ページの先頭行へ戻る
WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

19.3.1 FEXPORTコマンドの入力

FEXPORTコマンドの入力形式は次のとおりです。

コマンド

オペランド

FEXPORT

〈データセット指定〉
[ REPLACE|ADD ]

注意

実際の入力では、コマンド・オペランドは複数行に分けずに、空白で区切りながら連続して入力してください。
例) FEXPORT TEST.DATA REPLACE


■各オペランドの説明


●〈データセット指定

端末からホストへ転送したデータを格納するホストのデータセットを指定します。データセット中にメンバ指定があるならば区分データセットが対象となり、メンバ指定がないならば順データセットが対象となります。

●REPLACE/ADD

REPLACE/ADDオペランドは、ホストへ転送したデータの収納方法を指定します。どちらかのオペランドを指定するか、またはどちらも指定しないで省略することもできます。オペランドの指定方法により、次のような動作が行われます。

オペランド

動作

REPLACEを指定した場合

既存の順データセット全体、または区分データセットの1メンバの内容を転送データで置き換えることが指示されます。
順データセット全体を置き換える場合、データセットの属性(レコード長、レコード形式)はパソコンのファイル属性で書き替えられます。

ADDを指定した場合

既存の順データセットの内容に転送データを追加することが指示されます。このとき、データセットの属性(レコード長、レコード形式)とパソコンのファイル属性は一致する必要があります。
データセット指定によって区分データセットが対象となっている場合、このオペランドを指定しても無視されます。

省略した場合

新規にデータセットが生成され、これに転送したデータが格納されます。
生成されるデータセットの種別は、データセット指定中のメンバ指定の有無によって決定されます。


FEXPORTコマンド入力例

例1) FEXPORT TEST.DATA

データセットTEST.DATA を新規に作成します。

例2) FEXPORT TEST.DATA REPLACE

データセットTEST.DATA を転送データで置き換えます。