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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.2 データ抽出エージェント/データ抽出セルの動作情報

データ抽出エージェントでは、運用中に異常が発生した場合、システムログにメッセージを出力します。また、動作ログを使用することで、データ抽出セルの運用情報を取得でき、異常が発生した場合、動作ログから異常となった原因を早期に特定できます。

また、データ抽出セルの動作ログには、データ抽出セル固有の情報が出力されます。

動作ログを採取する場合は、データ抽出エージェント動作環境定義ファイルのLogFileFolderパラメタおよびLogFileSizeパラメタを指定します。

動作ログはLogFileSizeパラメタで指定されたサイズに達したとき、ログファイルの切替を行います。

切替が行われると、動作ログは以下のようなファイル名となり、1世代前の動作ログが保存されます。


データ抽出エージェントの場合
データ抽出セルの場合

注意

動作ログは2世代をサイクリックに使用します。なお、データ抽出エージェントの動作ログファイルの切替が発生したとき、データ抽出セルサーバのシステムログには以下のメッセージが出力されて、ログの切替が発生したことを通知します。

shnde: INFO: 10024: Log file has been switched. type = process. (DECellAgent) [decellsvr]

LogFileFolderパラメタを省略した場合、デフォルトの出力先に動作ログが出力されます。

LogFileSizeパラメタに0を指定した場合、動作ログは取得されません。


注意

データ抽出セルの動作ログファイルに切替が発生した場合は、上記の切替メッセージは出力されません。