを格納する前までに初期化しておかなければなりません。DSIの初期化は、rdbfmtコマンドで行います。ただし、rdbsloaderコマンドによりデータを格納する場合にはDSIの初期化は不要です。

参照

rdbfmtコマンドについては、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

作成したDSIの初期化

rdbfmt -mi -i 在庫管理DB.在庫表DSI
rdbfmt -mi -i 在庫管理DB.関西発注表DSI
rdbfmt -mi -i 在庫管理DB.製品番号IXDSI

参考

rdbfmtコマンドは、以下のいずれかの条件を満たす場合、対象DSIの割付け領域のデータ内容が保証されないため、DSI割付け量に依存した処理時間になります。なお、条件に当てはまらない場合は、DSI割付け量には依存しません。

  • 対象DSIの定義直後

  • 対象DSIがアクセス禁止状態