資源管理の運用情報は、制御サーバセットにて、iiscatコマンドを実行することにより取得できます。
カテゴリ名、蓄積データファイルのファイル名およびCPMキーの値など、資源管理の詳細な情報が取得できるため、以下のような運用作業に役立ちます。
本コマンドにより、格納済みの蓄積データファイルのファイル名が分かります。
これにより、不要なファイルの検出やバックアップに必要なファイル名の確認が行えます。
本コマンドにより、格納済みのファイルに設定されたCPMキー値の範囲が分かります。
このCPMキーの情報を使って、効果的な抽出条件を作成できます。
以下に、iiscatコマンドの実行例を示します。
例1) カテゴリ“SAMPLE”に対して、特定の更新日付のデータを表示する場合
iiscat -m FILE -o /tmp/check_list1.csv -c SAMPLE -d 2010/01/01-2010/01/31 <Enter> |
出力レベルを省略すると、0が指定されたものとみなします。
例2) カテゴリ“SAMPLE”に対して、必要な項目だけを表示する場合
iiscat -m FILE -o /tmp/check_list2.csv -c SAMPLE -i FileName,DirectoryPath <Enter> |
指定した順に出力されます。指定できる項目は“表4.7 iiscatコマンドの表示項目”を参照してください。
例3) カテゴリ“SAMPLE”に対して、すべての項目を表示する場合
iiscat -m FILE -o /tmp/check_list3.csv -c SAMPLE -l 2 <Enter> |
出力項目は“表4.7 iiscatコマンドの表示項目”を参照してください。
以下に、例3)で出力されるファイル(/tmp/check_list3.csv)の例を示します。
[Category],[DirectoryPath].[FileName],[CPMS1],[CPME1],[CPMS2],[CPME2],・・・,[CPMS8],[CPME8], [Status],[Record],[ExclusiveNo],[ExclusiveDate],[RegistDate],[KeepTimeLimit],[DeleteDate],[UpdateDate], [BkDirectoryPath],[BkFileName],[AtDirectoryPath],[AtFileName],[AtBkDirectoryPath],[AtBkFileName]
[ ]は表示されません。
例1) カテゴリ“SAMPLE”に対して、特定の更新日付のデータを表示する場合
iiscat -m FILE -o C:\tmp\check_list1.csv -c SAMPLE -d 2010/01/01-2010/01/31 <Enter> |
出力レベルを省略すると、0が指定されたものとみなします。
例2) カテゴリ“SAMPLE”に対して、必要な項目だけを表示する場合
iiscat -m FILE -o C:\tmp\check_list2.csv -c SAMPLE -i FileName,DirectoryPath <Enter> |
指定した順に出力されます。指定できる項目は“表4.7 iiscatコマンドの表示項目”を参照してください。
例3) カテゴリ“SAMPLE”に対して、すべての項目を表示する場合
iiscat -m FILE -o C:\tmp\check_list3.csv -c SAMPLE -l 2 <Enter> |
出力項目は“表4.7 iiscatコマンドの表示項目”を参照してください。
以下に、例3)で出力されるファイル(C:\tmp\check_list3.csv)の例を示します。
[Category],[DirectoryPath].[FileName],[CPMS1],[CPME1],[CPMS2],[CPME2],・・・,[CPMS8],[CPME8], [Status],[Record],[ExclusiveNo],[ExclusiveDate],[RegistDate],[KeepTimeLimit],[DeleteDate],[UpdateDate], [BkDirectoryPath],[BkFileName],[AtDirectoryPath],[AtFileName],[AtBkDirectoryPath],[AtBkFileName]
[ ]は表示されません。
以下に、iiscatコマンドで表できる全項目と説明を示します。
出力項目 | 説明 | 出力レベル | ||
---|---|---|---|---|
0 | 1 | 2 | ||
(1) Category | カテゴリ名 | ○ | ○ | ○ |
(2) DirectoryPath | 蓄積データファイルの格納されたディレクトリ | ○ | ○ | ○ |
(3) FileName | 蓄積データファイルのファイル名 | ○ | ○ | ○ |
(4) CPMS1~CPMS8 | CPMキー値の最小値 | ○ | ○ | ○ |
(5) CPME1~CPME8 | CPMキー値の最大値 | ○ | ○ | ○ |
(6) Status | 蓄積データファイルの状態 | ○ | ○ | ○ |
(7) Record | 管理レコードの状態 | ○ | ○ | ○ |
(8) ExclusiveNo | データ格納時に払い出された排他獲得番号 | - | ○ | ○ |
(9) ExclusiveDate | 排他獲得番号を獲得した日時 | - | ○ | ○ |
(10) RegistDate | 蓄積データファイルを格納した日時 | - | ○ | ○ |
(11) KeepTimeLimit | 蓄積データファイルの保存期限 | - | ○ | ○ |
(12) DeleteDate | 蓄積データファイルを削除した日時 | - | ○ | ○ |
(13) UpdateDate | 蓄積データファイルを更新した日時 | - | ○ | ○ |
(14) BkDirectoryPath | バックアップ蓄積データファイルの格納先ディレクトリ | - | - | ○ |
(15) BkFileName | バックアップ蓄積データファイルのファイル名 | - | - | ○ |
(16) AtDirectoryPath | 蓄積添付ファイルの格納先ディレクトリ | - | - | ○ |
(17) AtFileName | 蓄積添付ファイルのファイル名 | - | - | ○ |
(18) AtBkDirectoryPath | バックアップ蓄積添付ファイルの格納先ディレクトリ | - | - | ○ |
(19) AtBkFileName | バックアップ蓄積添付ファイルのファイル名 | - | - | ○ |
○:出力されます。
-:出力されません。