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PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Open SQL編)
FUJITSU Integrated System

1.4 PRIMEFLEX for HA Databaseでの使用制約

PRIMEFLEX for HA DatabaseでOpen SQLを使用する場合、使用できないSymfoware Serverの機能があります。以下に、PRIMEFLEX for HA DatabaseでのSymfoware Serverの使用制約を示します。

分類

制約事項

制約内容

運用

運用系コマンドの使用

“利用ガイド”に記載されているコマンドだけが使用できます。

複数インスタンスの運用

複数インスタンスの運用はできません。

WebAdminの使用

使用できません。

データベース多重化

使用できません。
ただし、PRIMEFLEX for HA Databaseで二重化されているデータベースサーバのうち、スタンバイサーバに対して参照系の業務を行うことは可能です。

PL/extJava

使用できません。

性能情報の拡充

本書の“データベースの活動状況の監視”に記載されている情報だけが取得できます。

アプリケーション開発

通信データの暗号化機能

使用できません。

Oracleデータベースとの互換機能

UTL_FILE

使用できません。

SUBSTR

Oracleデータベース互換のSUBSTRを使用する場合は、ALTER USERやALTER DATABASEでSET search_pathを指定してください。

(postgresql.confを編集することはできません)

トリガ定義の拡張機能

CREATE TRIGGER文のEXECUTE PROCEDUREでは、組み込み関数だけが指定できます。ユーザー定義の関数は指定できません。

問い合わせ計画の安定化

使用できません。

アプリケーションの接続先切り替え機能

PRIMEFLEX for HA Databaseでは、各クライアントインターフェースで設定する接続先の情報として、本書の“4.1 接続先サーバの設定” に記載されている情報だけが設定できます。
“SSLのサーバ証明書のCommon Name”は設定できません。

並列検索

使用できません。