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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

8.2.8 接続アイコンを作成する

エミュレータの接続アイコンを作成します。設定はウィザード形式で行いますので、設定項目を順番に設定していくことで接続アイコンが作成できます。
設定が完了すると、管理ツールの接続情報に新しい接続アイコンが表示されます。
作成した接続アイコンはエミュレータの接続画面に追加され、作成したアイコンをダブルクリックするとエミュレータが起動してホストに接続されます。

  1. [新しい接続]をクリックします。
    セットアップウィザードが起動します。

    接続アイコン名:

    接続アイコンの名前を指定します。半角換算で64文字まで入力することができます。この名前は後で変更することができます。

    接続アイコンを関連付ける対象:

    この接続アイコンを使用するユーザもしくはグループを指定します。
    [ユーザに接続アイコンを関連付ける]もしくは[グループに接続アイコンを関連付ける]を選択し、ユーザ一覧、もしくはグループ一覧から関連付けたいユーザ名や、グループ名をクリックして選択状態にします。

    参考

    接続アイコンの関連付け対象は、接続アイコンの作成後、管理ツール上で変更や追加を行うことができます。

  2. [次へ]をクリックします。
    使用するエミュレータの種別とLU数を指定します。

    エミュレータ種別:

    「6680エミュレーション」、「3270エミュレーション」を指定します。

    ディスプレイLU:

    ディスプレイエミュレータを使用する場合はチェックボックスをチェックします。

    エミュレータモード:

    「6680ディスプレイ」、「3270ディスプレイ」を指定します。

    使用LU数:

    使用するLUの数を1~4で指定します。

    プリンタLU:

    プリンタエミュレータを使用する場合はチェックボックスをチェックします。

    【WSMGR for Web External】

    本機能は利用できません。

    エミュレータモード:

    「6680エミュレーション」の場合は「6685プリンタ」、「LBP114プリンタ」または「6671プリンタ」から選択し、「3270エミュレーション」の場合は「3270プリンタ」を指定します。

    注意

    WSMGR LBPサポートがインストールされていない場合は「LBP114プリンタ」、「6671プリンタ」を選択することはできません。

    表示スタイル:

    「ブラウザの中でエミュレータを表示」または「フレームウィンドウでエミュレータを表示」を指定します。「フレームウィンドウでエミュレータを表示」指定した場合、ブラウザの種類や設定によって、ブラウザのタブ上に表示される場合があります。

    表示後に接続先の一覧を閉じる:

    エミュレータを表示後に接続先の一覧画面を閉じます。「フレームウィンドウでエミュレータを表示」の場合に設定できます。

  3. [次へ]をクリックします。
    通信設定を行います。

    IPバージョン:

    接続に使用するIPプロトコルのバージョンを指定します。

    • IPv4:IPv4プロトコルを使用して接続します

    • IPv6:IPv6プロトコルを使用して接続します

    • 自動選択 IPv4 優先:IPv4プロトコルを使用して接続します、IPv4での接続に失敗した場合はIPv6プロトコルを使用して接続します

    • 自動選択 IPv6 優先:IPv6プロトコルを使用して接続します、IPv6での接続に失敗した場合はIPv4プロトコルを使用して接続します

    注意

    IPバージョンに自動選択を指定した場合、優先されるIPバージョンにしたがってシステムによる名前解決(DNS、WINS、NetBIOSなどの設定による)を行います。名前解決に失敗した場合に非優先のIPバージョンを使用して接続を試みます。

    接続先相手名/IPアドレス:

    接続先を特定するための情報(ホスト名、コンピュータ名、IPアドレスまたはIPv6アドレス)を半角1~64文字以内で指定します。IPアドレスは192.0.1.1のようにエントリを「.」(ドット)で区切った形式で指定します。IPv6アドレスはfec0:0:0:0:0:5efe:C000:101のように「:」(コロン)で区切られた形式で指定します。またfec0::5efe:C000:101のようにIPv6アドレス中にある0を省略した2重コロン(::)での指定も行えます。

    ポート番号:

    接続先のポート番号を0~65535の範囲で指定します。

    接続先種別:

    接続先種別を次の中から選択します。

    • GS/SURE

    • UXP/DS

    • FNA Server

    • NETSTAGE/FIC

    • Solaris

    • SNA Server

    • OCSII

    注意

    SNA Serverは「Microsoft Host Integration Server」の一機能です。

    HTTPトンネリング接続:

    HTTPプロトコルを使用して端末とWebサーバ間を通信する場合は、チェックボックスをチェックします。

    TN3270E接続:

    接続相手がTN3270Eをサポートしており、TN3270Eで接続する場合は、チェックボックスをチェックします。(端末タイプが3270の場合のみ有効)

    ディスプレイLU:

    ディスプレイLUの設定をします。

    端末タイプ:

    接続先に登録されている端末タイプを半角で1~250文字以内で指定します。
    FNA Serverでは、定義済みの端末タイプとして以下のものがあります。
    ・FUJITSU-6680-00
    ・FUJITSU-6650-00

    LU名:

    接続先のLUを特定するLU名を半角換算で249文字以内で指定します。この項目は省略できます。
    「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角換算で1~250文字以内になるよう設定してください。LU名設定の可否および実際の動作は、通信相手の仕様により異なります。
    複数のLUを使用する場合は、LUごとにLU名を設定できます。

    プリンタLU:

    プリンタLUの設定をします。

    端末タイプ:

    接続先に登録されている端末タイプを半角で1~250文字以内で指定します。
    FNA Serverでは、定義済みの端末タイプとして以下のものがあります。
    ・FUJITSU-6677

    LU名:

    接続先のLUを特定するLU名を半角換算で249文字以内で指定します。この項目は省略できます。
    「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角換算で1~250文字以内になるよう設定してください。LU名設定の可否および実際の動作は、通信相手の仕様により異なります。

  4. [次へ]をクリックします。
    確認の画面が表示されます。
    設定内容を変更する場合は[戻る]をクリックして正しい内容に変更します。

  5. 設定内容を確認し[完了]をクリックします。
    関連付けを行ったユーザ、またはグループの接続アイコン情報の中に新しい接続アイコンが作成されます。

参考

  • 作成した接続アイコンにエミュレータの接続情報を設定する場合は、接続アイコンを選択し、[プロパティ]ボタンをクリックしてください。
    (→「8.2.11 接続のプロパティ」参照)

  • 管理ツールの操作ボタン「コピー」・「貼り付け」などを利用することにより、作成済みの接続アイコンを他のユーザやグループでも利用可能なように複製できます。