カテゴリ定義機能は、カテゴリ定義画面とカテゴリ定義コマンドから構成されています。
カテゴリの追加・編集・削除を行うGUIツールです。クライアントPC上で動作します。
カテゴリ定義画面が出力した、カテゴリ定義ファイルの内容を資源管理に適用するコマンドです。
カテゴリ定義コマンドを実行することで、カテゴリ定義画面で行った操作が資源管理に適用されます。
カテゴリ定義画面の内容と実際の定義に不整合が発生しないよう、カテゴリ定義機能は定義した内容のバージョン管理を行っています。
カテゴリ定義機能は、初回のセットアップ時に適用される定義をバージョン1として、以後はカテゴリ定義ファイルが作成されるたびに定義のバージョンをあげて管理します。過去のバージョンに戻って、カテゴリ定義ファイルを作成しなおすことはできません。
カテゴリ定義ファイルには、以前のバージョンからの変更点だけが出力されます。
したがって、以下の図に示すように、バージョン3だけを資源管理に適用することはできません。
図1.6 カテゴリ定義ファイルの実行順序
カテゴリ定義コマンドを実行する前にカテゴリ定義ファイルの誤りを見つけても、必ず先に作成しているカテゴリ定義ファイルを適用してください。