RDB構成パラメタファイルの実行パラメタの意味について説明します。
資源管理の管理領域に対するRDBディレクトリファイルの配置先を絶対パスで定義します。
資源管理を起動するユーザーおよび資源管理コマンドを実行するユーザーには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。本パラメタは省略できません。
ポイント
RDBDIRSPACE1には、資源管理の資源をローデバイス上に配置する場合でも、ファイルシステム上の絶対パスを指定してください。
RDBディクショナリに対するに対するRDBディレクトリファイルの配置先を絶対パスで定義します。
資源管理を起動するユーザーおよび資源管理コマンドを実行するユーザーには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。本パラメタは省略できません。
ポイント
RDBDIRSPACE2には、資源管理の資源をローデバイス上に配置する場合でも、ファイルシステム上の絶対パスを指定してください。
RDBLOG
ログバッファの個数を指定します。ログバッファにはBIログバッファ数とAIログバッファ数があります。
下のとおり設定してください。本パラメタは省略できません。
RDBLOG = BIログバッファ数, AIログバッファ数
Interstage Information Storageでは、BIログバッファ数とAIログバッファ数ともに512固定とします。
RDBCORE
資源管理で異常が発生した場合の、ダンプ出力先ディレクトリ名を絶対パスで定義します。
資源管理を起動するユーザーおよび資源管理コマンドを実行するユーザーには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。
出力されるダンプの大きさは資源管理が使用するメモリ量となります。ダンプ出力先ディレクトリには、出力されるダンプを格納するために十分な空きを用意してください。本パラメタは省略できません。
ダンプ出力先ディレクトリのサイズについては、“資源情報管理サーバのファイル・ディレクトリサイズ見積もり式”を参照してください。
RDBEXTMEM
資源管理がプロセス外との情報交換のために使用する共用メモリの量を指定します。単位はキロバイトです。以下のとおり設定してください。
1024 + MAX_CONNECT_SYS × 39 + ロードコマンドや資源管理コマンドの同時実行数 ×11
本パラメタを省略した場合、13208が指定されたものとみなします。
ログ管理ファイルの配置先のローデバイスまたはディレクトリを絶対パス名で記述します。
ディレクトリを指定する場合、資源管理を起動するユーザーおよび資源管理コマンドを実行するユーザーには、指定するディレクトリへの書込み権が必要です。本パラメタは省略できません。
RDBREPORT
資源管理が出力するエラー事象のメッセージやインフォメーションを出力するファイルのディレクトリを絶対パスで定義します。このパラメタを指定しない場合、エラー事象のメッセージやインフォメーションが残らないので、エラー調査のために、必ず指定してください。また、資源管理を起動するユーザーおよび資源管理コマンドを実行するユーザーには、指定するディレクトリへの書き込み権が必要です。本パラメタは省略できません。
資源管理は、このディレクトリに以下のファイルを作成し、満杯を契機に循環利用します。
iisrdb.log
カレントのメッセージログファイル
iisrdb.old
1世代前のメッセージログファイル
RDBSQLENV
システム用の動作環境ファイル名を指定します。資源管理を起動するユーザーおよび資源管理コマンドを実行するユーザーには、指定するファイルへの書込み権が必要です。
Interstage Information Storageでは、格納先を/opt/FJSVrdb2b/etc/iis_fssqlenv固定とします。本パラメタは省略できません。
本パラメタは省略できません。
RDBPRJCODE
資源管理が使用するIPCキーの最上位1バイトを指定します。
Interstage Information Storageでは、値を0xde固定とします。本パラメタは省略できません。
RDBSYSTEMID
資源管理に与えるIDを指定します。
Interstage Information Storageでは、値を19固定とします。本パラメタは省略できません。
RDBREPORTSIZE
資源管理運用ログファイルのサイズを指定します。単位はバイトです。本パラメタを省略した場合、10485760が指定されたものとみなします。