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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

15.2.4 WSMGR for Webの設定(WSMGR for Webユーザの関連付け)

ディレクトリ認証機能を利用するWSMGR for Webユーザを作成します。
[管理ツール]ダイアログの[新しいユーザ]をクリックします。

注意

  • 以下の設定はディレクトリ認証機能利用時のユーザ作成画面です。
    ディレクトリ認証を利用しない場合は「8.2.6 新しいユーザを作成する」を参照してください。

  • WSMGR for Webユーザの情報はWSMGR for Webサーバに保存されます。ディレクトリサーバでユーザエントリの変更を行った場合は、管理ツールから関連付けたWSMGR for Webユーザの変更を手動で行ってください。

ユーザ名(必須):

WSMGR for Webを使用するユーザ名を半角換算64文字以内で指定します。ディレクトリ認証機能を利用する場合は、ユーザ名をディレクトリユーザ名と同一にする必要があります。関連付けディレクトリユーザ名の設定で[参照]ボタンからディレクトリユーザ名の選択を行った場合は、自動的に入力されます。

ディレクトリ認証(必須):

ディレクトリ認証機能を使用してログオンを行う場合にチェックボックスをチェックします。
ディレクトリ認証機能利用時は、ログオン画面でユーザが入力したパスワードをディレクトリサービスに渡して認証するため、パスワードの指定は不要です。
ディレクトリ認証にチェックがされている場合のみ、ディレクトリユーザ名の参照、ユーザDNの入力が行えます。

参照:

[参照]ボタンをクリックすると、「ディレクトリユーザ名の参照」が表示されます。リストから関連付けるディレクトリユーザ名を選択することにより、「ディレクトリユーザ名」「ユーザDN」が自動的に[新しいユーザ]ダイアログの「ユーザ名」(WSMGR for Webユーザ名)「ユーザDN」にそれぞれ入力されます。
[参照]ボタンは「新しいユーザ」作成時のみ、利用することが可能です。

注意

  • 最大長を超えたディレクトリユーザ名(最大長:半角換算64文字)またはユーザDN(最大長:半角換算512文字)は参照一覧に表示されません。

  • 一覧にはユーザエントリ以外のエントリが表示される場合がありますが、ユーザエントリ以外は指定しないでください。

ユーザDN(必須):

WSMGR for Webユーザ名に関連付けるディレクトリユーザ名のユーザDNを指定します。関連付けディレクトリユーザ名の設定の[参照]ボタンによりディレクトリユーザ名を選択した場合は自動的に設定されます。
設定例)
cn=user1, ou=wsmgr, o=fujitsu, c=jp

所属グループ:

作成中のユーザが所属するグループを指定します。グループはユーザ作成後に変更できます。

インターネット接続:

インターネット接続を行う場合にチェックボックスをチェックします。
インターネット接続にチェックがされている場合は、自動ログオン(自動ログオン種別も含む)の設定は行えません。また、制限レベルの設定では、プロパティの設定変更(変更禁止、保存禁止)、マクロ(変更禁止)となり変更は行えなくなります。

認証:

自動ログオンを行う場合の設定を選択します。ディレクトリ認証機能を利用した場合は「初回のみユーザ名を入力する」のみ選択可能です。

初回のみユーザ名を入力する:

初回のみユーザ名とパスワードを入力し、2回目以降は自動ログオンします。別のクライアントマシンで初めてログオンする際は、初回扱いとなるためユーザ名とパスワードの入力が必要です。

注意

ディレクトリ認証機能利用時の自動ログオンは、ディレクトリユーザ名が存在することを確認して自動でログオンを行います。
ログオン時に必ずディレクトリサービスで有効なユーザによる認証を実施したい場合は、自動ログオンを利用しないでください。

制限:

エミュレータ実行時のプロパティとプロファイル、パスワード、およびマクロの変更、保存操作の制限レベルを選択します。
「既定値に従う」を選択した場合は、グループの設定変更の制限設定に従います。グループに所属していない場合は、共通の設定変更の制限設定に従います。
(→「8.2.5 ユーザ制限とプロファイル、リソースの検索ルールの設定」参照)

注意

ディレクトリ認証機能を利用するユーザはパスワード変更できません。