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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 運用ガイド
FUJITSU Software

3.3 個別データの削除

dccdeleteコマンドは、削除対象となるファイル名または削除対象となるファイルが保存されているディレクトリ名を直接指定することで、個別にデータを削除できます。

誤ったデータを格納してしまった場合やバックアップ蓄積データファイルだけを削除したい場合などに使用します。


カテゴリ“cat1”から“delList.txt”ファイルに記載されているファイルをバックアップ蓄積データファイル含めて削除する

Linuxdccdelete mode=dfi cat_name=cat1 de_file_list=/DATA/delList.txt bak_flag=y refer_flag=y <Enter>
Windowsdccdelete mode=dfi cat_name=cat1 de_file_list=C:\DATA\delList.txt bak_flag=y refer_flag=y <Enter>

Linux/DATA/backupディレクトリに保存されているバックアップ蓄積データファイルだけを削除する

dccdelete mode=dfi cat_name=cat1 make_dir=/DATA/backup/ bak_flag=o <Enter>

WindowsC:\DATA\backupディレクトリに保存されているバックアップ蓄積データファイルだけを削除する

dccdelete mode=dfi cat_name=cat1 make_dir=C:\DATA\backup\ bak_flag=o <Enter>

注意

bak_flagを“y(削除する)”に設定すると、カテゴリ定義に関わらずバックアップ蓄積データファイルが削除されます。

refer_flagを“y(削除する)”に設定すると、設定された保存期限に関わらず強制的に削除が実行されます。

dccdeleteコマンドは利用者に削除の確認は行わないため、個別データの削除を実行する場合は、ファイルおよびオプションの指定に十分注意してください。


参照

dccdeleteコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。