並列検索を使用する場合の注意事項を説明します。
通常のスキャンが並列検索に変わった場合でも、結果の内容は変わりません。ただし、“ORDER BY”が指定されていない場合は、レコードの返却順については変わる可能性があります。
サーバ上の空きCPUを活用して並列検索を実施するため、並列検索が動作した場合はCPU使用率は上昇します。
メモリの使用量が増加します。これは、並列処理として発生したプロセスと通信するためにメモリを使用するためです。
参照
並列検索で使用するメモリについては、“導入ガイド(サーバ編)”の“並列検索機能で使用するメモリの見積もり式”を参照してください。
並列検索では、統計情報ビューに列が追加されます。このため、対象ビューに対して、選択列で“*”を指定している場合は、結果が変更となります。統計情報ビューの変更については、“12.2.3 運用”を参照してください。