資源管理機能がカテゴリごとにデータの内容を管理するための情報であるCPMキーを設計します。
CPMキーの設定は任意ですが、データの抽出性能が向上するので、設定することを推奨します。
CPMキーを設定した場合、検索対象となるファイルを絞り込めるので、大量データの場合でも抽出性能を向上できます。
CPMキーは、1つのカテゴリにつき、最大8個まで設定できます。データの抽出条件に指定する頻度の高い項目をCPMキーとして設定すると、より効果的です。
たとえば、2010年1月1日~2010年9月30日の月ごとのファイルが管理されており、1月から3月のデータを検索したいという要件があったとします。
この場合、CPMキーとして「月度」を設定します。
図2.2 CPMキーの設定例
CPMキーありの場合は、抽出条件に「月度が1月度から3月度」を指定することで、抽出対象とする蓄積データファイルを自動的に絞り込むことができます。
CPMキーなしの場合は、全ファイルを検索するので、CPMキーありと比べて検索に時間がかかり、抽出性能が下がります。
参照
CPMキーの考え方については、“解説書”の“CPMキー”を参照してください。