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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

16.3.4 検索条件の設定

操作履歴ビューアのメイン画面で、検索条件の設定、新規作成、または複製を選択すると、検索条件設定ダイアログが表示され、検索条件を設定できます。

検索条件ツリーから条件ノードを選択することで、選択された条件を設定できます。次の操作にしたがって設定してください。

■検索条件

新しい検索条件を作成します。

作成された検索条件の配下には、「接続情報」、「エミュレータ画面」と「ユーザ操作」の三つの条件種類が自動的に作成されます。

検索条件の名称は、「検索条件n」の形式になります。nは1からの半角数字の番号です。

例) 一番目の検索条件は「検索条件1」、二番目の条件は「検索条件2」となります。

名称変更によって検索条件の名前を変更することができます。

■接続情報

接続情報の設定で、履歴を記録する時の接続状態を検索条件として設定します。

[接続情報]ボタンをクリックすると、以下のメニューが表示されて、詳細条件を追加できます。

ネットワーク環境:

履歴対象の端末IPアドレス、接続先のWSMGR for Webサーバ、およびホスト名/IPアドレスを設定します。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

端末IPアドレス

エミュレータを操作したクライアントのIPアドレスを指定します。
指定しない場合は、すべてのクライアントが検索対象になります。

区切り記号にセミコロン「;」やスペースを使用して、複数のIPアドレスを指定できます。
例) 「192.168.70.12; 192.168.70.98」

ワイルドカードによる指定も可能です。

WSMGR for Web サーバ

操作履歴を記録したWSMGR for Web サーバのIPアドレスを設定します。
指定しない場合は、すべてのWSMGR for Web サーバが検索対象になります。

区切り記号にセミコロン「;」やスペースを使用して、複数のIPアドレスを指定できます。
例) 「192.168.70.138; 192.168.70.139」

ワイルドカードによる指定も可能です。

接続相手名/IPアドレス

エミュレータが接続したホストのホスト名、またはIPアドレスを指定します。
指定しない場合は、すべてのホストが検索対象になります。

区切り記号にセミコロン「;」やスペースを使用して、複数のIPアドレスを指定できます。
例) 「HOST; 192.168.90.67」

ワイルドカードによる指定も可能です。

ワイルドカード指定について

ワイルドカードには、「*」(以降すべて)または、「?」(任意の1文字)が指定できます。ただし、同じフィルタ設定項目にワイルドカードを同時に2つ指定することはできません。

- ワイルドカードに「*」を指定
指定した以降の文字列がすべて任意の文字として扱います。

例)IPアドレスに「192.10.0.*」を指定した場合
「192.10.0.0~192.10.0.255」のアドレスが含まれる履歴データをすべて抽出します。

例)ユーザ名に「ユーザ*」を指定した場合
ユーザ名が「ユーザ1」や「ユーザ10」といった「ユーザ」で始まるユーザの履歴データをすべて抽出します。

- ワイルドカードに「?」を指定
指定した1文字が任意文字として扱います。

例)IPアドレスに「192.10.0.?」を指定した場合
「192.10.0.0~192.10.0.9」のアドレスが含まれる履歴データをすべて抽出します。

例)ユーザ名に「ユーザ?」を指定した場合
ユーザ名が「ユーザ1」や「ユーザ2」といった「ユーザ」で始まり、任意の1文字で終了しているユーザの履歴データをすべて抽出します。

セッション情報:

履歴発生時のWSMGR for Webユーザ、ユーザグループ、接続アイコン、LU番号、操作発生の時間範囲を設定します。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

WSMGR for Web ユーザ

エミュレータを操作したユーザを指定します。
半角換算64文字以内で指定します。
指定しない場合は、すべてのユーザが検索対象になります。

ユーザは大文字、小文字の区別がありません。
例) 「user1」と「User1」は同様に扱われます。

区切り記号にセミコロン「;」やスペースを使用して、複数のユーザを指定できます。
例) 「user1; user2」

ワイルドカードによる指定も可能です。

WSMGR for Web ユーザグループ

エミュレータを操作したユーザが所属するグループを指定します。
半角換算64文字以内で指定します。
指定しない場合は、すべてのグループが検索対象になります。

グループは大文字、小文字の区別がありません。
例) 「group1」と「GROUP1」は同様に扱われます。

区切り記号にセミコロン「;」やスペースを使用して、複数のグループを指定できます。
例) 「group1; group2」

ワイルドカードによる指定も可能です。

接続アイコン.LU番号

エミュレータがホスト接続に使用する接続アイコン名とLU番号を指定します。アイコン名は半角換算64文字以内、LU番号はアイコン名の後をドット(.)で区切り半角数値1~4を付加します。
指定しない場合は、すべての接続アイコンとLU番号が検索対象になります。

接続アイコン名のみの指定では検索できません。必ずLU番号を付加してください。
例) 接続アイコン名が「TN接続」、LU番号が「1」の場合、「TN接続.1」を指定します。

