Interstage Information Storageに格納する蓄積データ、抽出結果の格納先ディレクトリについて以下の表に示します。
格納するファイル名 | 領域の設計指針 | 配置先のサーバセット |
---|---|---|
蓄積データファイル | カテゴリ定義時に領域を定義、またはロードコマンド実行時のパラメタとして領域を指定します。 | 共用ディスク |
バックアップ蓄積データファイル | カテゴリ定義時に“バックアップを取得する”設定を行った場合、カテゴリ定義時に領域を定義する必要があります。 | |
蓄積添付ファイル | 入力添付ファイルを格納する場合、ロードコマンド実行時のパラメタとして領域を指定します。指定した領域配下に2階層のディレクトリを自動的に作成し、蓄積添付ファイルは作成したディレクトリ配下に格納されます。 | |
バックアップ蓄積添付ファイル | 入力添付ファイルを格納する場合、ロードコマンド実行時のパラメタとして領域を指定します。指定した領域配下に2階層のディレクトリを自動的に作成し、バックアップ蓄積添付ファイルは作成したディレクトリ配下に格納されます。 | |
抽出結果中間ファイル | “2.4.2 抽出制御プロセス・データ抽出セルの設計”の“出力先ディレクトリの設計”を参考にして容量を設計してください。 | |
抽出結果ファイル | データ抽出セルから出力された抽出結果中間ファイルを統合する必要があるため、最大で抽出結果中間ファイルの格納先ディレクトリと同容量が必要となります。 | IISクライアント |
注意
蓄積添付ファイルとバックアック蓄積添付ファイルの格納先領域をロード時に指定しない場合、蓄積データファイルおよびバックアップ蓄積データファイルの格納先領域へ格納します。
格納先のディスク容量が不足しないように、十分な領域を確保してください。
Interstage Information Storageでは、データの格納・抽出のために、各サーバセット間でファイルの共有を行う必要があります。各サーバセットが共有する必要のあるファイルについて、以下の表を参照して出力先領域を設計してください。
サーバセット名 | 蓄積データ | バックアップ | 蓄積添付 | バックアップ | 抽出結果 | 抽出結果ファイル |
---|---|---|---|---|---|---|
制御サーバセット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
抽出サーバセット | ○ | ○ | ||||
IIS クライアントセット | ○ | ○ | ● | |||
ロードサーバセット | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
共用ディスク | ● | ● | ● | ● | ● |
●:配置先
○:共有する