“2.3.1 資源管理のディスク設計2.3.2 資源管理のディスク設計”で設計したパラメタについて、RDB構成パラメタファイルの編集を行います。
RDB構成パラメタファイルの格納先は以下のパスになります。
/opt/FJSVrdb2b/etc/iisrdb.cfg
<SymfowareServerの制御ファイルの格納先ディレクトリ>\RDB\ETC\iisrdb.cfg
参照
RDB構成パラメタファイルの詳細は、“B.7 RDB構成パラメタファイルのパラメタ”を参照してください。
“2.4.1 資源管理のコネクション数の設計”で設計したパラメタについて、システム用動作環境ファイルの編集を行います。
システム用動作環境ファイルの格納先は以下のパスになります。
/opt/FJSVrdb2b/etc/iis_fssqlenv
<SymfowareServerの制御ファイルの格納先ディレクトリ>\RDB\ETC\iis_fssqlenv
参照
システム用動作環境ファイルの詳細は、“B.8 システム用動作環境ファイルのパラメタ”を参照してください。
以下のコマンドを実行して、テンポラリログファイルを作成してください。
rdblog -G -t -c 20M [テンポラリログ保存先] -in -in [BIログ量] [AIログ量]
[トランザクションエントリ数] <Enter>
参照
ログ量とトランザクションエントリ数の詳細は“2.3.1.1 資源管理の資源”を参照してください。
ポイント
テンポラリログ保存先には、共用ディスク以外のローデバイス上またはファイルシステム上の131バイトまでの絶対パスを指定してください。
以下のコマンドを実行して、テンポラリログファイルが正しく表示されることを確認してください。
rdblog -V -t <Enter>
アーカイブログファイルの容量には、運用形態、資源管理の更新量、資源のバックアップ周期が関係します。
以下のコマンドを実行し、アーカイブログファイルを作成してください。
rdblog -G -a [アーカイブログ保存先(1面)] [アーカイブログ容量] <Enter> rdblog -U -a [アーカイブログ保存先(2面)] <Enter> rdblog -U -a [アーカイブログ保存先(3面)] <Enter>
参照
アーカイブログ容量は“2.3.1.1 資源管理の資源”を参照してください。
ポイント
アーカイブログ保存先には、共用ディスク以外のローデバイス上またはファイルシステム上の131バイトまでの絶対パスを指定してください。
注意
アーカイブログファイルが満杯になると、資源管理が自動的に切替えますが、すべてのアーカイブログファイルが満杯になると、空きができるまで運用を停止してしまいます。
用を停止した場合には、アーカイブログのバックアップを行うことで運用を再開できます。
アーカイブログの切替えとバックアップの詳細は、“運用ガイド”の“資源管理のバックアップ”を参照してください。
以下のコマンドを実行して、アーカイブログファイルが正しく表示されることを確認してください。
rdblog -V -a <Enter>
RDBディクショナリは、rdbcrdicコマンドの実行時に、ローデバイス名またはファイル名を指定して作成してください。RDBディレクトリファイルは、“2.3.1.1 資源管理の資源”で設計したディレクトリに、DIR_FILE1、DIR_FILE2というファイル名で自動的に作成されます。
例
ローデバイス版の資源管理を構築する場合
以下のコマンドを実行してください。
rdbcrdic -r [RDBディクショナリ保存先] -a 512M -du 1024M <Enter>
ファイルシステム版の資源管理を構築する場合
以下のコマンドを実行してください。
rdbcrdic -f [RDBディクショナリ保存先(ファイル名含む)] -c 1024M -a 512M -du 1024M <Enter>
ポイント
RDBディクショナリ保存先には、共用ディスク以外のローデバイスまたはファイルシステム上の255バイトまでのファイル名を絶対パスで指定してください。