バックアップ領域から保存先領域に蓄積データファイル、蓄積添付ファイルをコピーすることでリカバリを行います。
Interstage Information Storageにはバックアップ先から対象となるファイルを自動的にリカバリする機能はありません。
リカバリを行う場合は次の点に注意してください。
蓄積データファイルとバックアップ蓄積データファイルの対応関係
蓄積データファイルとバックアップ蓄積データファイルの対応関係は、不整合検出コマンド(dcccheck)の実行結果やiiscatコマンドで確認できます。
ファイル名の変更
カテゴリ定義の“プレフィックス”に蓄積データファイルとバックアップ蓄積データファイルで異なる値を設定している場合は、リカバリするときに必ずバックアップ蓄積データファイルのプレフィックス部を変更してください。
バックアップ領域とリカバリ先ディレクトリの対応関係
カテゴリの定義やファイル登録時のオプションによっては、バックアップ先ディレクトリやリカバリ先ディレクトリが複数存在します。
誤ったディレクトリに蓄積データファイル、蓄積添付ファイルをリカバリしないように異常終了したときのログや不整合検出コマンド(dcccheck)の実行結果からバックアップ領域とリカバリ先ディレクトリの対応関係を把握したうえで実行してください。
参照
不整合検出機能の詳細は“不整合の検出”を参照してください。