ロードコマンド、資源管理コマンド、資源管理常駐プロセス、およびカテゴリ定義コマンドは、実行時または運用中に異常が発生した場合に動作ログにメッセージを出力します。また、動作ログを使用することで資源管理の運用情報を取得でき、異常が発生した場合に動作ログから異常となった原因を早期に特定できます。
動作ログは、デフォルトではOSのシステムログファイルに出力されます。
OSのシステムログファイル以外に出力する場合は、資源管理動作環境定義ファイルのDE_USEDSYSLOGパラメタに“N”を指定して、資源管理動作環境定義ファイルのDE_SYSLOGFILEパラメタおよびDE_SYSLOGMAXパラメタにログファイルの保存先と切替契機となるファイルサイズを指定します。
切替が行われると動作ログは以下のようなファイル名となり、旧世代の動作ログが保存されます。
使用中の動作ログのファイル名 :DE_SYSLOGFILEパラメタで指定したファイル名
旧世代前の動作ログのファイル名 :[動作ログのファイル名][ログが切り替わった日時]
注意
資源管理の動作ログをシステムログファイル以外に出力する場合、旧世代の動作ログは削除されずに新しいファイルが作成されます。
ログの切替が発生したことを示すメッセージは出力されないため、出力先のディスク枯渇が発生しないように定期的に旧世代の動作ログファイルを削除してください。