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Systemwalker Runbook Automation テンプレート利用ガイド(Consolidation Option編)
FUJITSU Software

4.11 ミドルウェアインスタンスの削除

本テンプレートをWebコンソールから起動することによって、業務システムからミドルウェアインスタンスが削除されます。クラスタ環境でのミドルウェアインスタンスの削除の場合は、運用系ミドルウェアインスタンスが削除されます。

注意

  • 本プロセスは、複数同時に実行できません。

  • 業務システム作成および業務システムの監視設定で作成したOSユーザー・グループの削除は行いません。ミドルウェアインスタンスの削除が完了した後に、必要に応じて削除してください。

  • Systemwalker Operation Manager サブシステム作成情報の同一cgroupに登録するDBインスタンス名を指定している場合、該当のサブシステムとDBインスタンスを同時に削除してください。cgroup設定を共有しているミドルウェアインスタンスの一部のみの指定はできません。

  • ミドルウェアインスタンスを削除する業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンが“6”の場合、その業務サーバに存在するすべての業務システムにおいて、すべてのミドルウェアインスタンスが停止されている必要があります。

  • 業務システムを削除した業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンが“6”の場合、削除した業務システムの設定を反映させるため、OSの再起動が必要になります。

  • クラスタ環境のミドルウェアインスタンスの削除の場合、運用系で以下を実施してください。
    本テンプレート起動前に行う作業:

    • GDSボリュームを起動する
      GDSボリュームの起動・停止については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。

    • Systemwalker Operation Managerで各種設定を解除する
      Systemwalker Operation Managerの各種設定解除については、“Systemwalker Operation Manager Consolidation Option ユーザーズガイド”の“サブシステム削除前の作業”を参照してください。

    • ファイルシステムをマウントする
      ファイルシステムのマウント・アンマウントについては、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。

    • Symfoware Serverのリソース情報を削除する
      Symfoware Serverのリソース情報の削除については、“Symfoware Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“Symfowareデータベースクラスタのリソース情報の削除”を参照してください。

    本テンプレート起動後に行う作業:

    • Symfoware Server DBインスタンスを削除した場合、必要に応じて.pgpassファイルを削除する
      .pgpassファイルの削除については、“Symfoware Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“データベースクラスタの削除”を参照してください。

    • ファイルシステムをアンマウントする

    • GDSボリュームを停止する

    • 業務監視の設定を削除する
      業務監視の設定の削除については、“Systemwalker Centric Manager Consolidation Optionユーザーズガイド”の“クラスタシステムの運用”の“ミドルウェアインスタンスの監視設定削除”を参照してください。

    • Systemwalker Operation ManagerおよびSymfoware Serverの環境を削除する
      Symfoware Serverの環境削除については、“Symfoware Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“フェイルオーバ運用の環境削除”および“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。Systemwalker Operation Managerの環境削除については、“Systemwalker Operation Manager Consolidation Option ユーザーズガイド”の“アンインストール前の作業”を参照してください。

  • Interstage Application Server 業務ユニットが削除対象であり、かつ、業務ユニットで運用している各サービスを自動起動/自動停止するように設定している場合は、本テンプレート起動による業務ユニットの削除に失敗します。本テンプレートの実行前に、自動起動/自動停止の設定を解除しておいてください。詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“PCMIサービスの自動起動の設定”および“自動起動の設定”を参照してください。