Symfoware Server V12.1.2 アプリケーション開発ガイド

12.2.3 運用

運用開始後は、既存の統計情報コレクタで動作状況を確認することができます。これらを監視することで、システム負荷の変化などによる並列処理の動作状況を確認することができます。

以下のビューで確認します。

pg_stat_all_tables

列	型	説明
relid	oid	変更ありません。
schemaname	name	変更ありません。
relname	name	変更ありません。
seq_scan	bigint	変更ありません。
seq_tup_read	bigint	変更ありません。
parallel_scan (注)	bigint	テーブル上で初期化された並列スキャンの個数です。
idx_scan	bigint	変更ありません。
idx_tup_fetch	bigint	変更ありません。
n_tup_ins	bigint	変更ありません。
n_tup_upd	bigint	変更ありません。
n_tup_del	bigint	変更ありません。
n_tup_hot_upd	bigint	変更ありません。
n_live_tup	bigint	変更ありません。
n_dead_tup	bigint	変更ありません。
last_vacuum	timestamp with time zone	変更ありません。
last_autovacuum	timestamp with time zone	変更ありません。
last_analyze	timestamp with time zone	変更ありません。
last_autoanalyze	timestamp with time zone	変更ありません。
vacuum_count	bigint	変更ありません。
autovacuum_count	bigint	変更ありません。
analyze_count	bigint	変更ありません。
autoanalyze_count	bigint	変更ありません。

注: 追加された列です。

また、以下のビューについても“pg_stat_all_tables”と同様に、“parallel_scan”の列が追加されています。

• pg_stat_sys_tables,

• pg_stat_user_tables

• pg_stat_xact_all_tables

• pg_stat_xact_sys_tables

• pg_stat_xact_user_tables

参照

統計情報コレクタおよびビューについては、“PostgreSQL文書”の“サーバの管理”の“統計情報コレクタ”を参照してください。

pgx_stat_sql

列	型	説明
selects	bigint	変更ありません。
inserts	bigint	変更ありません。
deletes	bigint	変更ありません。
updates	bigint	変更ありません。
selects_with_parallelism (注)	bigint	SELECT文において並列スキャンが動作した場合に、SQL文ごとに1を計上した回数です。
inserts_with_parallelism (注)	bigint	INSERT文において並列スキャンが動作した場合に、SQL文ごとに1を計上した回数です。
deletes_with_parallelism (注)	bigint	DELETE文において並列スキャンが動作した場合に、SQL文ごとに1を計上した回数です。
updates_with_parallelism (注)	bigint	UPDATE文において並列スキャンが動作した場合に、SQL文ごとに1を計上した回数です。
declares	bigint	変更ありません。
fetches	bigint	変更ありません。
checkpoints	bigint	変更ありません。
clusters	bigint	変更ありません。
copies	bigint	変更ありません。
copies_with_parallelism (注)	bigint	COPY文において並列スキャンが動作した場合に、COPY文ごとに1を計上した回数です。
reindexes	bigint	変更ありません。
truncates	bigint	変更ありません。
locks	bigint	変更ありません。
stats_reset	timestamp with time zone	変更ありません。

注: 追加された列です。

参照

“pgx_stat_sql”については、“運用ガイド”の“pgx_stat_sql”を参照してください。