区切り記号にセミコロン「;」やスペースを使用して、複数の接続アイコン名.LU番号を指定できます。
例)「TN接続1.1; TN接続2.2」

日付・時刻範囲

指定した開始時刻から終了時刻までの間で、操作履歴の記録が含まれる履歴データをすべて抽出します。

指定する時刻は、「HH:mm:ss」(時(24時制):分:秒)の形式で、区切り文字のコロンも含め必ず半角換算8文字を入力します。

開始時刻が終了時刻より早い時間となるように指定します。
例) 2015年7月10日午前8時30分20秒から2015年7月14日午後5時5分0秒の範囲を指定する場合

日付・時刻範囲 : 2015/07/10 08:30:20 ~ 2015/07/14 17:05:00

■エミュレータ画面

エミュレータ画面の設定で、ホストから受信した画面を検索する条件を設定します。

[エミュレータ画面]ボタンをクリックすると、以下のメニューが表示されます。

フィールド数一致:

フィールド数を指定します。

保護フィールドの数と非保護フィールドの数を指定できます。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

保護フィールド数

エミュレータ画面上の保護フィールドの数を設定します。
0、または整数を設定できます。

非保護フィールド数

エミュレータ画面上の非保護フィールドの数を設定します。
0、または整数を設定できます。

フィールド上文字列の有無:

フィールド上の文字列の有無を指定します。

フィールドの範囲と文字列の有無を指定できます。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

フィールド位置

フィールドの開始位置を設定します。
行は1~24、桁は1~80で指定できます。
初期値は(1,1)です。

文字列の有無

指定されたフィールドに文字列があるかを設定します。

文字列の一致:

文字列の一致条件を指定します。

開始位置・終了位置を指定して、文字列の一致条件を指定できます。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

開始位置・終了位置

エミュレータ画面の検索範囲を設定します。
行は1~24、桁は1~80で指定できます。
初期値は(1,1)です。

文字列

検索対象の文字列を設定します。
半角換算で最大1920文字指定できます。

正規表現

文字列を正規表現で検索するかを指定します。

一致条件

上記で設定指定した文字列を含めるかを指定します。
「文字列を含まない」と設定すると、指定した文字列が見つからない場合に検索が一致します。

フィールド属性一致:

フィールド属性を指定します。

フィールド位置を指定し、フィールドに対するフィールド属性が一致する、または一致しないを指定します。フィールド属性は文字カラー、プリンク、反転、下線、保護を指定できます。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

フィールド位置

フィールドの位置を設定します。
行は1~24、桁は1~80で指定できます。
初期値は(1,1)です。

保護/非保護

指定位置のフィールドが保護か非保護かを設定します。

  • 指定なし(初期値)

  • 保護フィールド

  • 非保護フィールド

文字カラー

指定位置のフィールドの文字色を設定します。

  • 指定なし(初期値)

  • マゼンタ

  • シアン

  • 黄色

ブリンク

指定位置のフィールドがブリンク表示かどうかを設定します。

  • 指定なし(初期値)

  • ブリンク

  • ブリンクしない

反転表示

指定位置のフィールドが反転表示かどうかを設定します。

  • 指定なし(初期値)

  • 反転

  • 反転しない

下線表示

指定位置のフィールドが下線表示かどうかを設定します。

  • 指定なし(初期値)

  • 下線あり

  • 下線なし

■ユーザ操作

ユーザ操作の設定で、ユーザが行った入力操作等を検索する条件を設定します。

[ユーザ操作]ボタンをクリックすると、以下のメニューが表示されます。

フィールド上文字列の有無:

フィールドへのユーザ入力の有無を設定します。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

フィールド位置

フィールドの位置を設定します。
行は1~24、桁は1~80で指定できます。
初期値は(1,1)です。

文字列の有無

指定されたフィールドに文字列があるかを設定します。

文字列の一致:

フィールドへのユーザ入力の一致条件を設定します。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

開始位置・終了位置

エミュレータ画面の検索範囲を設定します。
行は1~24、桁は1~80で指定できます。
初期値は(1,1)です。

文字列

検索する入力文字列を設定します。
半角換算で最大1920文字指定できます。

正規表現

文字列を正規表現で検索するかを指定します。

一致条件

上記で設定指定した文字列を含めるかを指定します。
「文字列を含まない」と設定すると、指定した文字列が見つからない場合に検索が一致します。

AIDキー

ユーザ入力をホストに送信する際に押下されたAIDキーを設定します。

  • 任意(初期値: AIDキーで検索しません)

  • ENTER

  • PF1~PF24

  • PA1~PA3

監視文字:

ユーザ入力の内容に監視文字列をあるかどうかを設定します。

項目

有効

選択中の条件を有効にするかを指定します。

エラー

ユーザ入力内容にエラーレベルの監視文字列が含まれるかを設定します。

  • 監視文字列なし(初期値)

  • 監視文字列あり

警告

ユーザ入力内容に警告レベルの監視文字列が含まれるかを設定します。

  • 監視文字列なし(初期値)

  • 監視文字列あり

情報

ユーザ入力内容に情報レベルの監視文字列が含まれるかを設定します。

  • 監視文字列なし(初期値)

  • 監視文字列あり

■コピー

条件をコピーします。
コピーされた内容は[貼り付け]ボタンで貼り付けます。

■貼り付け

コピーされた条件を貼り付けます。

コピーされた条件が存在する場合のみ貼り付けできます。

■名前を変更

選択された条件の名称を変更します。

■削除

選択されたノードを削除します。